【Dart入門】Future、async、awaitを使う方法を説明します

記事の内容

この記事では、DartでFuture、async、awaitを使う方法を順番に説明します。
JavaScriptのPromiseだと考えて下さい。

Futureの使い方

コードを実行して、動作を確認してみて下さい。
「async」と「await」という機能を使って、「Future」の中の処理が終わることを待っているのがわかります。

上の説明では、サッパリわからないという人に、順番に説明していきたいと思います。

これは、上から順番に実行されていきます。

上から順番に実行されつつ、sleep処理の所で止まります。

Futureを使うと、非同期通信処理を行うことができます。
その場合、taskの実行順序が変わります。

上のコードでは実行順序がプログラミングには影響ありませんでした。
でも、task2の結果をtask3で使いたいとしたら、どうでしょうか？

以下のように書くと、task3に渡されたデータは、「null」になっています。
これでは意図した動作になっていません。

task3でデータを受け取りたい場合は、「async」「await」という２つのキーワードを使います。

「Future<String>」という風にすれば、Stringの型を指定できます。