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海外で働きたいエンジニアが押さえておくべき英語力と就職方法

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記事の内容


IT業界は比較的、英語が必要とされます。
ドキュメントは英語で書かれていることが多く、多くの情報は英語で流れてきます。
そのため、私も英語の必要性を感じて、長年、勉強してきました。
そして、そのお陰でフィリピンで2年間、働くことができました。
この記事では、エンジニアが最低限、押さえておくべき英語の勉強方法を紹介していきます。
また、海外就職の方法も合わせて紹介しておきたいと思います。

私の現在の英語の能力

私自身の英語力を知らないと記事を読む価値があるかわからないと思うので、簡単に説明しておきます。
TOEICは700点で、英検は2級を持っています。
フィリピン人とは仕事で英語のやり取りをすることができ、通常の会話をする分には困ることはありません。
ただし、ネイティブの人が普通に話しているのを聞いている時は、あまり理解できません。
英語の教材で「発音」と「テーマ」がハッキリしている時は、相手がネイティブでも理解できます。
でも、インド人の英語はあまり理解できません。

TOEIC700点で、英語圏で仕事ができるの?」と疑問に思われる方もいると思いますが、専門性があればそれでもやっていけます。
おそらく、「専門性」+「TOEICで500点」ぐらいが英語圏でちゃんとした給料を貰える最低ラインだと思います。

本格的に英語の勉強を始めた2011年

2010年頃に英語のブームが来たので、私もそれにのっかって英語を勉強することにしました。
当時のTOEICは300点台でした。
センター試験の時の英語は120点ぐらいだったし、それから10年以上も英語を勉強してこなかった人としては、ありがちな点数だと思います(笑)
それから、2013年に500点、2016年に700点ぐらいに到達しました。
ゆっくりとしたペースかもしれませんが、他の勉強と平行しながらだと、こんなもんかもしれません。

目標を決めよう

今のあなたの年齢にもよりますが、英語を勉強するならば目標を決めましょう。
仮に、あなたが22歳以上の社会人だったとしてます。
その年齢になってから、「ネイティブ並みに英語を話せるようになりたい」と思ったとしても、時間とお金について考慮すると難しいと思います。
そのため、「目指すこと」「目指さないこと」を明確にわけましょう。
「目指すこと」に含まれている内容は、全て、あなたの英語の学習量を減らすもので、かつ、仕事に必要とされることです。

目指すこと

  • 1対1での会話
  • トピックを理解した上で、自分の意見を述べる
  • 図を使いながら、自分の言いたいことを伝える
  • 相手に質問をする

目指さないこと

  • 飲み会などでの複数人を交えてのランダムなトピック
  • ネイティブ並みの英語力
  • 字幕なしで洋画を見る
  • NYTimesなどをスラスラと読めるようになる

複数人で話している時の会話は、話題が飛びます。
それを理解するには、英語力だけではなく、その国での常識力も問われます。
それらを理解しようとするためには時間がかかるので、1対1で意思疎通が取れることをゴールにすべきです。

日本語で話す場合でも、言葉だけでは伝わるものも伝わりません。
ましてや、母国語でない英語ならなおさら伝わるはずもありません。
簡単な図を書きながら、「this、that」を使って指差しながら会話をしましょう。
そうすることで、必要な英語力は激減します。

昨今ではYoutubeにも字幕がついてますし、何かを読むにしてもgoogle翻訳があります。
何かを読んだり聞いたりする時は、そういったツールに助けてもらうのもありだと思います。
字幕や翻訳なしで理解するというのは立派な考え方ですが、英語の勉強量を減らしたいなら止めておきましょう。

私が実際におこなった英語の勉強法

さて、それでは実際に私がおこなった英語の勉強方法を紹介します。

まずは定番の瞬間英作文です。

この2つは定番の英語の勉強方法なので、地道に進めていきましょう。

オンライン英会話

NativeCamp

オンライン英会話は、必ず一日に25分やるようにしましょう。
NativeCampは、一日に何度でも授業を受けられます。
時間に余裕があって、コストパフォーマンスを気にする人はNativeCampを選びましょう。
NativeCampはSkypeを使わないでレッスンができますし、チャットボックスに翻訳機能もついているため、勉強しやすいと思います。
iPhoneやAndroidアプリもあります。

今すぐ詳細を見てみる

DMM英会話

DMM英会話は講師数も多いですし、講師の国籍も豊富です。
また、英単語を覚えるツールであるiKnowもあります。
TOEIC500点から700点ぐらいへの飛躍のためには、iKnowを使って効率よく単語を覚えることがお勧めです。

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英会話

レアジョブ

少しお金を多めに出してもいいという方は、レアジョブで専属トレーナーをつけて勉強するというやり方もあります。
英語力に伸び悩みを感じている時は、こういうサービスを使うのもいいと思います。
レアジョブもskypeを使わずに、ブラウザでレッスンができます。
瞬間英作文とオンライン英会話を2年間ぐらいやり続ければ、TOEIC500点ぐらいには到達しています。
そして、上記にあげた「目指すこと」も達成できているはずです。
オンライン英会話の時間は、2年間の合計でたったの300時間ぐらいなので、やる気さえあれば、簡単に達成できる数字です。

もう少し実践的な内容の英語を勉強したいという方は、pluralsightを使ってみるのもいいかもしれません。
プログラミングに関する英語を勉強することができます。
もしくは、Udemyで字幕つきの英語のプログラミング教材を選ぶのもいいと思います。

短期間の英語留学もお勧めです

会社で長めの有給を取れる方であれば、海外への英語留学もいいと思います。
私は会社の有給を利用して、一ヶ月間、フィリピンへ英語留学に行きました。
最近は、フィリピンのセブ島での英語留学が人気です。
2、3週間の休みを利用して、フィリピンに勉強しに行く方も多くいます。
値段は学校にもよりますが、20万から30万ぐらいから行くことができるので、欧米に比べて安価なところが人気です。
治安もそんなには悪くないので、安心してセブ島へ行ってきて下さい。
勿論、他の国でも問題はありません。

海外で就職する方法

再現性があるわけではありませんが、私が成功した海外就職の方法も紹介しておきます。
海外求人は、常に良いのがあるわけではないので、予め登録しておくことが大事です。

私が使っている会社は、主に以下の二つです。

Greenでは希望の求人が出たらメールが届くように設定しているので、毎日、チェックすることができます。
Daijobの方では、エージェントと相談して、「自分の行きたい国や条件」を細かに伝えておきましょう。
条件に合致するものがあれば、エージェントが教えてくれます。

後は、徹底的に求人が出るまで待つだけです。
三ヶ月か半年に一回ぐらいのペースでしか良い求人が出てこないので、焦らずに待つことが肝要です。

ちなみに、現地待遇で良ければ、いつでも求人は見つかると思います(笑)

まとめ

この記事では、実践に向けた英語の勉強方法を紹介しました。
英語の勉強を習慣化してしまえば、意外と簡単に乗り越えられるハードルだと思いますので、頑張ってみて下さい。
「専門性」+「TOEICで500点」があり、地道に転職活動をしていれば、いつかは海外に行く機会に恵まれるはずです。

しかしながら、英語の価値は下がり続けていることも頭の片隅に入れておいて下さい。
日本人にとっての「英語の価値」は、江戸時代がピークで、それからはずっと下がり続けています。
Google翻訳の制度は、すでにTOEICで800点以上とも言われており、これからもその点数は上がり続けていきます。
もちろん、音声での翻訳も進んでいくことでしょう。
また、これから世界でグローバル化が進んでいき国境の壁が低くなる中で、「ただ英語が話せる人」はインドやフィリピンだけでも10億人以上もいます。

英語力だけで、Google翻訳やフィリピン、インド人と戦うのは並大抵のことではありません。
それよりも、「自分の専門性」を磨くことに力を入れていきましょう。

参考までにですが、Fujiwara Kazukiさんのツイートも掲載しておきます。

Good luck for your engineer life!

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