プログラミング、フリーダイビング、ブロックチェーンのブログ

プログラミング道場

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リスクをゼロにはできないので、動きながらコントロールしよう!

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記事の内容


私の友人は、最近、FXを始めました。
詳しく話を聞いたら、友人は「俺は、まずはデモトレードを1年間、続ける。
そして、上手く利益が出るようになったら、実践に入る」と言っていました。
私は、それを聞いて悪くはないけど、「う〜ん、どうなんだろう?」と感じました。
この記事では、私が感じた違和感の正体について説明したいと思います。

友人の話

友人と将来設計や財テクの話をしていると、友人が「これからFXを始める」と言い始めました。
そして詳しく話を聞くと、利益を出す手順は以下のようなものでした。

ちなみに、これは自動売買のプログラミングを組むという話ではありません。
あくまでも、人間の手で行うトレードです。

友人のFX計画

  1. デモトレード(お金をかけないトレード)を1年間、続けて結果を出す
  2. それから、本番のトレードを行って資産を増やしていく

これだけを聞いていると、パーフェクトな計画です。
何も問題ないようにも見えてきます。

では、何が問題なのでしょうか?

友人の話を因数分解してみます

友人の考え方の問題点を洗い出してみます。

友人のFX計画の問題点

  1. デモトレードを1年間、続けて結果を出す
    →(お金のかかっていないデモトレードで真剣になれるのか?)
  2. それから、本番のトレードを行って資産を増やしていく
    →(デモトレードと本番は、別物ではないのか?)

この2点が大きな問題になるはずです。
それを図にするために、二つの図を作成しました。

友人が想像している理想図

友人は、「デモトレードで成功すれば、本番でもまず成功するだろう」と考えています。
それを図にすると、以下のようになります。

現実の図

でも、現実は違います。
いくらデモトレードで成功したとしても、本番は別物です。
デモトレードで成功したとしても、本番では成功するかもしれないし失敗するかもしれません。
つまり、結果はどうなるかわかりません。

ということは、最初の一ヶ月ぐらいは慣れるための時間として有用だとしても、それ以降は時間の無駄だと考えることができます。

違和感の正体

もう少し、上記の話を抽象化してみたいと思います。

デモトレードと本番のトレードは別物。
よくよく考えると当たり前の話です。
なぜならば、お金をかけている時とかけていない時とでは、心理状態が全く異なるからです。

ということは、デモトレードに費やした時間は、無駄ということになります。
では、なぜ、人はそういった練習段階に時間を多く費やしたくなるのでしょうか?

その理由は、「人間は安心したい生き物だから」です。
例えば、若者に人気の「公務員になるケース」で考えてみます。
公務員の場合は、試験に受かりさえすれば成功は保証されています。
仮に仕事ができなかったとしても、解雇されることもありません。

ただし、世の中には、こんなレアケースはほとんどありません!
ほとんどないからこそ、公務員や大企業が人気だったのでしょう。

ですから、ほとんどの社会において、私達は本番に入ったところで、リスクをコントロールしながら動いていく必要があります。
それをプログラミングを学習する時の例で考えてみます。

プログラミングスクールに通って勉強することはいいのですが、それだけにいくら時間を費やしたとしても、先に進むことは出来ません。
なぜならば、スクールと実務は別物だからです。

だからこそ、早く就職して、そこで自分なりの様々な工夫をしましょう。
働きながら修正を加えていくことが、何よりのリスクコントロールになります。

まとめ

この記事では、慎重になりすぎる人の心理と、それはあまり意味がないという話をしました。
「安心が欲しい」という気持ちは自然なことなので、多くの人がその罠に陥ります。
もちろん、私も例外ではありません。
だからこそ、練習は早めに切り上げて、早めに本番に取り掛かるように心掛けていきましょう^^

Good luck!

ブログの内容を復習をしたい人は、この動画を観て下さい

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