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20年来の友人達とのズレを感じる理由を考えてみたら、ズレていて当然だった

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最近、20年来の友人達とのズレを感じたので、その理由を考えてみた。
本当にただのポエムです(笑)
私がその友人達と出会ったのは高校や浪人生の頃なので、かれこれ20年ぐらい昔の話になる。
昔は気が合ったし、麻雀やギャンブル友達として多くの時間を一緒に過ごした。

そんな友人達とズレを感じ始めたのは、アラサーの頃であり、アラフォーになったら、さらにズレを感じるようになった。
それについて自分自身が残念に感じたと同時に、「あれ、なんでだろう?」とも思って、その理由を考えることにした。
可能ならばそのズレを修正したいし、その理由次第ではズレを放置しようと思ったのだ。

まずは人の性格に影響を与える事柄を書き出してみることにした。
大まかには、こんな所だろうか?

  • 仕事
  • 言語
  • 住む場所
  • 預貯金の額
  • 結婚の有無

まずは仕事だ。
俺はソフトウェアエンジニアで、今まで10社以上を経験をしてきた。
そこまでスキルがあるエンジニアではないにしろ、就職するぐらいはいつでもできる。
いつでも働けるし、いつでも辞める自由を手に入れたつもりだ。
一方の友人達は、転職はしたことがないか、せいぜい転職していても1回ぐらいだ。
そして残念なことに、市場価値はそんなに高くないだろう。
友人が飲み会で、「一千万の退職金では辞められない」と発言していたことを思い出す。
俺なら喜んで辞める金額だが、友人達にとっては違ったようだ。
彼らも内心では、自分達の市場価値が高くないことをわかっているはずだ。

次に言語。
英語を話せるのは俺だけで、他の人達は日本語しか話せない。
英語を話せることだけなら「たかが言語」かもしれないけど、英語を話して他国の人達とコミュニケーションを取るスキルは「たかが」ではない。
英語でコミュニケーションを取るというのは、繊細で気を遣う行為だ。
私が英語でコミュニケーションを取る時に意識していることがある。

  • わかりやすい簡潔な言葉で伝える
  • 理解できない時は、「わからなかったので、改めて教えてください」と尋ねる
  • どうしてもわからない時は、文章で書いてもらう
  • 「空気を読め」といった、曖昧な解釈を生むようなセリフは言わない
  • 誤解を生まないように、お礼や謝罪を言う頻度を多くする

これだけの事を意識してコミュニケーションをしているのは俺だけだろう。

住む場所

俺はフィリピン、東南アジア、東京を行き来するような生活を送っている。
友人達は、大阪か東京のどちらかに定住している。
そんなに大きな違いはないかもしれないけど、「リモートで話すこと」に対する感度は違うように思える。
俺みたいなタイプの人にとっては、「リモートで話すこと」には、そんなに拒否反応はない。
でも定住している友人達は、「リモートより実際に会った方がいい」という価値観を強く持っている気がする。

預貯金の額

友人達の預貯金の額を把握はしていないけど、多分、俺の方が一桁は多いだろう。
これは俺が今まで仕事と投資を頑張ってきた成果であり、「預貯金の差」は「生き方の差」だとも言える。
この20年間、俺と友人とでは大きく生き方が違ったのだろう。
また、預貯金の額が心の余裕に与える影響は、少なからずあると思う。

結婚の有無

俺は独身で、友人達の中には既婚者も独身もいる。
なので、結婚の有無は考慮しないことにした。

上記のことを整理して表にすると、以下のようになった。

自分 友人
仕事 フリーランスっぽい働き方 終身雇用
言語 日本語と英語 日本語のみ
住む場所 東南アジアと日本 日本のみ
預貯金の額 (多分)友人達の10倍以上 色々
結婚 独身 既婚も独身もいる

こうして整理してみると、「20年前は気が合ったけど、今はズレを感じている」ことは当たり前のように思えた。
20年とは短いようで、人を変えるには十分な時間だ。
この20年間に、俺にも友人達にも色々とあったのだろう。

これらの事柄を整理できた所で、「俺と友人との間にあるズレを修正すること」はしないことにした。
俺は自分の20年間にプライドを持っているし、この生き方をしてきてよかったとも思っている。
今さら、「日本人っぽい生き方と考え方」に無理に合わせる必要はない。
俺には俺の生き方があるし、彼らには彼らの生き方がある。
それで何の問題もないだろう。

※ 蛇足かもしれないけど、友人達のような価値観を持っている人達と付き合わないという意味ではないです。でも、「友人達のような価値観」を押し付けてくる人達とは、距離を置こうと思っているという話です。

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