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大阪公立大学の英語公用語化について

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最近、大阪公立大学の「英語公用語化」と「秋入学」がニュースになっていた。

秋入学の是非はさておき「英語公用語化は面白いな〜」と思っていたのだが、ツイッターやヤフコメを読んでいると否定的な意見ばかりで驚いた。
英語の公用語化が小・中学校を対象としていたならば、私も大反対だったろう。
なぜならば、基礎教育は母国語で学ぶことが、一番、効率がいいからだ。
フィリピンでは、英語だけができないせいで落ちこぼれていく子供たちが多数いる。
それを観ている私としては、子供に対する英語公用語化は反対だ。
そういう子供たちがいることは、国民にとっても国家にとっても損失だろう。

しかし、それは小・中学校の話だ。
最高学府である大学では、そこまで子供のことを慮ってやる必要はないはずだ。
大学は学問を修める場所だ。
いくつかの大学が英語の公用語化を始めた所で、何も問題はないだろうし、むしろ学生にとってはプラスになる可能性もある。
どうしても英語が苦手な人は大阪公立大学に行かなければいい。

こういう話をしていると江戸・明治時代の話を持ち出して、「当時の日本人は英語から日本語を作り出して立派だった。それを見習って欲しい。」という話をする人達が出てくる。
確かに「大統領」という単語を作ったのは江戸時代の人達だし、それは立派なことだ。

でも、明治時代の海軍ではイギリスを見習うために英語が公用語とされていた。
そういった歴史も観て欲しい。

現代は今までで一番、英語を学びやすい時代になっている。
英語を恐れる必要はない。
同時に、AI翻訳があるから必要以上に英語を神聖視する必要もない。

日本人には、もっと前向きな気持ちで英語に取り組んで欲しい。

-ポエム, 社会

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