また、その質問に対して、どのように応えればいいでしょうか?
記事の内容
質問の内容は、その人のレベルと経験によって違います。
この記事では、技術的な質問以外を説明します。
面接官が確認したいこと
まずは質問に関係なく、面接管が応募者の確認したいポイントを説明します。
面接官が確認したいこと!
- 会話のキャッチボールがきちんとできる人かどうか
- 長期就業する気があるかどうか
- 向上心があるかどうか
- やり切る力があるかどうか
会話のキャッチボールがきちんとできる人かどうか
相手に言われたことに対して、きちんとした受け答えをしましょう。
また、自分からも何かを発言することも大事です。
コミュニケーション能力は、チームで仕事をする時に大事なことです。
長期就業する気があるかどうか
10年以上の長期就業をすることが大事だとは思いませんが、会社側としては、3ヶ月や1年で従業員に辞められたら迷惑です。
今のIT業界で、エンジニアに10年以上を一社に勤めることを期待している会社は、少ないとは思いますが、ある程度の期間は働く意思を見せましょう。
向上心があるかどうか
IT業界は、最も進化の早い業界です。
そこで、向上心が求められることは当然だと言えます。
でも、口だけでは逆にマイナス印象になります。
自分が実際に追いかけている技術を話すことがベストです。
新しい技術を追いかけてコミットしている姿勢は、好印象になるはずです。
やり切る力があるかどうか
いくら新しい言語やトレンドを知っていたとしても、仕事をやり切れる人でなければ、会社側には意味がありません。
「Golangを知っている」「AWSを知っている」もいいのですが、それとは別に、自分が成果を出したプロジェクトについても言及しましょう。
よくある質問と回答例
志望動機について
素直に、自分の想いを伝えましょう。
志望動機を書くことが苦手だという方もいるかもしれません。
そういった人のために、この記事では志望動機の書き方についてふれています。
言い方や伝え方は別にしても、自分の中で自然に志望動機がスラスラと出てこない会社には、応募することは止めておきましょう。
例えば待遇がよいからといって、ゲームを嫌いな人が、ゲーム会社に入社しても仕方がありません。
面接官が確認したいこと!
- この会社に愛社精神を持てそうか
- 仕事で成果を出せそうか
今までの職歴・経歴について教えてください
職務経歴書の書き方については、この記事に書きました。
それに沿った形で説明をしましょう。
面接官に、「募集している仕事の中で働くイメージ」を持ってもらえることが大事です。
面接官が確認したいこと!
- 募集しているポジションと応募者のスキルセットがマッチしているかどうか
これまで、一番苦労したプロジェクトについて教えてください。
素直に、自分がやってきたことを伝えましょう。
苦労した点と、それをどう乗り越えたのかをセットで話しましょう。
こちらも職務経歴書に沿った形で説明しましょう。
面接官が確認したいこと!
- 応募者が、何を苦労に感じて、それにどう対応したかの確認
今後、どんな仕事をしていきたいですか?
この質問に対しては、以下のようにボカして返答してもいいと思います。
「でも、〜〜〜。」
御社では、どういった仕事ができそうですか?
「〜〜〜」は、自分がやりたいことに置き換えて下さい。
例えば、「でも、常に現場に関わって、手を動かし続けたいと思います。」とかでもいいと思います。
「具体的に、やりたいことを説明しなさい」と言っているサイトもありますが、私はそうは思いません。
なぜならば、数年後には、使われている技術は変わっている可能性が高いからです。
もし、2008年ぐらいに「ガラケー開発をやりたい」と言っていたら、数年後にはガラケー開発は無くなっています。
(当時、ガラケー開発はものすごく人気でした。)
また、2010年ぐらいに「データセンターでサーバー管理をしたい」と言っていたら、数年後にはその仕事は、ほとんど無くなっていました。
なぜなら、今ではAWSなどを使ったクラウドでの開発が一般的だからです。
面接官によっては、「じゃあ、その技術がなくなったら、どうしますか?」と尋ねてくる人もいます。
その時に特定の技術などに焦点を当てていると、返答に困ってしまいます。
そのため具体的な何かを例に出して、キャリアプランを伝える必要はありません。
将来のことはわからないと伝えた上で、抽象的な回答をしましょう。
ただ、技術革新の早さについても合わせて説明した方が、相手により伝わりやすそうです。
一方で、「どういう変化があっても、私は変化についていける人間です。」と伝えることは重要です。
そこはシッカリと相手に伝えましょう。
あとは、自分の質問である「御社では、どういった仕事ができそうですか?」から、話を膨らませていくと、有意義な面接になりそうです。
面接官が確認したいこと!
- 将来、応募者が会社で何をやっていきたいと思っているか
- 会社に長く勤めてくれそうかどうか
最近、どういった技術に関心がありますか?
応募先に関連するような技術について、あらかじめ勉強していおいて、それを伝えるのがいいと思います。
応募先が使っている技術については、求人をみればわかります。
そこで、DockerやAWSを使っていれば、それについて一通り勉強をしてきましょう。
全ての技術を理解しておく必要はありません。
自分がその技術に興味を持てた点と、現状での理解を伝えられたら十分です。
勿論、元々、自分が感心を持っている技術があれば、それについて話すのもいいと思います。
面接官が確認したいこと!
- 応募者は、どれぐらい技術にキャッチアップをしているか
- 口だけでなく、ちゃんと行動ができる人間かどうか
入社後に、弊社でどのように活躍できそうですか?
この質問に対しても、以下のようにボカして返答してもいいと思います。
人間関係が合う合わないとかもありますので。
まずは、与えられたポジションで、シッカリと成果を出したいと思います。
ただ、慣れてきたら、〜〜〜したいと思います。
「〜〜〜」は、自分の状況に置き換えて下さい。
例えば、「リーダー職としてのバリューを出したい」とかでもいいと思います。
将来に関することは、多少は曖昧な返答でも大丈夫です。
ただ、入社してから一歩一歩、地道にやっていく意志はハッキリと伝えましょう。
面接官が確認したいこと!
- 応募者が、どういうビジョンを描いているか
- 応募者のやる気
ご自身の性格面での強みと弱みについて
性格の強みは、3つぐらいは考えておきましょう。
合わせて、それを仕事にどう活かせるかもセットで考えておくべきです。
具体的なエピソードも一緒に説明できると、なおよしです。
具体例をここに書いておきます。
仕事が終わった後や、土日に英語の勉強をして、TOEICで600点を取りました。
そういった努力は、組織にもよい影響を与えるはずです。
そのため、周りからは「お母さん」と呼ばれていました。
チームの雰囲気をよくして、プロジェクトを成功させることには自信があります。
具体的には、ライトニングトーク、シャッフルランチ、Uniposの導入などを提案しました。
Uniposについてはこちらを読んでみて下さい。
性格の弱みは1つで十分です。
でも、合わせて、その弱みをどのようにカバーしたかも伝えるようにしましょう。
以下に具体例を挙げておきます。
マイナス面とプラス面をセットで話せるようにしておきましょう。
ただ、それでは駄目だと思ってSlackで通知機能を使ってMTGの5分前には通知を送るようにしました。
結果として、自分だけでなくMTGに遅れがちな同僚も合わせて、MTGに遅れないようにしました。
面接官が確認したいこと!
- 応募者が、ちゃんと自己分析を出来ているかどうか
休みの日は何をしていますか?
自分の趣味の中で、ウケがよさそうなものを説明して下さい。
それとは別に、休日にも勉強をしていることを伝えましょう。
面接官が確認したいこと!
- 応募者とのコミュニケーションの一貫みたいなものです
面接官への逆質問
面接官には、こんな質問をしよう!
- もし、自分が採用された場合に、自分が働くチームはどんな感じですか?
- みんなの残業時間は、どれぐらいですか?
- エンジニアの評価制度は、どういった感じですか?
- 御社の今後の方向性を教えて下さい。
- 仮に入社させていただけた場合、当面、すぐにやるべき業務を教えて下さい。
また、配属される部署・チームの課題、目標を教えて下さい。 - 御社は、どうしてその言語とフレームワークを選んだのですか?
- ソースコードのリリースフローはどんな感じですか?
- コミュニケーションツールは何ですか?Slackとかですか?
- サーバーはAWS、Azureなどのクラウド系を使っていますか、それともオンプレミスですか?
- ソースコードのレビュー方法はどうしているか?
- テストコードを書いていますか?また、どれぐらいの量を書いていますか?
- ER図やUMLなどは書いていますか?
- 業務で英語は使いますか?
質問は、時間の許す限りするようにしましょう。
話していて、「何か違うかも?」と思うこともあるかもしれませんが、入社後にそれがわかるよりはマシです。
面接であることを忘れて、お互いにイチ技術者として話す方がいいと思います。
まとめ
面接はお互いが理解しあう大切な場です。
応募者だからといって、変に遠慮をする必要はありません。
入社後に後悔のないよう、色々なことを話しましょう。
なお転職を考えている人には、転職エージェントを使うことをオススメしています。
dodaを使うと、「面接のフィードバック」を貰えるという特典がついてきます。
エージェントを使わないで面接をしても、応募者は企業側から、「面接のフィードバック」が貰えないために、いつまで経っても自分の弱点に気付くことができません。。。
残念なことに、そういった駆け出しエンジニアを多くみてきました。
そういった悲劇を起こさないためにも、dodaを利用することを考えてみましょう^^
私に基礎的な面接スキルを教えてくれたのはdodaの担当者でした。
dodaは女性のエージェントが多いせいか、面倒見がよくて相談しやすかったです。
面接が苦手という方は、是非、dodaに相談してみましょう。
転職サービスに登録をして、情報収集をすることは無料なので、安心して使って下さい。
Good with for your engineer life!
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