エンジニアにとって、勉強すをることは楽しいのでしょうか?
全てのエンジニアが勉強を楽しんでいるとは思いませんが、それでも、よく勉強をしているようには見えます。
私の場合、学生時代はロクに勉強もせずに留年をしましたが、エンジニアになってからは精力的に勉強を始めました。
なぜならば、社会人の勉強は学生時代の勉強とは異なるからです。
この記事では、同じ勉強でも、どう異なるかを説明していきたいと思います。
本記事の内容
- 学生時代の勉強の特徴
- 社会人になってからの勉強の特徴
- まとめ
学生時代の勉強
私は、学生時代は勉強が大嫌いで、バイトの方が好きでした。
そのため、めでたく浪人もして、留年もしましたw
学生時代には、英語を勉強しても使うことはありません。
特に20年ぐらい前にはオンライン英会話なども存在していないので、英語を話す機会は、ほとんどありませんでした。
同様に、情報処理の勉強をしても使い道がありませんでした。
「モンテカルロ法」「ニュートン・ラプソン法」などを習っても、サッパリ、使い道がわかりませんでした。
インプットはするけれども、アウトプットの仕方がわからない状況で、勉強を好きになれる人は、私からすると逆に不思議でなりませんでした。
インプットに偏った勉強方法は、日本の教育の悪癖だと思います。
ちなみに、その2つアルゴリズムは、エンジニアになって10年以上たちますが、未だに実務で使ったことはありません。。。
学生時代の勉強の特徴は、以下のような感じになります。
- 暗記中心。試験でggrことはできない。
- 勉強したことを試験以外に、いつ使うかわからない。
- 勉強しても、それらしいメリットがない。
社会人になってからの勉強
そんな勉強嫌いの私でしたが、社会人になってからは少しづつ勉強を始めました。
その理由は以下の通りです。
自分の力不足を感じる
普段、業務をしていると、自分の力不足と無力さをよく感じます。
そうすると悔しくなって、「どうやったら、あの問題を解決できるだろうか?」「どうやったら、もっと効率よくコードを書けるのか?」という思いにかられ、勉強をしたくなります。
アウトプットの場が具体的に見えるからこそ、感じられる想いですね。
資格を取っておくと、たまに役立つ
IT業界で、資格を重視する人は、少数派かもしれません。
確かに資格は、すぐに実務を助けるものではありません。
でも、資格で重箱の角をつつくような勉強をしていると、たまに実務で役立ちます。
「そういえば、あんなやり方があったな!」とフトした時に閃きます。
また、就職時に資格が評価されることもあります。
「Linuxの知識(LinuC leve 1程度の知識)が必要」と書かれている求人票も見掛けます。
そのため、私は資格の勉強をみんなにオススメしています。
英語を勉強しておくと、たまに役立つ
日本の企業で働いていると、英語を使うことは、ほとんどありません。
英語のドキュメントを読むことは、Google翻訳で大体は、こと足ります。
Google翻訳の精度は、TOEICに換算すると700点ぐらいです。
そうすると、ほとんどの日本人技術者より、Google翻訳の方が優秀なことは間違いありません(笑)
そんな風に、あまり役に立たないように思える英語ですが、なぜか転職活動の時には役立ちます。
過去に、私が何度か有名な企業に入社した時は、英語が役に立ちました。
今だと、英語ができる人の方が、メルカリさんに入社しやすいと思います。
優秀なIT企業は海外を目指す傾向があり、そういった時に英語が話せると、採用されやすいということです。
使っていない技術の勉強をしておくと、後で役に立つこともある
知識をインデックス化する話でも書きました。
勉強した知識は、なかなか実務では使いません。
私が勉強した知識で、使ってないものもあるはずです。
使っていないものは、覚えていませんけど(笑)
でも、学生時代よりは勉強した知識を使う機会が多くなりました。
また、エンジニアの場合は、勉強した知識を率先して使うチャンスがあります。
Ruby on Railsを勉強しておけば、次回の開発には、Railsを使える可能性が上がります。
そのように、「自分が使う技術を選択できるチャンス」も考慮すると、学生時代に比べて圧倒的に勉強したことを使う機会が多いかもしれません。
長い目で見れば、勉強は報酬に反映されていく
私はIT業界に入ってから、10年ぐらいで給料が倍以上になっています。
そして転職を何度も繰り返しているので、そのポジションに対しての下駄は、ほとんど履かせてもらっていません。
そのように昇給ができたのは、地道に努力をして、勉強をしてきたからだと思っています。
一朝一夕の勉強で、急に給料が上がるということはありません。
でも、地道に勉強をしていれば、それが給料に反映されるのがIT業界だと思っています。
まとめ
最後に、改めて学生と社会人の勉強に関する違いをまとめます。
勉強方法
学生;暗記中心。ggrことは禁止。
社会人;なんとなく技術を理解しておいて、使う時に詳細をggr。
勉強した技術を使う頻度
学生;試験以外には使わない。
社会人;たまに実務では使う。もしくは勉強した技術を自分で選択して使う。
勉強したことに対する報酬
学生;特になし。
社会人;長い目でみれば、次第に給料が上がっていく。
これらの違いによって、私は社会人になってから勉強するようになりました。
エンジニアの皆さんには、勉強することをオススメします。
Good luck for your engineer life!
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