記事の内容
2018年度の税収が、過去最高を越えたそうです。
それにも関わらず、税金は高いままだし、全く景気がいいようには見えません。
なぜ、税収が過去最高なのに、国民の生活は楽にならないのでしょうか?
その理由の一つは、税収が上がった理由が、家族の形が変化することによって、政府が税金を取りやすくなっただけだからです。
この記事では、それについて詳しく説明していきたいと思います。
2018年度の税収
最近、以下のニュースが話題になりました。
これだけを聞くと、日本は未曾有の好景気のように思えてきます。
でも、実際に好景気を感じられている人達は、ごくわずかだと思います。
その数字と国民の体感値の差は、どこから来ているのでしょうか?
2018年度の税収は60・4兆円で、28年ぶりに60兆円を超えて過去最高を記録した。
これまでの最高額は、景気がすごくよかったバブル期の1990年度の60・1兆円だった。
家族の役割が変化しています
その理由の一つは、家族の役割が大きく変化したことが原因です。
昭和と令和での家族の役割を図にすると、以下のようになります。
昭和の時代は、男性と女性とで、綺麗に役割が分担されていました。
簡単に言えば、男性は外で仕事をして、女性は家で、「子育て、介護、家事」をするというものです。
昭和のモデルでは、国は女性の仕事からは税金を取ることができませんでした。
なぜならば、家庭内では、お金のやり取りが発生していないからです。
それが平成の後半から令和になってから、変わりました。
令和のモデルでは、料理、介護、育児など作業の一部が家庭の外にアウトソーシングされるようになりました。
誰かが、家庭の外のサービスを使えば、お金のやり取りが発生します。
お金が発生するということは、国はそこから税金を取ることができます。
これが、税収が過去最高になった理由です。
社会の仕組みがよくなって税収が上がったわけではなく、社会の仕組みが大幅に変わったから税収が上がりました。
でも、その理由では国民の生活が向上するはずもありません。。。
まとめ
この記事では、2018年度の税収が最高になった理由について説明しました。
その要因となった、昭和から平成にかけて変化した社会現象は、以下の三つです。
3つの社会的な変化
- 国家の税収が増えた
- 女性の社会進出が進んだ
- 日本人の未婚率が上がって、日本の少子化が大幅に進んだ
この大幅な社会の変化で、誰が幸せになったのでしょうか?
女性の労働力を確保できた企業と、働くことが好きな女性にとっては嬉しかったのかもしれませんが、それ以外の人達にとっては、災厄だったかもしれません。
その結果として、令和の時代には、大量の移民が日本に訪れることになります。
Good luck!
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