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日本でITエンジニアが不足している本当の理由【給与が安いから!】

更新日:

この記事では、日本にITエンジニアが不足している本当の理由を説明していきたいと思います。
各国と日本で、エンジニアの年収を比較すれば、理由は明らかです。
残念ながら、日本ではITエンジニアに夢がありません。

本記事の内容

  • 各国のエンジニアの平均年収と全業種の比較(経済産業省の調査)
  • 「民間給与実態統計調査」と「doda」を基に、日本を見てみます
  • 日本では、20代と30代が損をしています
  • まとめ

各国のエンジニアの平均年収と全業種の比較(経済産業省の調査)

まず、最初に経済産業省の資料を見て下さい。
これは、ITエンジニアの平均年収と、ITエンジニアの平均年収が他業種に比べてどれぐらい高いかを表している図です。

アメリカ

エンジニアの平均年収が約1,200万円で、全業種の2.2倍ぐらいの高さです。
全業種の平均年収は、500万円ぐらいなのでしょう。

インド

エンジニアの平均年収が約580万円で、全業種の9倍ぐらいの高さです。
全業種の平均年収は、65万円ぐらいなのでしょう。

韓国

エンジニアの平均年収が約570万円で、全業種の1.4倍ぐらいの高さです。
全業種の平均年収は、400万円ぐらいなのでしょう。

中国

エンジニアの平均年収が約390万円で、全業種の6.8倍ぐらいの高さです。
全業種の平均年収は、60万円ぐらいなのでしょう。

タイ

エンジニアの平均年収が約200万円で、全業種の3.9倍ぐらいの高さです。
全業種の平均年収は、50万円ぐらいなのでしょう。

インドネシア

エンジニアの平均年収が約200万円で、全業種の9.8倍ぐらいの高さです。
全業種の平均年収は、20万円ぐらいなのでしょう。

ベトナム

エンジニアの平均年収が約140万円で、全業種の3.4倍ぐらいの高さです。
全業種の平均年収は、40万円ぐらいなのでしょう。

フィリピン

この表には載っていませんが、自分の経験から見たフィリピンの説明します。
エンジニアの平均年収が約100万円で、全業種の4倍ぐらいの高さです。
全業種の平均年収は、24万円ぐらいなのでしょう。

「民間給与実態統計調査」と「doda」を基に、日本を見てみます

次に、日本を見ていきたいと思います。

上記の資料によると、エンジニアの平均年収が約600万円で、全業種の1.8倍ぐらいの高さです。
ということは、全業種の平均年収は、340万円ぐらいです。
でも、これは、どこからデータを持ってきたのか、よくわかりません。。。
そもそも、エンジニアの平均年収は、本当に600万円もあるんでしょうか?
その疑問を、一旦、脇に置いおいて、別の資料を見てみましょう。

改めて、「民間給与実態統計調査」と「doda」からデータを引っ張ってきます。
エンジニアは、男性が多いので、あえて男性のみの平均年収で比較しています。
少し、フェアではないかもしれませんね。

種別 金額
全業種の平均年収 432万円
男性のみの全業種の平均年収 532万円
男性エンジニアの平均年収 471万円
20代の男性エンジニアの平均年収 368万円
30代の男性エンジニアの平均年収 500万円

このことから浮き上がってくる事実は。。。
日本人男性のエンジニアの年収は、471万円で全業種の0.9倍の低さということになります。
他業種より、年収が低いのが日本のエンジニアです!
男性のみの全業種の平均年収は、532万円です。

他国では、エンジニアは2倍〜9倍の給与を貰っていますが、日本では0.9倍です。

上記を図にすると、以下のようになります。
ちなみに、アメリカの場合だと、年収とは別に株も貰うことが一般的なので、実際に貰えるお金はもっと多いはずです。

ITエンジニア / 全業種(年収) ITエンジニアの年収
インドネシア 9.8倍 200万円
インド 9倍 580万円
中国 6.8倍 390万円
フィリピン(推測) 4倍 100万円
タイ 3.9倍 200万円
ベトナム 3.4倍 140万円
アメリカ 2倍 1,200万円
韓国 1.4倍 570万円
日本 0.9倍 470万円

日本では、20代と30代が損をしています

さらに、ショッキングなデータがあります。

日本では、若い時に高給を取ることはできません。
経済産業省のデータでは、dodaに比べて高い数字が書かれています。
20代は413万円で、30代は526万円です。

一方で、アメリカでは若い時から高給を取ることができます。
20代は1,023万円で、30代は1,238万円です。

アメリカや他の国では、年齢に関係なく実力で高給を取れるのに、日本では年功序列であることがわかります。

実力主義の国と年功序列の国では、前章で説明したグラフの意味も異なってきます。
簡単に言えば、実力主義の国で育つ若いエンジニアは、信じられないほどの大金を稼ぐことができますが、年功序列の国で育つ若いエンジニアは、大したお金を稼ぐことができないということです。

それをインドを例にして説明します。
インドでの全業種の平均年収は、65万円です。
でも、エンジニアならば、20代エンジニアの上位25%が、平均年収の約3倍である197万円以上を稼いでいます。
30代エンジニアの上位25%が、平均年収の約6倍である362万円以上を稼いでいます。

日本ならば、20代で1,200万円、30代で2,400万円を稼いでいるイメージになります。

まとめ

この記事では、他国と日本におけるITエンジニアの扱いの違いについて説明しました。
データの取得方法がバラバラなので、完全な記事とは言えませんが、大枠としては合っているはずです。

最後に、改めて大事なことを説明します。
世界では、ITエンジニアの扱いは以下のようになっています。

  • 年齢に関係なく給与が決まる実力主義
  • ITエンジニアの年収は、他業種に比べて2倍から9倍ぐらい高い

でも、日本では、ITエンジニアは以下のように扱われています。

  • 年功序列で給与が決まる
  • ITエンジニアの年収は、他業種に比べて低い(0.9倍)

これでは、若い人がエンジニアになろうとは思えませんし、日本のITエンジニアが増えるはずもありません(笑)

ただし、給与面だけを考えた場合には、一応、救いもあります。
それは、若い時にフリーランスエンジニアになることです。
詳細は、この記事に書いたので、読んでみて下さい。

Good luck for your engineer life!

こちらが、この記事で使用した参考資料です。

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