記事の内容
最近、プログラミングを始めようとする人達が増えています。
義務教育でもプログラミングの必要性が叫ばれているので、これからその流れが加速することは間違いありません。
でも、プログラミングの勉強を始める前に、必ず「プログラミングを勉強する動機」を確認しましょう。
「ネットショップを開きたいから、プログラミングを始めたい」と言う人もいるかもしれませんが、勉強を始める前に、まずは最後までこの記事を読んで下さい。
この記事を読めば、「プログラミングを知らなくても、こんなことができるの?」と驚くかもしれません^^
プログラマの仕事の今と昔
プログラマという職業に就く人達が増え始めたのは、2005年ぐらいからです。
2005年は、Webが流行り始めた頃だと言い換えてもいいかもしれません。
プログラミングを使った仕事の変遷を知るためにも、まずはその当時の仕事と今の仕事を比較してみたいと思います。
15年前の仕事
当時は、Webに強いプログラマやデザイナーは、あまりいませんでした。
そのため、今では個人でやれる作業でも、当時は高単価な仕事でした。
2005年の高単価な仕事
- ホームページ作成
- アンケートフォームの作成
- アクセス解析
- ECサイトの作成
- ガラケーの開発
- メールの配信と運用
2020年の仕事
一方で、2020年の開発はかなり様相が異なっています。
一人では、なかなかできないような大規模な開発がメインになっています。
2020年の高単価な仕事
- iPhoneやAndroidの開発
- クックパッドやLineのようなシステム開発
- ブロックチェーンのシステム開発
- AIが絡んだシステム開発
15年前のプログラマの仕事は、どこに消えたのか?
15年前と比較すると、仕事の内容が大きく異なっていることがわかります。
では、15年前の仕事は、どこにいったのでしょうか?
大きくわけて、二つの方向に流れました。
一つは、クラウドワークスやランサーズです。
15年前は高単価だった仕事が、今ではそれだけでは食べていくことが難しいような低単価な仕事になってしまいました。
そして、もう一つは、プログラミングの自動化です。
つまり、「プログラマの仕事」が、自動化されて無くなってしまったということです。。。
それについて、もう少し詳しく説明していきたいと思います。
プログラミングができなくても達成できること
今では、プログラミングを書かなくても、様々なことができるようになっています。
その内容を知っていれば、プログラミングを勉強しなくてもいいかもしれません^^
ECサイト(ネットショップ)の作成
今ではネットショップも簡単に作成することができます。
BASE
洗練されたデザインのWebサイト、モバイルサイトをあっという間に作成することができます。
なんと、このECサイトを商品が売れるまでは無料で使うことができます。
メリット
- 無料で始められる
- PayPal、クレジットカード決済、キャリア決済など、6つの決済方法に対応
- Push通知やライブ機能といった便利な機能がついている
デメリット
- 商品が売れたら、決済手数料3.6%と40円を払う必要がある(2020/2月現在)
STORES
STORESもBASE同様に、商品が売れるまでは無料で使うことができます。
そして、洗練されたデザインのWebサイト、モバイルサイトをあっという間に作成することができます。
メリット
- 無料で始められる
- PayPal、クレジットカード決済、キャリア決済など、10の決済方法に対応
- メールマガジン
- クーポンに対応
デメリット
- 商品が売れたら、決済手数料5%を払う必要がある(2020/2月現在)
ホームページ作成
ホームページ作成の難易度は、15年前に比べて、大幅に下がっています。
簡単にホームページを作成する、いくつかの方法を紹介します。
ジンドゥー
無料でホームページを作成することができます。
ただ、無料だと機能が制限されているので、不自由さはあります。
独自ドメインで運用したいならば、有料のスタートプランぐらいが、ちょうどいいかもしれません。
スマホ向けのデザイン、問い合わせフォーム、Google Mapの設置なども、簡単に行うことができます^^
WIX
WIXも、ジンドゥーと同様に、ホームページを作るサービスです。
無料プランもあるので、まずは無料で試してみてください。
WordPress(ワードプレス)
ワードプレスは、ブログを作成できるツールです。
自分で自由にカスタイズできるぶん、ジンドゥーやWIXよりは少し難易度が高いかもしれません。
私のブログもWordPressで作られています。
私のWordPressの環境は、以下の内容です。
XSERVER
WordPressを動かすサーバーを探しているなら、XSERVERでいいと思います。
値段も安いし、すぐにWordPressを動かせる環境になっています。
Affinger(アフィンガー)
WordPressを上手に効率よく使うためには、有料のテーマを購入することが一番です。
私は、WordPressテーマ 「WING(AFFINGER5)」を使ってサイトを運営しています。
かなり使いやすいテーマなので、オススメです^^
お問い合わせフォーム
お問い合わせフォームや、アンケートを取りたいことがあるかもしれません。
そんな時は、Googleフォームを使えば、誰でも簡単にフォームを設置することができます。
ブログなどのアクセス解析
多くの人が知っているとは思いますが、Google Analyticsを使えば、多くの情報を知ることができます。
AD Ebisというツールもありますが、無料という点を考慮すると、Google Analyticsでいいと思います。
Twitterの運用ツール
Twitterの運用を自動化したいという人もいるかもしれません。
そんな人は、socialdogを使いましょう。
フォロー返し、予約投稿、フォロワー分析といった便利な機能が提供されています。
決済システム
自分でビジネスをやっているけど、クレジットカードの決済を利用したいこともあるはずです。
その時は、Squareを導入しましょう。
誰でも、簡単にクレジットカードを導入することができます。
メール配信
「一括.JP」というサービスを使えば、運用者は楽にメール配信をやれるようになります。
まとめ
この記事では、「プログラミングの仕事内容の変化」と、便利なサービスについて紹介しました。
記事に書いたように、今では多くの便利なサービスがあります。
ビジネスをやりたいけど、上手くITを利用したいという人は、プログラミングを学ぶ必要はありません。
上手くITの技術を利用しましょう。
最後に、2005年の仕事が2020年には、どうなったのかをまとめておきます。
2005年の高単価だった仕事
- ホームページ作成 → WordPress、ジンドゥー
- アンケートフォームの作成 → Googleフォーム
- アクセス解析 → Google Analytics
- ECサイトの作成 → BASE、STORES
- ガラケーの開発 → 消滅
- メールの配信と運用 → 「一括.JP」
改めてこうして見てみると、当時のエンジニアの仕事は無くなっていることがわかります。
でも、新しい仕事は増え続けているので何も問題はありませんね^^
Good luck!