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友人が40歳で借金返済に追われていた話【こんなタイプは要注意かも!】

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記事の内容


20年来の友人から久しぶりに連絡が来たのですが、お金の無心をされました。
その彼は、大学生ぐらいの頃は普通の学生だったのですが、20年後には借金まみれになっていました。
この記事では、彼がどのようにそうなったのか私なりに分析をしつつ、若者がどうすれば彼のような人生にならないかについて説明していきたいと思います。

彼(角さん)の学歴

この記事では、友人の名前を角さんとしておきます。
角さんは、決して馬鹿な学生ではありませんでした。
彼が通っている高校は、学区内で上から三番目の高校でしたし、大学は産近甲龍、日東駒専のレベルでした。
つまり、どちらかと言えば、頭が良い部類の学生だったことになります。

角さんの学生時代

角さんは、根暗なガリ勉タイプだったわけでもありません。
高校はバスケ部でしたし、大学に入ってからは野球もしていました。
スポーツはかなり上手かったので、文武両道のタイプです。
大学生の頃は、バイトもしていましたし、友人も多くいました。

ただ、社交性のあるタイプではありましたが、特定の話題を深掘りする人ではありませんでした。
そのため、私は角さんと一対一で話すことは、少し苦手でした。
また、女性にモテるタイプではなく、女性と付き合ったことはなかったはずです。

社会人になってからの角さん

角さんは、最初の就職はアパレル関係の営業をしていました。
それから、その仕事を辞めてから介護の専門学校に行き直して、介護職に就職しました。
26歳頃は年収が300万円代で、20代中盤にしては、そこまで安くはないイメージでした。
当時、IT土方だった私と年収で張り合っていたのをよく覚えています。

角さんの趣味

角さんは、男性らしい趣味も豊富でした。
男友達の数は、かなり多かったと思います。
ソーシャルゲームでもかなり課金しており、ゲーム内で人気のある人物でした。

  • スロット(19 - 40歳)
  • 麻雀(19 - 30歳)
  • 車やバイク(20 - 30歳)
  • 野球(20 - 28歳)
  • ゲーセンのゲーム(20 - 27歳)
  • ソーシャルゲーム(30歳 - 40歳)

私が推測する、角さんが借金を背負うことになった原因

ここまでが角さんの簡単な紹介です。
これを元にして、私なりに彼が借金地獄にハマった理由を考えた結果、以下の3つだと思います。

  • スロットにハマってしまった
  • 介護業界で働いていたために給与が上がらなかった
  • 女性と付き合う機会がなかった

スロットにハマってしまった

「スロットにハマってしまった人」と紹介すると、「角さんはスロットが下手だったのか」と想像する人が多いと思います。
でも、現実は逆です。
1999年から2005年ぐらいは、スロットが大人気で多くの若者がプレイしていましたが、角さんは仲間内でも勝ち頭でした。
特定のエリアにおいて、彼は一種の有名人でした。
角さんは、万枚(20万円ぐらいの価値)を出したことが何度もあります。

だからこそ、彼はスロットを辞められなくなったのだと思います。
時代の流れとともにスロットでは稼ぐことが難しくなり、多くの人がスロットを辞めていきましたが、彼だけはスロットをやり続けました。
そうして、負けたお金を取り戻すために消費者金融に行き始め、借金人生が始まりました。

対応方法としては、「ギャンブルをやらない」「ギャンブルをやるにしても額を限定する」の2点だと思います。

ちなみに、1990年代から2000年代前半にかけてのスロット業界の雰囲気を知りたい人は、この漫画を読んでみて下さい。
当時は、多くの若者が徹夜してパチンコ屋に並んでいました。

介護業界で働いていたために給与が上がらなかった

介護業界では、どれだけ長く働いていたとしても、なかなか給与は上がりません。
おそらく、10年間、働いていたとしても年収は400万弱だと思います。
経験とノウハウが蓄積しない業界は、本当に怖いと思います。
2008年頃、私は駆け出しエンジニアで、年収は300万円ぐらいでした。
その頃、私と角さんの年収は、同じぐらいだったはずです。

その当時は、私も彼も将来のことを本当に心配していました。
でも、私は「IT業界」と「積み重なさる仕事」の未来を信じていました。
そして、角さんは介護業界の未来を信じていたはずです。
それから、10年後の2018年には、私の年収は倍以上になっていましたが、彼の年収は400万弱でした。

10年間の角さんの努力は、あまり報われませんでしたし、将来的にも報われる可能性がないことを知ってしまったので、彼は人生に対して投げやりになってしまったのかもしれません。

対応方法としては、「将来性があり給与が上がりやすい業界に就職する」「経験が積み重なさる職を選ぶ」の2点だと思います。

女性と付き合う機会がなかった

角さんは、女性とは友達にはなりますが、きちんと付き合う機会はありませんでした。
友達としてはよくても、彼氏としては人気がないタイプです。
角さんとデートをした女性から話を聞いたところ、その女性は「角さんは色気がない、女性をエスコートができない」と言っていました。

その辺りの是非はわかりませんが、「女性と一度も付き合ったことがない」という現実は、彼の自己肯定感をかなり押し下げたはずです。

対応方法としては、「映画、小説、漫画などを見て会話の幅を広げる」「旅などに出て自分の世界観を広げる」の2点だと思います。

現在の角さん

現在、角さんには数百万円の借金があるようです。
正確な額は、私にはわかりません。
さらに、友人達にも50万円ちかくの借金があります。

話の経過は以下のようになります。

  1. 2014年;角さんが友人Aに30万円のお金を借りてから、お金を返さずに音信不通になる。
  2. 2019年;角さんが友人Aに、再び20万円の借金を申し込む。
  3. 友人Aが他の友人達に相談して、5人の友人と角さんで返済計画を決める。
    借金は総額で200万円弱らしい。。。
  4. 友人5人で20万円を工面して、角さんにお金を渡す。20万円の返済は3年後。
  5. 角さんは、最初の1ヶ月目は消費者金融にお金を返済したけど、2ヶ月目以降は友人との連絡が取れなくなる。

5年前に、角さんは、友人Aから30万円ぐらいのお金を借りました。
それから角さんは音信不通になりましたが、再びAさんに新たな借金を申し込んできたので、仲間内で話し合いがおこなわれました。
その結果、角さんが抱える全ての借金に関する返済方法、返済計画を作った上で、私も数万円を貸しました。(返ってこなくてもよいと思っています)

でも、お金を貸してから2ヶ月後に返済計画は狂い出し、再び角さんは音信不通になってしまいました。。。
残念ですけど、残酷な現実です。
借金とは本当に恐ろしいものだと思います。

まとめ

この記事では、普通の若者が、いかにして借金地獄にハマっていったのかという話を書きました。
角さんの仕事や趣味などを紹介したので、彼に似たような特徴を持っている人は十分に気を付けて下さい。
対応方法も書いたので、若い時にそれらを意識しておけば、角さんと同じような人生にはならないはずです。

最後に蛇足かもしれませんが、角さんの借金返済生活を見ていると、普通に利子を払っていくのはかなり辛い気がしています。
借金生活に苦しむぐらいなら、自己破産か任意整理をする方がよいと思います。
まずは法律事務所に無料相談をしてみて下さい。
一社だけではなく、色々法律事務所に登録して相談して比べるのがベストです。

岡田法律事務所

名村法律事務所

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