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キャリアの悩みと上手に付き合う方法

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記事の内容


多くの若者はキャリアプランについて悩んでいます。
自分が今、やっていることが将来に繋がるのか不安に思っていると思います。
そういった若者の悩みを少しでも軽減するために、この記事を書きました。
この記事を読めば、自分の経験を将来に繋げる方法のヒントが掴めるかもしれません^^

キャリアとはどうやって作られるのか?

若者がキャリアについて悩んでいる時、成功している人のキャリアを見て「あんな風になれたらいいな」と考えています。
その時に、成功者の華やかな部分だけを見ることは止めましょう。
成功者の華やかな部分だけではなく、泥臭い部分や過程にも目を向けるべきです。

Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズは、成功するまでの過程を「connect the dots」と表現しました。
ジョブスは、Macで使われている美しいフォントは、大学で学んだ書道の授業が役に立ったと述べています。
でも、大学で書道の授業を学んでいる時に「将来、書道の勉強がMacのフォントに役立つ」とは決して考えていなかったそうです。

後世の人から見れば、いとも簡単にジョブスは美しいMacを作りあげたように見えますが、そうではありません。
美しいMacを作り上げるために、ジョブスは様々な経験をしたのでしょう。
その様々な経験は、決して他者からは見えませんが「何かしらの経験」が土台にあることは知っておくべきです。

ジョブスと比べるわけではありませんが、少し私の話もさせて下さい。
私はソフトウェアエンジニアとして上手くいきましたが、その土台となったのは大学で取った2単位の授業です。
別に情報学部ではなかったので、プログラミングの授業はたったの2単位だけでした。
それに当時、プログラミングの授業はもっとも嫌いだったために、単位を取得できたのは3年目でした(笑)
その最も苦手だったプログラミングの授業が、私の人生を大きく変えたことは今でも不思議に思っています。
とはいえ、就職先は金融業界の営業でしたし、プログラミングが役に立ったのは大学を卒業してから数年後のことです。

英語の習得についても、決してスムーズにいったわけではありません。
私が英語を話せるようになったのは、30代になってオンライン英会話を始めてからでした。
それまでは、全く英語を話すことができませんでした。
ただ人より少しだけ違うところがあったとしたら、「英語を話せなくて悔しい思いをした経験」があったことかもしれません。
大学生の頃に一ヶ月間だけオーストラリアに短期留学をしたのですが、その時に全く英語を話せなくて悔しい想いをしました。
「私が中・高で習ってきた英語は何だったのだろうか?」と強く疑問に思い、そして悔しい想いをしたことは、今でも鮮明に覚えています。
でも、その悔しい想いこそが、後の英語学習の原動力になったのかもしれません。
とはいえ、大学生の頃には、ただただ悔しい想いをしただけです(笑)

さらには、そういった経験を積み重ねたお陰で、後にフィリピンで就職することもできました。
その積み重ねを図にすると、このようになります。

私が大学生の頃、プログラミングの勉強をしている時には、それがフィリピンでエンジニアとして働くことに繋がるとは、決して思っていませんでした。
私が短期留学でガックリしていた頃、それがフィリピンでエンジニアとして働くことに繋がるとも、決して思っていませんでした。
若い頃、自分が今、頑張っていることが、将来の何に繋がるかは全く検討もついていませんでした。
でも、後になって振り返ってみれば、「あの時がスタートだったんだな」と理解することができます。

この話のポイントは、若い時には「今、自分がしていること」の何が将来の役に立つかは全くわからないということです。
私は、若い時にこれ以外にも様々な経験をしてきました。
例えば、以下のようなものです。

  • ホテルでのバイト
  • テキ屋でのバイト
  • キャバクラでのバイト
  • 麻雀
  • 囲碁
  • 土木工学の勉強
  • 流体力学の勉強
  • タイ語の勉強

残念ながら、これらの事は一切、今の私には役立っていないと思います(笑)
若い時に、「将来に役立つ経験」と「将来に役立たない経験」を振り分けることは不可能です。
ですから、それを踏まえて、将来のことを考える必要があります。

経験を将来に繋げる方法

若い時に積み重ねた経験を、将来に繋げていくも繋げていかないも、その人次第です。
ではどうすれば、経験を将来に繋げていくことができるのでしょうか?
ジョブスは「宗教でも迷信でも何でもいいから、とにかく自分を信じろ」と説明していました。

私はこのように考えています。

  • 目の前の行動に対して、一生懸命に取り組むこと
  • 好奇心を持って様々なことに取り組むこと
  • 目標を持つこと
  • 充実度がイマイチだなと思ったら、習慣、友人、仕事、恋人、住む場所、自分の性格などを見直すこと

これらの事を意識していくと、一つ一つの行為が繋がって、やがては大きな成果を出すことになる気がしています。
私の中でも、絶対にこれだという結論は出ていません。
もし、何かご意見等があれば、是非、教えて下さい^^

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