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エンジニアに必要なコミュニケーション力

更新日:

エンジニアに大事なスキルは、コミュニケーション力だと聞いたことがあります?
コミュニケーション力について、もう少し噛み砕いて教えてくれませんか?

本記事の内容


「コミュニケーション力が大事」とだけ言われても、確かに何がなんだかわからないですよね。
この記事では、エンジニアにとって必要なコミュニケーション力について説明したいと思います。

みんなと楽しく話す必要はない

学生時代のコミュニケーションは、みんなでワイワイと楽しく過ごすコミュニケーションです。
笑いをとったりお酒を飲んで、盛り上がっている雰囲気を作り出せる人が、コミュニケーション巧者と周りからは思われます。
社会人になってからも、営業などの部署ではこういったコミュニケーションが必要とされるかもしれません。
そのため、「エンジニアのコミュニケーション」においても楽しく話すことが必要と思っている方もいるかもしれませんが、そういった能力はあまり求められてはいません。

もちろん、楽しく話せるに越したことはありませんが、バカ騒ぎをする必要はないといった感じです。
どちらかと言うと、くだらないことでも具体的に考えて、実現可能かどうかを話す会話をエンジニアは好みます。
ドラマの「シリコンバレー」のなかで、「男性のナニを効率よくナニする話」をみんなで真剣になってアルゴリズムを考えていたシーンは、いかにもエンジニアっぽいなと思いました(笑)

自分から話す機会を作ろう

エンジニアは、程度の差はあれど、働く場所の移動が多い職種です。
部署異動、派遣、転職などを何回も経験したことのあるエンジニアもいるはずです。
そうすると、必然的に新しい人と出会う回数も増えることになります。
その時に、受け身の姿勢で歓迎会的な何かを待つのは止めましょう。
このような負のループにはまる人もいるはずです。

1、  歓迎会がない
2、→ 新しい現場で上手くコミュニケーションが取れない
3、→ 現場にキャッチアップできない
4、→ 仕事で成果を出せない

このループでは、自分も相手も損をしています。
こういったループを避けるために、自分から動きましょう。
つまり、自分からランチや飲みに誘えばいいわけです。

1、  明日、ランチにでも行きませんか?
2、→ 新しい現場でコミュニケーションを取りやすくする
3、→ 現場のことを理解していく
4、→ 仕事で成果を出す

仕事で成果を出す、出さないは「先輩社員をランチに誘えるかどうか」といった些細なことで決まることもあります。
積極的に、自分から話す機会を作るようにしましょう。

図や箇条書きをつかってシンプルに伝えよう

エンジニア同士でシステムの話をしていると、わかっているつもりでも理解が食い違っていることがあります。
それもそのはずで、例えばWebサーバーといっても何台もありますし、ロードバランサといってもいくつかのレイヤーのロードバランサがあります。
むしろ言葉だけで話していると、話が食い違う方が自然な気もします(笑)
そんな時に、サラッと手書きの図を書きながら話すと、コミュニケーションが円滑に進みます。
図を書きながらのコミュニケーションだと、国籍をとわず通じやすいので本当にお勧めです。

また、何かを話し合ったあとに、箇条書きで要点を3つぐらいに絞って、Slackやメールに送るのもいいやり方です。
話だけだと、解釈に齟齬があったり、これからやるべきことに対する時期や方法が曖昧な時もあります。
そんな時に要点をサクッとまとめて、お互いの齟齬をなくすように心掛けていると、コミュニケーションをしやすい人と思われます。

その反対に、上司の立場で「報告を待っていたのに、何で俺に言ってこなかったの?」といった圧力をかけてくる人もいます。
そういった無駄な圧力は、部下のパフォーマンスを下げるだけなので絶対に止めましょう。
「こういった要点を抑えた報告を待っているから」と部下に伝えるだけで、話はスムーズに進むはずです。
その方が周りからの評価は高くなります。

一歩、退いてから妥協点を探そう

仕事について話しあっていると、次第に熱くなって言わなくてもよい一言を言ってしまうこともあります。
私も以前にそういった失敗をしたことがあります。
特に、相手が間違っている時などは、え
てしてそういうことが起こりがちです。
でも、正論で相手をぶん殴っても、あまり良い結果にはなりません。

そんな時に口頭でもメールでもいいので、一言、「先日は言いすぎて申し訳ありませんでした。〜という状況だったのですが、それを一緒に改善していけると幸いです。」といった感じで、自分から一歩、退いてみましょう。

やりづらいなと思っていた相手でも、一歩、退いてみることで上手くいくこともあります。
別にその人とプライベートで付き合う必要はありません。
ただ、その人は一緒に仕事で成果を出すべき仲間と思って付き合っていると、よい結果に結びつくことが多い気がします。

担当が宙に浮いているボールを拾って、持ち主に届けよう

あるタスクを複数人でやっていると、「あれ、このタスクのボールは誰が持っているんだっけ?」という時があります。
そんな時は、仮にボールを持っている人がわかっていても、「今、このタスクってどうなっていますか?」とSlackとかでみんなに確認するといいと思います。
そうすることによって、誰かが恥を書くこともありませんし、そのタスクの進捗がみんなに伝わってメンバー全員が安心します。

また、あるタスクがプロジェクト全体の進捗に影響を与える場合もあります。
そんな時は、仮に自分が担当ではなくても、マメに確認をするようにしましょう。
そうすれば、プロジェクト全体の遅延を防ぐことができます。

このように、宙ぶらりになっているタスクを確認できる人は、どのプロジェクトでも重宝されるはずです。
こういったコミュニケーションも、エンジニアリングでは重要になってきます。

まとめ

この記事を最後まで読んだ人は、「エンジニアに求められるコミュニケーション」は通常とは学生時代とは異なることがよくわかったと思います。
学生時代のコミュニケーションは、意識してできるとは限らないので難易度は高めです。
でも、エンジニアのコミュニケーションは意識すれば、誰でもできるはずです。
人間関係に苦手意識を持っていた人もいるかもしれませんが、明日から記事に書かれていることを実践してみて下さい。
きっと、これからの人生が変わるはずです。

Good luck with your engineer life!

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