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エンジニアとして現場で働き続ける理由

更新日:

エンジニア同士で将来の話をした時のことです。
「コードを書き続ける」か「コードを書くことにこだわらない」かのどちらがよいのかという話になったのですが、どちらがよいのでしょうか?

他人の選択に口を挟むつもりは全くありません。
でも、私は絶対にコードを書き続けたいと思います。

本記事の内容

  • 社会からずっと必要とされるエンジニアでいたい
  • どういったエンジニアが会社から必要とされるか?
  • よくいる30代以降の駄目なエンジニア
  • 私の理想とする働き方

社会からずっと必要とされるエンジニアでいたい

私は何歳になっても、社会から必要とされるエンジニアでいたいと思っています。
我々の世代が老人になる頃には、70歳はもちろんのこと、80歳になっても働かないといけないかもしれません。
最近、年金の支給額が70歳に引き上げられる話が国会に出ました。
現時点ですら70歳ですから、30年後には年金の支給年齢は80歳になっていても何らおかしくありません。
その頃になっていても、私はできるだけコードを書き続けたいと思います。
なぜ、そう思うのかといえば、いくつかの理由があります。

一つはコードを書くことが面白いからです。
もう一つの理由は、コードを書いている時は他人と必要以上に争うことがなく、他人を必要以上に傷つけることもないからです。

コードを書かかないと、なぜ他人と争うことになるのか疑問に思う方もいるはずです。
なぜ、私がそう思うのか、順を追って説明していきたいと思います。

求人は主にエンジニアで、たまにCTO

上記の疑問に答える前に、まずは求人情報を見ていきましょう。
私はエンジニアのニーズを知るために、いつも求人に目を通しています。
そうすると、多くの会社ではスキルのあるエンジニアを欲していることがよくわかります。
たまに、エンジニア組織のトップであるCTOの求人もみかけます。
多くの会社が必要としているスキルは、大体、同じです。

  • Linuxの知識がある
  • AWSのようなクラウド環境の知識がある
  • JavaScriptのようなフロント側ができる。
  • サーバーサイドの言語が2つ以上はできる。
  • データベースの知識がある。
  • リーダーシップがある。
  • 英語ができる。
  • 設計ができる。
  • コミュニケーションがとれる。

「コードは書けないけど、マネージメントをする人を募集」といった案件は、まず見かけません。

会社に勤めている時は、「マネージメントできる人が大事」といった声を聞くのにも関わらず、なぜか求人ではマネージメントポジションの人は見かけません。
どうして、こういったことが起きるのでしょうか?

よくいる30代以降の駄目なエンジニア

これから書くことは、IT産業のタブーみたいなものなので、決して上司に伝えてはいけません(笑)
30代エンジニアの傾向をお伝えします。

新しい勉強をすることが億劫になる。
生活にお金が必要になる。
周りから煽てられてプライドが高くなる。

これをグラフにすると、このようになります。

30代以降になると、多くのエンジニアのスキルは下がっていく一方で、プライドは高まり、生活に必要なお金も増えていきます。
こういった人達が溢れかえっているのが、日本のIT企業の現状です。
彼らは、いわゆる老害予備軍で、社内で生き残るために手段を選びません。
人を陥れてでも、社内に残って自分の地位を守ろうとします。
そうして生き残った人達がマネージメントポジションにいます。
これがマネージメントポジションが、求人にはほとんど出てこない理由です。
そして、彼らが「マネージメントは大事」と言うのは完全なポジショントークです。
残念ながら、転職市場において、彼らに価値はありません。

私は何度か社内政治を経験してきました。
そこには生産性を感じられませんでしたし、自分の時間を使いたいとも思いませんでした。
自分の時間は、生産性のあることに使いたいです。

私の目指す働き方

ちなみに、これが私の目指すグラフです。

年をとるにつれて、ある程度のお金が必要になってくるのは仕方がないことです。
でも、プライドを必要以上に高くすることには意味がありません。
ほどほどが一番です。
高いプライドは、重しになって自分自身に返ってくるので、いつのまにか身動きが取れなくなります。
そして、勉強意欲や技術スキルは何歳になっても伸ばしていけるはずです。

私はこの2点にこだわって、生きていきたいと思います。

  • 他人と必要以上に争わない
  • 自分のスキルを伸ばしたい

そのこだわりを達成するために、私はいつまでも現場でコードを書き続けたいと思います。
時代は違えど、生涯エンジニアであった人達が江戸時代にもいました。
私はこういった人達のように生きたいです。

Good luck for your engineer life!

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