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この記事では、PHPのキャストを紹介します。
キャストとは、変数やオブジェクトを別の型に変換することで、型変換ともいいます。
PHPは型を意識しない言語などで、暗黙的に型変換が行われることもあります。
ただし、シッカリとしたコードを書く時は型を意識するべきです。
「文字列と数字」「boolean型」「配列とオブジェクト」といった例を見ていきます。
PHPのバージョンは、7系です。
文字列と数字
stringとint、stringとfloatの相互変換を見ていきます。
boolean型と数字や文字列
数字の0はfalse、1はtrueに変換されます。
NULLや空文字も、falseに変換されます。
配列とスカラー値
配列に変換する場合、 「最初のスカラー値が割り当てられている一つの要素」を持つ配列になります。
逆に配列から、スカラー値に変換することもできます。
配列とオブジェクト
arrayからobject
配列をキャストすると、arrayからstdClassに変換されます。
多重配列の場合は、全てが変換されるわけではないので、再帰的な処理が必要です。
objectからarray
objectからarrayに変換することもできます。
ただし、protectedやprivateといった値はアクセスできないので、注意が必要です。