それを上司のA先輩に相談したところ、「仕方ないので、直るまで2、3日まとう」と言われたので作業を止めることにしました。
ところが、後日、それを知ったA先輩の上司のB課長から、「何で俺に報告してくれなかったの?君にはガッカリした」と言われました。
上司のA先輩には報告していたので、やるせない気持ちになりました。
この問題は、どう解決したらいいのでしょうか?
こういった疑問にお応えします。
人間関係に正しい解決策はありませんが、うまく解決できたケースをお伝えします。
本記事の内容
- 状況の確認
- 解決策
状況の確認
これは簡単に見えるかもしれませんが、非常にややこしい話です。
まずは状況の確認をしてみましょう。
上下関係はこのようになっています。
A先輩
花子さん(相談者)
花子さんとしては、常にB課長に相談できれば楽なのですが、そういうわけにはいきません。
そうすると、今度はB課長から、「A先輩に相談しろ」と言わるのが関の山です。
また、A先輩の心情的にもおもしろくありません。
B課長からすれば、簡単な問題はA先輩に相談して、難しい問題はB課長に相談して欲しいはずです。
でも、その判断は花子さんにはつきません。
さて、B課長もA先輩も満足するようには、どうしたらよいのでしょうか?
解決策
この問題の原因は、以下の3つにまとめられます。
- 情報共有が、しっかりとできていない。
- A先輩の判断とB課長の判断が異なる。
- 花子さんはB課長と同じ判断ができない。
それに対する私の解決策は、以下の方法です。
SlackやSkype、メールなどを利用して、情報共有をすること。
メールを投げる前にA先輩には一言、「念のためにB課長にも情報共有しておきますね」ぐらいは言っておきましょう。
タイトル「システム障害のため、2、3日の間、作業を停止します」
To A先輩 CC B課長
A先輩、先程は相談にのっていただきありがとうございました。システム障害で、タスクが進まないので、一旦はペンディングとしておきます。新たに進捗があり次第、報告いたします。
他の方法としては、JIRAなどのタスク管理ツールを使って、コメントを残しておくのもいいと思います。
ステータスを「進行中」→「ペンディング」に変更して、「システム障害のために作業をストップしました」とかでいいと思います。
こんな感じのやつです。
そして、念のために、そのリンクをA先輩とB課長に共有しておきましょう。
これらの方法のよいところは、情報共有ができて、さらに問題の判断をA先輩とB課長に任せているからです。
もし些細な問題だったら、B課長はスルーしますし、大事な問題だと思えば助けてくれるはずです。
B課長がサッと判断できるように、メールのタイトルなどの題名はわかりやすいものにしておきましょう。
相談者の方の問題が解決できることを祈っています。
Good luck for your engineer life!
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