記事の内容
歴史に関する漫画を紹介します。
「歴史を学びたいけど、今更、どうやって勉強したらいいの?」と考えている人に読んで欲しい記事です。
目次
全時代の歴史
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史
卑弥呼の時代から第二次世界大戦の終わりまでをザックリと知りたいならば、このシリーズを読むのが一番、頭に入ってくると思います。
浅く広くという感じです。
南北朝時代(1300年代)
太平記
鎌倉幕府の滅亡、建武の新政、そして室町幕府の起こりを知ることができます。
楠木正成が、どのように天皇陛下に尽くされたかについても書かれています。
戦国時代初期(1400年代)
新九郎、奔る!
北条早雲を主役にした漫画です。
室町幕府の後期から、戦国時代初期について書かれています。
戦国時代(1500年代)
センゴク
織田信長、豊臣秀吉、そして仙石秀久について書かれている漫画です。
また、ストーリーには、徳川家康、明智光秀、竹中半兵衛、黒田官兵衛、武田信玄、北条早雲といった有名な武将たちも出てきます。
そして桶狭間の戦い、長篠の戦い、三方ヶ原の戦い、本能寺の変、備中高松城の戦いといった有名な戦の詳細を知ることができます。
人物の心情について、よく書かれているので、戦国時代を理解するのにもってこいだと言えます。
仙石秀久の「出世 → 失脚 → 出世」という物語を、是非ともお楽しみ下さい。
戦国時代末期〜江戸時代(1600年代〜1800年代)
風雲児たち
関ヶ原の戦いから始まり、江戸時代がどのように過ぎていったのかが書かれています。
江戸時代について書かれている本は少ないので、貴重なシリーズです。
田沼意次、松平定信、水野忠邦などが、具体的に何をやったのか知ることができます。
また、薩摩、長州、土佐藩が、なぜ倒幕 できたのか、この本を読めば理解できます。
歴史の繋がりを感じさせてくれるシリーズです。
風雲児たち 幕末編(1850年代以降)
幕末について詳しく知ることができる本です。
ペリーの来航、ジョン万次郎、吉田松陰などについても、詳しく書かれています。
攘夷、生麦事件、桜田門外の変といった言葉だけを知っていても、実際にどういう背景で事件が起こったのかは知らない人達が多いと思います。
でも、このシリーズを読めば、その理由がハッキリとわかります。
壬生義士伝
幕末の新撰組に焦点を当てた話です。
新撰組という単語を知っていても、新撰組について詳しく知っている人はいません。
この本を読めば、新撰組の一つの側面を知ることができます。
明治時代(1868年〜1912年)
日露戦争物語
「坂の上の雲」の漫画版といった感じです。
夏目漱石、正岡子規、秋山真之などが主人公です。
明治時代の雰囲気をよく知ることができます。
ただ残念なことに、後半はストーリーが雑になっていきます。
ゴーマニズム宣言SPECIAL 大東亜論
頭山満を始めとした玄洋社に焦点を当てているシリーズです。
明治時代の「男達」の生き様を知ることができます。
爆弾を投げて首相である大隈重信の暗殺を試みたあとに、首を切って自殺した来島恒喜の物語なども書かれています。
今の価値観だと、ただのテロリストですが、当時は違う雰囲気だったようです。
第二次世界大戦(1900年〜1945年)
新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論
大東亜戦争、いわゆる第二次世界大戦という単語を知っていても、その背景を知っている人はあまりいません。
この本を読めば、日本人が、なぜ戦争に突き進まざるを得なかったのか、よくわかります。
通州事件や尼港事件といった、戦後の日本人にはあまり知られていない、悲しい日本人の物語を知ることもできます。
大東亜戦争は、これらの本を知らずして語ることはできません。
また、大東亜戦争と昭和天皇は切っても切れない関係なので、合わせて、「昭和天皇論」を読むことをオススメします。
昭和天皇物語
昭和天皇に焦点を当てたストーリーです。
天皇という立場に立つ人が、どういう立場に晒されているのかが、よくわかる本です。
また、昭和天皇の人となりがよくわかります。
永遠の0
第二次世界大戦の話です。
ミッドウェー海戦やガダルカナルでの戦いを詳しく知ることができます。
当時の日本国民の米英に対する気持ちや、軍人の気持ちは、教科書では決して学べないものです。
軍人の心情や戦争の悲惨さをよく知ることができるシリーズです。
不死身の特攻兵
第二次世界大戦の話です。
特攻隊員がどういう心境であったか、フィリピンはどういう戦地だったのかが、よくわかる本です。
昭和史
水木しげる視点の昭和史です。
庶民目線で、面白いです。