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求めている安定はIT業界には存在しないかもしれない【勉強を続ければ安泰!】

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IT業界はエンジニア不足と聞いています。
IT業界にエンジニアとして入れば、一生安泰でしょうか?

記事の内容


IT業界で、エンジニアが未曾有の人手不足というのは事実です。
経済産業省の試算では、2030年に最大で80万人のITエンジニアが不足する可能性があります。
そのため、IT業界の可能性に気付いた多くの若者がエンジニアになろうとしています。
でも、エンジニアになれば一生安泰かと言われれば、それは疑問です。
エンジニアになってからも、勉強をやり続けて、初めて安定を手にすることができます。
この記事では、その理由について説明していきます。

IT業界は成長し続けている

以前にエンジニアの給料が上がっている理由という記事にも書きましたが、IT業界はここ20年間、未曾有の成長を続けています。
誰もが知っている日本のトップ企業であるトヨタの時価総額は約20兆円ですが、Apple、Amazon、Google、Microsoft、Facebookを合わせた時価総額は500兆円を越えています。
わずか20数年ばかりの歴史しかないIT産業が、どれほどの規模で成長を続けているのかがよくわかります。
その成長スピードと比べると、エンジニアは育ってきていないので、IT業界は人手不足に陥っています。
そうした状況を知っている若者達は、こぞってIT業界に参入してきています。
営業職などに比べて、手に職がつけられるというのも大きな魅力なのだと思います。
さて、魅力的に見えるIT業界は、本当に魅力的で安定しているのでしょうか?

一度、エンジニアになれば、あとは何もしないでいいのか?

医師や弁護士の場合は、一度、資格を取ってしまえば、それ以降は勉強をしなくても生きていくことができます。
でも、エンジニアの場合は違います。
なぜならば、エンジニアには医者や弁護士のような特別な資格がないからです。
つまり、誰でもエンジニアを名乗ってもいいし、エンジニアだからといって何が保証されるわけでもありません。
国は決してエンジニアの権利を守ってくれません!

さて、Aさんが2ヶ月間、スクールに行った後で、1年間、会社で実務経験を積んだとします。
世間一般的には、Aさんはエンジニアを名乗ってもいい頃です。
でも、その時にAさんが市場価値の高いエンジニアかと言われれば、それは疑問です。
市場価値の高いエンジニアになるためには、現場で最低でも3年から5年は頑張る必要があります。
Aさんが努力をした結果、5年後にAさんは市場価値の高いエンジニアになれたとします。

ここで一つ、疑問があります。
もし、Aさんが努力を止めたとしたら、Aさんが市場価値の高いエンジニアでいられるのは、何年間でしょうか?

私が思うに、せいぜい、5年間ぐらいだと思います。
努力を止めた人を今までに何人も見てきましたが、その多くはコードを書くことを止めていました。
そして5年後には、Aさんの市場価値は普通に戻り、望んでいた安定は手に入りません。

あるエンジニアの例

  1. 2020年;努力してエンジニアになる。
  2. 2025年;市場価値の高いエンジニアになる。→ 努力を止める
  3. 2030年;普通のエンジニアになっている。→ 安定しない生活

リモートで働きたい人達が参入してきています

少し視点を変えてIT業界を見てみます。
IT業界は、リモートワークと相性がよいので、リモートワークとアウトソーシングの推進が始まっています。
これは田舎に住んでいる人達や、子育てなどで忙しい女性達に受けがいいようです。
つまり、今後はそういった働き方を目指す人達が次々とIT業界に参入してきます。
特にリモートワークと相性がよいデザインやフロント周りでは、その動きが顕著です。
LP(ランディングページ)作りなどは、その最たるものです。
それは、賃金の値下げ圧力につながることを意味します。
一人が美味しいと思う状況は、誰にとっても美味しい状況だということです。

つまり、エンジニアになれたからといって、ボーッとしていると、いつのまにか価格競争に巻き込まれしまします。
そうすると、自分が思っているような安定は手に入らないかもしれません。

エンジニアとはマラソンランナーのようなものです

朧げながら、エンジニアとは、どういったものなのか見えてきたのではないでしょうか?
私は別に、これからエンジニアになろうとしている人達を脅かしたいわけではありません。
ただ、外から見えるほど華やかで、楽な業界ではないということを伝えたいだけです。

冒頭に述べたように、IT業界は急成長しているので、非常に儲けやすい業界です。
私の場合、エンジニアになってから10年たちますが、給料は3倍になりました。
そのような業界は、今の日本では珍しいはずです。

一方で、高給が安定しているかというと、それは違います。
例えるならば、エンジニアとは常に走り続けているマラソンランナーです。

上記の話に戻りますが、Aさんのターニングポイントは2025年の時に、努力を止めるか続けるかという点にあります。
その時に走ることを止めてしまったエンジニアは、決して安定を手に入れることはできません。

有名な寓話に「チーズはどこへ消えた」というものがあります。
これは努力をしなければ、ご馳走はいつのまにか無くなってしまうという話です。

この寓話にもあるように、努力をしないエンジニアは、すぐに美味しいご馳走(市場価値の高いエンジニア)にはありつけなくなります。
反対に、常に努力をし続けていれば、ずっとご馳走にありつけます。

これからIT業界に参入してくる人達には、IT業界の安定は「常に走り続けていること」を意味するということを知って欲しいです。
慣れたら、そんなに苦しいものではありません^^

Good luck for your engineer life!

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