記事の内容
この記事では、ヒアドキュメントについて説明します。
PHPのバージョンは、7系です。
ヒアドキュメントとは何か?
ヒアドキュメントは、長い文字列を変数に代入したり出力する場合に使います。
スクリプトからHTMLを出力する場合や、メールのテンプレートを作る時などには便利かもしれません。
ヒアドキュメントのやり方
ヒアドキュメントを使う際には「<<<」を「=」のあとに付けて使います。
そして「<<<」のあとにはIDというものを書く必要があります。
IDには慣例としてEOT、EOM、EOFなどが使われますが、ABCとかXYZでも構いません。
頭文字の意味は、こんな感じです。
- EOTは、END OF TEXT
- EOMは、END OF MESSAGE
- EOFは、END OF FILE
- EODは、END OF DOCUMENT
Nowdocのやり方
Nowdocはヒアドキュメントと似ていますが、 ヒアドキュメントがダブルクォートで囲んだ文字列として扱われるのに対して、Nowdocはシングルクォートで囲んだ文字列として扱われます。
Nowdocは、IDをシングルコーテーションで囲うだけです。
ヒアドキュメントの注意点
ヒアドキュメントにインデントをつけることはできません。
最後にあるEOTは、行頭から始める必要があります。
以下のコードは、間違った例です。