記事の内容
この記事では、sshポートフォワーディングのやり方について説明します。
sshポートフォワーディングとは?
「Aサーバ → Bサーバ → Cサーバ」という構成があったとします。
BサーバからはCサーバにアクセスできます。
でも、AサーバからCサーバにアクセスはできません。
そして、AサーバからBサーバに、sshでアクセスすることはできます。
この時に、sshポートフォワーディングを使うことで、AサーバからCサーバにアクセスすることができるようになります。
sshポートフォワーディングのやり方
https通信の場合
ssh -f -N -L 8080:user.amway.co.jp:443 ec2-user@10.101.62.106 -i ~/.ssh/test-ec2.pem
処理の流れは、以下の通りです。
- ローカルのポート8080番を通して、test-ec2.pemというsshのkeyで10.101.62.106にアクセスする。
- 10.101.62.106からポート443番を通して、user.amway.co.jpにアクセスする。
ローカルのブラウザから、「https://localhost:8080/」にアクセスすれば、「user.amway.co.jp」が見られるはずです。
mysqlの通信の場合
ssh -f -N -L 4406:test01:3306 ec2-user@mg01.altnet.jp
処理の流れは、以下の通りです。
- ローカルのポート4406番を通して、ec2-user@mg01.altnet.jpにアクセスする。
- mg01.altnet.jpからポート3306番を通して、test01にアクセスする。
あとは、test01に実際に存在するユーザーを使って、ローカルからログインしてみて下さい。
mysql -uadmin_user -P 4406 --host 127.0.0.1