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日本人はいつから自由にフィリピンに来られるようになるのか?

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記事の内容


2020年6月現在、我々は自由に日本とフィリピンを行き来することは出来ません。
そのため、多くの人が「いつになったらマニラやセブに行けるようになるの?」と疑問に思っています。
正確な時期は誰にもわかりませんが、注目しておく予兆を伝えることはできます。

例えば、津波がいつ来るかは誰にもわかりませんが、「地震のあとに大きく海が引いたら津波が来ること」は誰でも知っています。
というわけで、この記事ではその予兆を伝えたいと思います。

現在のフィリピンの状況

フィリピンではロックダウンが3月中旬から始まり、6月の中旬まで続いています。
世界で最も長いロックダウンかもしれません。

でも、その割にはコロナの撲滅にはいたっていません。
なぜならば、フィリピン人の生活とロックダウンは相性が悪いからです。
フィリピン人の生活には以下のような特徴があります。

フィリピン人の生活

  • フィリピン人は、狭い家に大人数で住んでいます
  • フィリピン人は、ご近所さんと道端などで話すのが大好きです
  • 手洗い、うがい、マスクといった習慣が一般的ではありません
  • カラオケが大好きです

こんな感じなので、村全体を封じ込めたとしても、村全体でコロナが蔓延することを止められません。
こうしていつまでたっても、貧困地域ではコロナが続いています。

そんな状況ではありませすが、2020/6月現在、フィリピンではロックダウンが終わりの方向で動いています。
なぜならば、国家にお金がないからです。
フィリピンのような途上国では、「経済 VS コロナ」ではなく、「餓死 VS コロナ」になってしまいます。
そのため、経済を動かす以外に道はありません。

それは、今後、フィリピンではコロナが拡がることを意味しています。

追記:

セブ島で、経済を少し動かし始めたら医療崩壊が起きたので、6/15日から再び厳しいロックダウンになりました。
「経済を少し動かす」といっても、飲食店の営業は持ち帰りのみだったので、日本の自粛レベルのロックダウンはしていたことになります。
それでもすぐに蔓延し始めたので、よほどコロナが流行りやすい土壌にあるのだと思われます。

日本のこれから

現状の確認

タイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドとの往来を検討しています。
参考記事

まずタイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国から来るビジネス用途の人が軸となる。
感染状況や経済的な影響を見極めながら段階的に緩和を進める方針だ。

日本にとって重要度が高い国から対応していく。

参考記事

タイ、ベトナムには1500社以上の日系企業が進出している。
豪州は農産品や鉱物資源の貿易で結びつきが強い。
近隣のNZと一体で緩和を検討する。
往来再開で日本の国内経済の正常化に弾みがつくと期待する。

政府はまずビジネス用途の人、次に留学生、その後に観光客と段階的に制限を緩和する方針だ。

でも、感染者数が少ない国だけね。

米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、タイの感染者数は累計で約3000人、ベトナムは約300人とアジアの中でも少ない。
直近1週間の新規感染者は1日あたり1桁に抑えている。

これらの記事からわかったことをまとめます。

現状の事実

  • タイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドは、近い内に、ビジネスビザなら行き来ができる
  • 日本にとって重要度が高い国から、随時、対応していく
  • ビジネスビザ、留学ビザ、観光ビザという明確な優先順位がある
  • 感染者数が少ない国とだけ付き合っていく

現状の課題

各国を行き来するためにはルールがあるので、それについても説明します。

日本から出国する前にまず日本国内でPCR検査を受け、陰性証明と行動計画を相手国大使館などに提出して審査を受けます。
そして、入国時に再検査することも必要とします。

ただ、日本はPCR検査を十分な数に対応する余力がありません。

重要なのは日本での検査だ。
いまは妊婦を除くと、医師が必要と判断しなければ無症状者はPCR検査を受けられない。
ビジネス目的の渡航を緩和するには、感染の疑いがない人への検査を認めていく必要がある。

政府は渡航者向けの予防接種などを手掛ける専門外来や、企業の産業医の診断で、無症状者がPCR検査を受けられるようにする方針だ。
産業医との接点が乏しい小規模企業の従業員や個人事業主は検査が後回しになる懸念もある。
渡航できる人は限定されそうだ。

そのため、ビジネス目的であっても、誰しもが行けるとは限りません。
まずは、PCR検査の数をさばけるだけの体制を整える必要があります。

日本の特殊事情

将来のことを考えた場合、日本には特殊な事情があります。
それは季節要因とオリンピックです。

季節要因とは冬のことです。
コロナは風邪の一種なので、冬に流行りやすい傾向にあります。
ということは、冬には新しい国を追加するようなアクションは取りづらいということを意味しています。
コロナに関しては、11月から2月ぐらいは前向きな対応を望むことは期待できません。

次に、オリンピックです。
2021年の7月にオリンピックが開催される予定です。
その開催決定の有無は2021/4月か5月ぐらいに決められるはずです。

ということは、政府はその時期までは軽率な行動を取ることはできません。
つまり、それまでは安易に観光ビザでの往来を許可することはありえないということです。

2021/7月までに感染者数を抑えて、東京オリンピックを開催できるといいですね^^

まとめ

では、ここまで読んだところで、最後に改めて「観光ビザが解禁される予兆」について説明します。

観光ビザが発行されるまでの流れ

  1. フィリピンの感染者数が減る
  2. フィリピンと日本の間で、ビジネスビザ(9G)で行き来ができるようになる
  3. フィリピンと日本の間で、留学ビザ(9F)で行き来ができるようになる
  4. 日本で、大量のPCR検査数をさばけるようになる
  5. フィリピンで、大量のPCR検査数をさばけるようになる
  6. フィリピンと日本の間で、観光ビザで行き来ができるようになる

ということで、留学ビザ(9F)が発行されるようになって、ようやく具体的な道筋が見えてくるのではないでしょうか?

ちなみに、特効薬が安価で量産されるようになったら、この記事の話は一切、関係なくなりますw

Good luck!

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