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IT業界の将来性について説明します

更新日:

IT業界の将来性については、どう思いますか?

端的に言って、IT業界には将来性しかありません。
将来的には、IT業界という枠がなくなり、全ての業種がIT業界になっていきます。
この記事では、既存の産業が、IT業界に呑み込まれつつある事例を紹介していきます。

本記事の内容

  • GAFAという言葉を知っていますか?
  • Amazon VS 出版業界
  • Google VS トヨタ(自動車業界)
  • Amazon VS ZOZOタウン VS ユニクロ
  • Uber VS タクシー業界
  • Amazon VS コンビニ業界
  • Amazon VS メルペイ VS 消費者金融
  • Netflix、Amazon VS ツタヤ(レンタルビデオ屋)
  • Google Home VS Amazon Alexa VS 既存の家電製品
  • 裁判所のIT化
  • まとめ

GAFAという言葉を知っていますか?

GAFAとは、「 Google」「Apple」「 Facebook」「Amazon」の頭文字を集めた呼称です。
誰もが普段から使っている企業なので、知らない人はいないと思います。
ただ、その企業規模を表そうとすると、説明は少し難しくなります。

企業の価値を表す時価総額でいうと、その4社の合計で350兆円ぐらいになります。
これは、東証一部上場企業の時価総額を合計した額の、約半分にあたります。

GAFAの売上高は、およそ20兆円です。
日本の税収は40兆円なので、その半分に匹敵する額をわずか4社で稼いでいます。

GAFAを中心として、今、IT企業が次々と世界のあり方を変えようとしています。
そしてそれは、IT業界という定義そのものを変えることも意味しています。
では、実際にその例を見ていきましょう。

Amazon VS 出版業界

Amazonが最初に戦いを挑んだ業界は出版業界です。
電子書籍のKindleを普及させることで、世界を変えようとしています。

ユーザーが得られるメリット
  • 電子書籍の本を安く買える。
  • 物理的な場所を取られなくなる。
出版業界のデメリット
  • 普通の本の価値が下がる。
  • 取次の会社が必要なくなる。
結果として既存の業界に起こること
  • 普通の本の売上が落ちる。
  • 本屋が倒産する。
  • 取次会社が倒産する。
  • 出版社が倒産する。
  • 多くの人が解雇される。

Google VS トヨタ(自動車業界)

Googleは、今、車の自動運転を開発しています。
人間が車を運転する必要性をなくすことで、より素晴らしい世界を作ろうとしています。

ユーザーが得られるメリット
  • 車を運転する必要がなくなる。
  • 交通事故率が減る。
  • 飲酒運転がなくなる。
自動車業界のデメリット
  • 車自体の価値が減る。
  • 車をコントロールするソフトウェアの価値が上がる。
  • 自動車業界は、Googleの下請けのようになってしまう。
結果として既存の業界に起こること
  • 自動車の売上が落ちる。
  • 自動車を作っている会社が倒産する。
  • 多くの人が解雇される。

Amazon VS ZOZOタウン、ユニクロ

Amazonは、服や靴などの販売にも力を入れています。
購入してみて、「気に入らなかったら返品してもOK」というやり方が、消費者からのウケがよいようです。
この三つ巴の戦いは、ZOZOやユニクロも早い段階でIT化に舵を切っているので、どこが勝つかわかりません。
消費者のデータを収集して分析することが、勝利につながることを3社が理解しています。
近いうちに、Amazonが消費者に似合った服のコーディネートをしてくれると思います。

そういったIT化のポイントを理解していない、もしくはそのポイントに対応できない会社は、倒産するかもしれません。

ユーザーが得られるメリット
  • 家にいながら、自分にフィットする服や靴を買える。
  • 家にいながら、自分に似合った服や靴を買える。
  • AmazonやZOZOが服のコーディネートをしてくれる。
ZOZOタウンやユニクロのデメリット
  • 特にナシ。3社ともに同じ方向を向いています。
結果として既存の業界に起こること
  • 服屋や靴屋の売上が落ちる。
  • 多くの服屋は、Amazonなどの下請けのようになってしまう。
  • 多くの人が解雇される。

Uber VS タクシー業界

Uber的なサービスは、日本以外では非常に流行っています。
なぜならば、スマホを使って、好きな場所にタクシーを呼べるからです。
Uberに慣れてしまうと、いちいち電話を掛けて、場所を伝えないといけない日本のタクシーには不便さを感じます。

ユーザーが得られるメリット
  • 電話を使わずに、スマホを使って好きな場所にタクシーを呼べる。
  • スマホで目的地を指定できる。
  • 態度の悪いユーザーや、運転手が相互に評価されることで、マナーが向上する。
タクシー業界のデメリット
  • 不便なタクシーを誰も使わなくなる。
結果として既存の業界に起こること
  • タクシー業界の売上が落ちる。
  • タクシー会社が倒産する。
  • 多くの人が解雇される。

Amazon VS コンビニ業界

Amazonは「Amazon Go」と呼ばれる自動のコンビニを構築しています。
消費者はスマホさえ持っていれば、そのコンビニの中で商品を選んで持って帰ることができます。
もちろん、決済は自動で済んでいます。
Amazonは、消費者のデータを集めることによって、品切れといった状態を防ぐこともできます。
また、Amazonが消費者の傾向に合わせて、オススメ品も置いてくれます。

ユーザーが得られるメリット
  • 自動で決済をしてくれるので、レジに並ぶ必要がない。
  • Amazonが自動でオススメ品を置いてくれる。
  • 品切れ状態で困ることは少ない。
  • 24時間対応をしている。
コンビニ業界のデメリット
  • 消費者は、今のコンビニに不便さを感じるようになる。
  • Amazon Goにつられて、やりたくもない24時間対応をすることになる。
    (今は24h対応は当たり前ですが、これからはそうではありません。)
結果として既存の業界に起こること
  • コンビニの売上げが落ちる
  • コンビニが潰れる。
  • 多くの人が解雇される。

Amazon VS メルカリ VS 消費者金融

Amazonは、「Amazon レンディング」というお金を貸し出すサービスをすでにやっています。
これは、一般ユーザー向けではなく、Amazon上でビジネスをやっている人向けのサービスです。
Amazonは、彼らの売上げを把握しているので、「いくらまでなら融資できるか」ということを常に把握しています。

おそらく、メルカリも同じことをやるはずです。
メルカリは、メルカリ上でビジネスをしている人達の売上げを把握しています。
そのため、「いくらまでなら融資できるか」ということは既に把握しているはずです。

Amazonとメルカリに共通することは、彼らは莫大なデータを分析することで、理論に基づいてお金を貸せるということです。
そこが既存の銀行や消費者金融とは異なるところです。

ユーザーが得られるメリット
  • 必要な時に、素早くお金を借りることができる。
金融業界のデメリット
  • 誰もお金を借りてくれなくなる。
結果として起こること
  • 金融業界の売上げが落ちる。
  • 多くの人が解雇される。

Netflix、Amazon VS ツタヤ(レンタルビデオ屋)

NetflixやAmazonは、月額1,000円程度で様々な映画やドラマを配信しています。
そのため、ツタヤなどでレンタルビデオを借りる人は、ほとんどいなくなっています。

ユーザーが得られるメリット

  • 映画やドラマを安い値段で、好きな時に見ることができる。
  • わざわざ、店舗までビデオを借りに行く必要がなくなる。
ツタヤのデメリット
  • レンタルビデオに誰も魅力を感じてくれなくなる。
結果として起こること
  • 売上が落ちる。
  • レンタルビデオ屋が倒産する。
  • 多くの人が解雇される。

Google Home、Amazon Alexa VS 既存の家電製品メーカー

GoogleやAmazonは、家電製品に命令するための端末を開発しています。
それが、「Google Home」や「Amazon Alexa」と呼ばれるものです。
将来的には「Alexa、クーラー、25度」と言えば、クーラーがつくような未来がやってきます。
また、Alexaに買い物を頼めば、ヤマトが荷物を届けてくれるかもしれません。

ユーザーが得られるメリット
  • Alexaが家事をしてくれる。
  • Alexaが買い物してくれる。
  • Alexaが雑用をしてくれる。
家電製品メーカーのデメリット
  • Alexaに対応していない家電製品の価値が下がる。
  • 家電製品をコントロールするソフトウェアの価値が上がる。
  • 家電製品業界は、GoogleとAmazonの下請けのようになってしまう。
結果として起こること
  • 家電製品の売上が落ちる。
  • 多くの人が解雇される。

裁判所のIT化

これからは、裁判官も必要がなくなってきます。
なぜならば、法律は予め内容が決まっているし、多くの裁判は過去の判例に基づくからです。
ITは、そういった作業に最も向いています。

ユーザーが得られるメリット
  • AIが過去の判例に基づいて、自動で判決を出してくれる。
  • 恣意的な判断がされることはない。(例えば、50億の売上げを誤魔化したAという経営者とBという経営者がいれば、2人とも懲役が2年となります。残念ながら、現在はそのよう仕組みにはなっていません。)
既存の裁判管のデメリット
  • 恣意的な判断をすることができなくなる。
結果として起こること
  • 裁判管に価値のないことがわかる。
  • 多くの裁判官が解雇される。

まとめ

上記に書いたように、これからの世界では、ありとあらゆるものが「IT化」していきます。
「雇用がなくなる」ということを除けば、それが我々にとっていかに便利な世界なのかがわかります。
それが、私が「IT業界には将来性しかありません。」と言う理由です。

上記の内容をもっと知りたいという方には、これらの本をオススメします。

Good luck for your engineer life!

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