「ヒカルの碁」という作品が好きな理由を書き残しておく。
ヒカルの碁が好きな理由の一つは、主人公が些細な事をキッカケとして大きく成長していく姿に共感できるからだ。
そのキッカケとは「ヒカルが幽霊と出会うこと」なんだけど、そんな些細な事をキッカケにして、ヒカルの人生は驚くほど好転していく。
大人になってから改めて作品を観てみると、「人生ってそんなもんだよな〜」と思う。
人生が上手くいくも・いかないも、最初の一歩は本当に些細な事から始まるのだ。
バスケで有名な八村の出身中学(奥田中学)はバスケの強豪校だった。
彼が、たまたま富山のその土地で育たなければ、彼の活躍はなかったかもしれない。
囲碁で有名な上野愛咲美の祖父は囲碁が強いらしい。
その祖父がいなければ、上野愛咲美が囲碁打ちとして成功することはなかっただろう。
成功者は必ずと言っていいほど、小さな運に恵まれている。
ちなみに俺は、奥田中学に行くはずだったけど親の転勤のせいで行くことができなかった。
「もし奥田中学に通ってバスケをしていれば」などと、フト、思うこともある。
人生とは不公平なものだ。。。
「ヒカルの碁」の最後の方で、ヒカルは幽霊とはお別れして、そこからさらに一人前へと成長していく。
羨ましい話ですね。
「ヒカルの碁」を読んでいない人は、是非、読んでみて下さい。