この記事では、初等科修身のレビューをします。
非常に良い本だったので、この記事で紹介しますが、その前に、なぜ「修身なのか?」という点について、まずは説明したいと思います。
最近の日本では、生きていく上で、様々な所で道徳上の混乱があるように思います。
例えば、以下のようなものです。
- 家族の在り方
- トイレや銭湯におけるLGBTQの話
- 同性婚
- 男女差別とされる、様々な問題
- 女性に対するAED問題
- YouTubeやCAMPFIREなどで、人からお金を貰うことを当たり前とする事
ここでは一つ一つの問題については語りませんが、どの話もすぐには問題解決とはいかなそうです。
なぜならば、「絶対的に正しいこと」というのは、なかなか存在しないからです。
日常生活において、「絶対的に正しいこと」が存在しているわけではなく、「正しいとされていること」が法律や慣習で定義されています。
それは海外に行ってみるとわかります。
日本では堕胎は合法ですが、フィリピンでは堕胎は違法です。
日本では大麻は違法ですが、大麻が合法の国もあります。
また、戦前の日本では大麻は、農家で育てられていて、普通に薬として使われていました。
つまり、「正しいとされていること」とは、国や時代によって異なります。
ですから、情報が氾濫している現代では、みんなが混乱してしまうのも当然です。
そのため、修身で「正しいとされていること」をみんなが再定義して、そして新たに学び直すべきではないでしょうか?
私達、日本人は、今、新たな物語を必要としているように思います。
では、戦前の教科書で、どのような内容が書かれていたかを紹介したいと思います。
偉人の話
商人ながら、ロシア人とわたりあった高田屋嘉兵衛の話
種痘の発見者の話。
勤勉な二宮金次郎の話。
本を読みながら歩いている銅像の人です。
昔のタイで大活躍した山田長政の話
見事、主君の敵を討った赤穂浪士の話
勝海舟の貧乏だったけど、勉強した話。
吉田松陰の話。
フィリピンのダバオを開拓した太田恭三郎の話。
国家の目標的な話
日本の伝統
伊勢神宮の話
出雲大社の話
靖国神社の話
道徳
文武両道の話
時間を守ることの大切さ
日の丸の話。
宮古島にて、座礁したドイツ人を助けた日本人の話。
親しき仲にも礼儀あり
食事中のマナー