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エンジニアは英語を勉強すべきなのか?【目標次第です!】

更新日:

エンジニアには英語が必要って聞いたことあるけど、どれぐらい重要ですか?
グーグルのエンジニアやインドのエンジニアは高給取りだと聞いたことがあります。
日本でも、楽天では英語が社内公用語だし。
私も英語を勉強したいけどプログラミングと、どっちが重要なんだろう?

記事の内容


まず最初に、この質問に対する回答は対象者の年齢にもよります。
もし、対象者が子供ならば、時間はあるので英語とプログラミングの両方を勉強しましょう。
そしてアメリカの大学に行って、Computer Scienceの単位を取得するのがベストです。
でも、社会人は時間が限られていて、どちらか一方しか勉強できないことも多いはずです。
それで悩んでいる方は、この記事を読んで下さい。

ツイッターで話題になっていた英語の話

先日、こんなツイートを見ました。

コスパの話をすればおよそ全ての資格や習い事で英会話ほど後々の人生でコスパが高いものは無いです。
たかだか2年くらい気合入れてやれば同僚にぐっと差をつけることが出来る。
この現実を直視すべき。

採用かける時にビズリーチで業務内容や希望条件で検索すると100人くらいヒットしたとして、「英語 ビジネスレベル」って追加すると10人とかになっちゃうんだよ。
仕方ないから「日常会話レベル」まで下げてスカウトするけど、平成ももう終わるってのにまだこんな状況ですよ。

勤め人で高級を食むためには、グローバルな会社でエンジニアになること。
初任給で月160万円。
インドのエンジニアが月125万、
深圳の新卒エンジニアはやや安くて月83万円。
英語とプログラミングが出来て、初めてこのレースに参加できる。

こんなツイートを見ていると「エンジニアにも英語が必要かも!」なんて思った人もいるかもしれません。
英語が大事であることを否定はしませんし、あなたが学生であるならば、専門知識と英語の両方を勉強すべきです。

でも、もし、あなたがエンジニアを目指している社会人ならば、英語を勉強すべきでしょうか?
もし、あなたがエンジニアならば、「外国人と楽しくコミュニケーションをとりたい」といった理由で英語を勉強するわけではないはずです。
きっと、「英語のドキュメントを読みたい」「外国人の同僚と話したい」「転職のチャンスが増える」といった理由ではないでしょうか?

求められる英語力を切り分けてみよう

一口にビジネス英語と言っても、その時々によって意味合いが違うので、切り分けて考えてみます。

Google、Apple(国外)などで働くための英語力

このレベルの場合は、日常的な英語力と専門的な英語力が求められます。
欧米圏の大学に4年間は通って、Computer Scienceの学位が必要になります。
もしくは、修士が必要かもしれません。
フィリピン留学に半年行ったぐらいでは追いつきません。
初任給で160万貰うためには、このレベルが要求されます。

この選択肢が、今のあたなにとって現実的にありえるのか、よく考えてみましょう。

楽天や外資の日本法人で働くための英語力

このレベルの場合は、TOEICで800点ぐらいが必要とされます。
この場合だと社会人が到達しやすいレベルかもしれません。
また、転職サイトで「私は英語ができます」と言い始めていいのはこのレベルです。
面接官は英語を話せないケースが多いので、この英語力でも十分に通じます(笑)
ちなみに、GoogleやAmazonの日本法人ならば、スキル次第では、この英語力でも採用される可能性があります。

英語でエラーやドキュメントを読んだり、軽く同僚と話すための英語力

このレベルの場合は、TOEICで400点ぐらい、もしくは高校卒業程度の英語力で大丈夫です。
ドキュメントなどはGoogle翻訳で概要は掴めますし、ソースコードさえ読めば、多少はおかしな英語でも理解できるものです。

私の同僚で、英語を全く話せないけど、フィリピンに来て、フィリピン人と仕事をしているエンジニアがいました。
エンジニア同士ならば、ソースコードでも会話ができるので、意外と何とかなるようです。
コメントなどは、全てGoogle翻訳を使って、やり取りしていました(笑)

さて、ここで改めて聞いてみたいと思います。あなたが必要としている英語力はどれでしょうか?
多くの人は、TOEICで400点ぐらいで十分なのではないでしょうか?
でも、「私も外資系のいい企業に入りたい」という人もいると思うので、採用の話もしたいと思います。



採用される条件

企業に採用される条件も見てみます。

GAFAレベル(Google、Apple、Facebook、Amazon)

まずは、基礎的な学力と情報系の学力が必要とされます。
「学力は問わず」と言われていますが、大学院を卒業している人と同レベルは必要です。
あと、現実的には高卒が入れるとは思えないので、学位ぐらいは必要だと思います。。。

次に、アルゴリズムを解く能力とプログラミングの能力です。
最後に、専門的なことを話せる英語力も当然、必要とされます。

ちなみに、上記の条件を満たしていたとしても、アメリカ政府からVISAを取得できるかは別の話です。
VISAの取得を考慮すると、アメリカで働くためには、最低でもCSの学位が必要になってきます。

楽天や外資の日本法人

まずは、基礎的な学力と情報系の学力が必要とされます。
日本法人だと、能力さえ高ければ、本当に学歴は必要ありません。
中卒、高卒で、メガベンチャークラスで働いているエンジニアならば、私も何人か見かけたことがあります。

そしてコミュニケーションが取れるための英語力が必要になってきます。

まとめ

GAFAレベルの超優良企業に入るためには、高いハードルを超えなければいけません。
GAFAにエンジニアとして入りたいという人は、まずは自分のアルゴリズム力から試してみるといいかもしれません。
この本を読んで、「自分はいけるかも?」と感じる人ならば、入社できる可能性があります。
その上で英語学習もすれば、Googleに入社できるかもしれません。

楽天や外資の日本法人に入社したいという人は、普段の仕事でプログラミング力を上げながら、オンライン英会話で、軽く英語を勉強しておくのがオススメです。
オンライン英会話だと、いつでも気軽にいつでも始められるので、毎朝、30分、英会話をするとかでもいいと思います。

この記事の内容を踏まえた上で、「自分が目指す英語力はどこにあるのだろうか?」と考えると、自分の時間を無駄にしないで済むはずです。
少し話は逸れますが、最近、読んだ及川さんの記事を紹介します。

英文ですが、英文を読むのが苦手な人でもGoogle翻訳で日本語にすれば大意はつかめると思います(余談ですが、Google翻訳の品質の向上が著しく、英文が読める私でも最近はついGoogle翻訳を使ってしまようになってます)

このように、ある程度は英語ができる人でもGoogle翻訳を使うこともあります。
それぐらい、翻訳の精度が上がってきているということだし、今後も精度は上がり続けていきます。
英語学習をする上で、常にその現実を念頭に置いておきましょう。

Good luck with your engineer life!

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