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「歴史」 一覧

物語 フィリピンの歴史―「盗まれた楽園」と抵抗の500年のレビュー【書評】

フィリピンには、なぜ貧困がはびこっているのか? サントニーニョの起源はいつか? スペインやアメリカのフィリピン支配は、どのようなものだったのか? 日本軍がアメリカ領フィリピンに侵攻した時、どのような状況だったのか? フィリピンの近代史は、ど ...

蘭学事始のレビュー【書評】

2022/09/13   -書評, 歴史

中学や高校の歴史で、「杉田玄白」と「解体新書」という言葉を習った人は多いはずです。 解体新書とは1774年に出版されたもので、オランダ語で書かれた医学書を日本語に翻訳したものです。 多分、ここまではよく知られている事実だとは思いますが、この ...

ある明治人の記録のレビュー【書評】

2022/03/01   -書評, 歴史

幕末の世情 1810年頃から、大災害だったり外国船が訪れたせいで、治安が悪くなっていたようです。 されど余が生まれたる安政六年(一八五九年)を去ること三、四十年の以前より、しばしば大飢饉、百姓一揆、浪人騒擾のほか、外国の侵攻、強要、暴行など ...

日本人のお金に関する感覚は江戸時代の武士に由来している

2022/02/21   -書評, 歴史

武士は、堂々と買い物に行かない 中津藩(今の大分県中津市)では、武士の子は買い物には行かなかったそうです。 でも西郷隆盛は、小さい頃に買い物をしていました。 同じ九州でも、薩摩藩(今の鹿児島県)と中津藩では慣習が違ったようです。 武士の子供 ...

不思議の国のバードのレビュー[1-2巻]【書評】

この本が書かれた理由 まず最初に、この本に込められたある想いを紹介します。 この本はイギリス人の「滅びゆく文明の記録を残しておきたい」という想いもあって、作成されました。 この本のお陰で、外国人から見た明治時代の記録が残っています。 その想 ...

ソ連崩壊とは何だったのか?のレビュー【書評】

2022/01/31   -書評, 歴史

一般市民は外貨を持てなかった 一般市民が外貨を所持することは、不法投棄とみなされ、逮捕の対象となった。 外貨を持つことが禁止されたら、国民は自分達の資産を守ることができません。 これは割と怖い話です。 最近だと、トルコで通貨安が話題になって ...

秘密の町の少女アセリのレビュー(ソ連が崩壊した時の話)【書評】

2022/01/31   -書評, 歴史

ソ連では税金がなかった ソ連では、税金という制度はなく、教育と医療と住宅は無料だった。 学校に払う学費というものは存在しないし、病院にはお会計の窓口がない。 そして、家は国から支給される。 だから、ソ連人には「家賃を払う」とか「不動産を売買 ...

不死身の特攻兵のレビュー【書評】

2021/02/10   -書評, 歴史, 漫画

みなさんは特攻隊について、どれぐらいご存知ですか? ひょっとしたら、今の日本人の中には、80年前に日本とアメリカが戦争をしたことを知らない人達がいるかもしれません。 80年前、日本はアメリカと戦争をして、日本は特攻隊という部隊を作りました。 ...

日本の歴史を学びたい人におすすめの漫画

2019/11/15   -書評, 歴史

全時代の歴史 角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 卑弥呼の時代から第二次世界大戦の終わりまでをザックリと知りたいならば、このシリーズを読むのが一番、頭に入ってくると思います。 浅く広くという感じです。 南北朝時代(1300年代) 太平記 鎌 ...

江戸時代に金が国外に流出した理由と攘夷のキッカケ【日本はハリーに騙された】

2019/10/27   -ポエム, 書評, 歴史, 社会

江戸時代の幕末には、突然、発生した攘夷という概念 日本人は歴史の授業で、「攘夷」「生麦事件」という単純化されたキーワードと物語について習います。 それらの2つは、「鎖国を続けていた日本人は、外国人のことが嫌いなので、外国人を斬り殺す」という ...

からくり儀右衛門は江戸時代の凄腕ハッカー【東芝の創始者】

2018/09/20   -ポエム, 書評, 歴史

からくり儀右衛門とは からくり儀右衛門は、本名を田中久重(ひさしげ)と言います。 1799年生まれの江戸時代の技術者で、東芝の創始者でもあります。 天才的なからくり人形師で、様々な製品を開発しました。 技術に対して深い知識をもち、数々の技術 ...

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