記事の内容
この記事では、成功する人と失敗する人の違いを紹介します。
最近、よく、「成功するためには、人にGiveする(与える)こと」と言われています。
でも、Giveしているのに失敗する人もいますし、人からTake(奪う)して成功している人もいます。
そして、Giveしても成功している人もいます。
その辺りの仕組みを図解して、説明していきたいと思います。
これを知っていると、これからの人生が大幅に変わります。
Giveする人とTakeする人の図解
世の中には、大きく分けて4つのカテゴリーに属する人達がいます。
人は4つのカテゴリーに属する
- お金があり、他人から尊敬もされている人
- 部下の手柄を横取りするような、「自己中な人」
- 人に与えてはいるけど、それが報われてない人(貧乏なボランティア)
- 人にも自分にも何もしない、ニート
この図に書かれている4つのカテゴリーについて、もう少し詳しく説明していきたいと思います。
金銭的に成功している人
金銭的に成功しやすいのは、上の二つに属している人達です。
傍目から見ると、「自己中な人」と「お金と名声がある人」は、区別がつきません。
ただただ、お金を目指す人ならば、自己中になって他人から奪うことでも可能です。
ただし、勿論、周りから尊敬されることはありません。
お金持ちが、強欲で自己中な人に見えてしまうのは、そのためです。
他人に与えている人
他人に与えて、人から感謝されやすいのは、右の二つに属している人達です。
傍目から見ると、「貧乏なボランティア」と「お金と名声がある人」は区別がつきません。
「他人に与えている人」のイメージが貧しくてお人好しなのは、そのためです。
でも、実はお金持ちの人も、「他人に与えている人」です。
Give & Takeの人
ここまでを見ていると、多くの人は、「自己中」や「貧乏なボランティア」のどちらかだと思うかもしれませんが、実はそういうわけではありません。
人の心情は複雑なので、「自己中」になることもありますし、「貧乏なボランティア」になることもあります。
また、与えられたら人には、ちゃんとお返しをするタイプも多いはずです。
おそらく、このような「Give & Take」の人が、一番、多いと思います。
金銭的にも成功して、名声も得ている人
では、お金があり名声もある人は、どういう人なのでしょうか?
「自己中な人」と「お金と名声がある人」の区別は、なかなかつきません。
また、「貧乏なボランティア」と「お金と名声がある人」の区別も、なかなかつきません。
ただし、傍目から見た場合に区別はつきませんが、明確な違いがあります。
「お金と名声がある人」は、言葉だけで言えば、自分にも他人にも与える人です。
人のリソースは有限にも関わらず、どうすれば、そんなことが可能なのでしょうか?
その特徴を上げていきます。
全体のパイを増やして、相手の利益を考えることができる
スポーツでは、誰かが勝てば、誰かが負けるゼロサムゲームです。
でも、ビジネスや日常生活は、ゼロサムゲームではありません。
両方が勝つことも可能であり、それを図にすると、以下のようになります。
既存のビジネスに付加価値を加えて、全体のパイを増やしてから、分けることもできます。
「お金と名声がある人」は、自分の利益を確保した上で、相手にも利益を与えます。
ボランティア活動をやりつつ、その時間を限定する
ボランティア活動のように、他人に何かを与える行動は、自分の幸福度、満足度、自尊心が高まることとして知られています。
でも、やり過ぎてしまっては、自分の生活が崩壊してしまうことは明白です。
ですから、ボランティア活動をやりつつ、その時間を制限しましょう。
ある研究によれば、週に2時間で、年間にすると100時間ぐらいの時間が丁度いいそうです。
「お金と名声がある人」は、ムリをしてまで、他人に何かを与えたりはしません。
親切を効率よく、まとめて与えるようにする
親切は、まとめてやるようにしましょう。
それだけで、自分の負担が軽減されつつ、相手にも親切にすることができます。
具体的には以下のような感じです。
親切はまとめて!
- 毎日、1つずつ、週の合計で5つの親切をするのではなく、1日に5つの親切をまとめてする
- 都度、質問を受け付けるのではなく、午前中を質問タイムにして、集中的に問題解決をする
- 後輩から相談があったら、同じ悩みを持っている後輩を集めて、一緒にアドバイスをする
「お金と名声がある人」は、効率よく、他人に与えます。
まとめ
この記事では、成功する人と失敗する人の違いについて説明しました。
成功している人とは、「お金と名声がある人」です。
改めて説明すると、その特徴は以下の3点です。
ここがポイント
- 全体のパイを増やして、相手の利益を考えることができる
- ボランティア活動をやりつつ、その時間を限定する(週に2時間程度)
- 親切を効率よく、まとめて与えるようにする
この記事を読んだ人は、「お金と名声がある人」を目指そうとするはずです。
でも、その際に一点だけ、大事なことを覚えておいて下さい。
それは、与える相手が、「自己中な人」なのか、それ以外なのかを見極めるということです。
相手が、「自己中な人」であれば、いくら何かを与えたとしても、それは砂漠に水をまくようなもので、何も返ってきません!
「自己中な人」に対しては、たまには何かを与えるのはいいのですが、継続的に何かを与えることは止めましょう。
たまに何かを与えるぐらいが、「自己中な人」には丁度いいと思います。
なぜならば、「自己中な人」も、いつかは改心してくれるかもしれないからです。
そうして、相手を見極めた上で、他人に何かを与えていけば、きっとあなたの人生は良くなるはずです!
Good luck!
この記事は、この本を参考にして書きました。
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