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日本人とは何なのか?【ミス日本について感じたこと】

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最近、椎野カロリーナさんが、ミス日本コンテストで優勝して話題になっていた。
その話題とは、「ウクライナ人の血である彼女はミス日本に相応しいのか?」という話だ。
それについて私も気になったので、ミス日本コンテストの基準とは何なのか、まずは定義を調べることにした。

ミス日本コンテストは「日本らしい美しさ」を磨きあげ、社会で活躍することを後押しする日本最高峰の美のコンテストです。

美しさとは見た目の容姿だけでなく、心の持ちようや社交性など幅広い人間性が問われます。

つまり以下の2点ということだ。

  1. 日本らしい美しい容姿
  2. 日本らしい美しい人間性

この定義に照らし合わせた場合、椎野さんには日本らしい美しさがないことは明らかだろう。
なぜならば、彼女の持つ美しさは欧米人の美しさだからだ。
ただ、それでも色々と言う人達がいる。
それは「日本らしいとは何?」と疑問に思っている人達だ。

確かに「日本らしい」「日本人らしい」とは簡単に説明することはできないが、それは何かと言えば主に3つの視点から見ることができるだろう。

  1. 日本国籍を持っている
  2. 日本人の平均に近い血(DNA)を持っている
  3. 抽象的なイメージながら、なんとなく日本らしい人間性を持っている

一般的には、日本人は「日本国籍を持っている人」で何も問題はないだろう。
つまり、椎野さんは紛れもなく日本人だ。

DNAという観点で言えば、椎野さんは日本人とは言えないが、ブラジルに移住した人達の子供達は日本人と言えるだろう。

3番には様々な意見があり、正解はない。
皮肉なことに、私は日本国籍ではない人達から、強く日本を感じたことがある。
元日本人である台湾国籍の故・李登輝さんの著者を読んだ時、「この人こそは真の日本人だ」と感じたものだ。
歴史感、武士道精神、公に対する感覚、文体、日本に対する理解度など、全てにおいて日本人らしさを感じさせた。

似たような感覚は、元台湾人である金美齢さんからも感じたことがある。(彼女は今は日本に帰化しています)
そしてそれは、何も台湾人だけではない。

フランスのレユニオン島からはるばる日本を訪れて、塩田剛三先生の元で合気道に師事したジャック・パイエ先生という合気道家がいる。
京都に住みながら、日本に対する愛と理解を持ち、伝統的な武術である合気道を日本と世界に広めている姿は、日本人以上に日本人だ。

彼らを知っている人達の多くは、日本国籍の有無に関係なく、彼らから日本らしさを感じることだろう。
繰り返しになるが「なんとなく日本らしい」とは、抽象的であり、決して簡単ではない話だ。

真面目、勤勉、几帳面、時間厳守、清潔好きなどを日本らしさだど考える人達だっているだろう。
皇室崇拝を日本人らしさと考える人達もいるかもしれない。
はたまた、伝統的な武道や芸術、様々な「道」をやっている事に対して、日本人らしさを感じる人達だっているはずだ。

かといってその逆のケースだってある。
あるハーフの女性とバイキングの食事に行った時のことだ。
食事を皿に大量にとって、それを食べきらずに、悪びれないで食事を残している姿には、なんとも言えない「日本人じゃない感」を感じたものだ。

そういった様々な事を考えた時に、ミス日本の審査員は椎野さんのどこに「日本らしさ」を感じたのだろうか?
是非とも詳細な理由を聞かせて欲しいものだ。

そして審査員だけではなく、私達も「日本らしさとは何か?」と考える時期にきたのではないだろうか?

追記;後になってわかったことですが、審査員の男性と不倫していたそうです。優勝するのも当然ですねw

-ポエム, 社会

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