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フィリピン社会から観る男女平等な社会(日本はこれを目指すの?)

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この記事では、私がフィリピン社会で観てきた価値観を元にして、男女平等について書いていきたいと思う。
なぜフィリピンなの?と問われば、フィリピンは「男女平等ランキング2020」において16位であり、圧倒的な上位国であるからだ。
一方の日本は121位なので、フィリピンには大差をつけられている状況。
そして日本で「男女共同参画」を提唱している人はよく、「男女平等ランキングにおいて、日本は下位の国だ。日本は上位を目指すべきだ」と言っているので、上位国はどんな国であるかを私の方から説明したいと思った次第だ。

「フィリピンはそんなに男女平等なの?」と問われれば、私は間違いなく「Yes」と応える。
フィリピンでは、女性は非常に強い存在だ。
まず第一に、一家の大黒柱が女性であることは決して珍しくはない。
20代前半の女性で、すでに一家の大黒柱である女性すらもいる。
フィリピン人女性が強い理由は主に4つある。

  • テレビ、映画、ネットなどを使って若い頃から英語にふれるので、若者の英語力が高い
  • 女性の語学力が高い(一般的に、女性は男性よりも語学力が高いと言われている)
  • 若い女性には性的な魅力がある
  • 女性があまり男性を信用しておらず、自分自身で頑張ろうという意識が強い

これらの理由で、なぜ女性が稼げるようになるのか?
その理由は明らかで、フィリピンで稼げる仕事を見ればすぐにわかる。

  • 医者やパイロット(10万ペソ〜)
  • ITエンジニア(5万ペソ〜)
  • 看護師になって海外で働く(移住先の国による)
  • コールセンターやオンライン英会話の先生(3万ペソ〜)
  • 性風俗(5万ペソ〜)

ちなみにフィリピンの最低賃金はおよそ日給400ペソ(800円)で、月給にすると8,000ペソ(16,000円)です。

医者やパイロットが狭き門なのは説明するまでもないだろう。
ITエンジニアについては、そんなに多くの雇用があるわけでもない。
なんせ最近、できたばかりの職種なので、フィリピンではまだまだ人数が少ない。
結局、多くの雇用が生まれる他の3つの仕事は、全て女性優位の仕事だ。
全てにおいて、「英語力」「女性としての魅力や安心感」が必要とされるので、女性の方が適職だろう。
これらの仕事は最低賃金の何倍も稼ぐことができる。
これを知っている男性が、仕事に精を出すはずもない。
なんせ女性に任せておけば、彼女らが稼いでくれるのだから。。。

こういった状況が何十年(何百年かも?)も続いてきたせいか、「男女の意識の差」というものが確実に社会に浸透している。
すなわち、「稼ぐのは女性」「シッカリするのは女性」という意識だ。
そのため、「フィリピン人男性だけは絶対に結婚したくない」と公言するフィリピン人女性も決して珍しくない。
「男性は役立たずだ!」と言う女性もいるぐらいだ。
そして、男性側もそれを受け入れているフシがある。
散歩をしていると、その辺りでダベっていたりビリヤードをしている中年男性の集団を目にすることはよくある。
そんな光景を目にするたびに、「フィリピン社会の男性はいいな〜」と私は思っている。
だって、そう思いません?
日本で中年男性が集まってその辺りでダベっていたら、確実に警察に通報される。
でも、フィリピンでは何のお咎めもなし。
「昼間から男性がフラフラしていてもOK」というのは、男女平等で確実に必要とされることだろう。

さて、 次に日本に目を向けてみよう。
日本では「一家の大黒柱」は圧倒的に男性だ。
シングルマザーで、仕方なく女性が大黒柱になっているケースはあるかもしれない。
でも、共働きで女性が大黒柱であることは非常に少ないはずだ。
専業主婦は約700万人もいるけど、専業主夫は約10万人しかいない。
この事実が、日本の大黒柱は男性であることを雄弁に物語っている。

日本とフィリピンの状況を把握したところで、「どうしたら日本はフィリピンのように男女平等ランキングで上位に入れるのか」を考えてみる。
まず、この2つは必須だろう。

  • 女性の大黒柱がいることを普通の社会にする
  • 男性がフラフラしていることを許容する社会にする

そのためには、家庭内労働をする人の数を男女均等にしなければならない。
専業主婦が700万人いるならば、専業主夫も700万人いるべきだろう。
次に、「何もしていない男性」に対する警察の職務質問も禁止にすべきだろう。
もっとも、女性に対しても職務質問するのであれば平等だが、男性に対してだけするというのは、男女平等社会には決してふさわしくないはずだ。

他には、「働く女性のための制度改革」も必要かもしれない。
フィリピンでは産休は三ヶ月ぐらいあるけど、育休はない。
そのため、女性はすぐに職場復帰できるというか、職場復帰しなければならない。
これは何も女性に意地悪をしたいわけではない。

単純に、女性を雇う企業側の立場や上司になったらわかる話だ。
産休や育休という大事な理由があろうとも、一年間も会社を休む人に、会社は大事な仕事を任せるわけにはいかない。
産休や育休が長ければ長いほど、大事な仕事は男性の方に流れてしまう。
ということは、産休はどうしようもないけど、育休は短くすべきだ。
もしくは、男性にも長い育休を取らせるべきなのかもしれない。
でも、それはそれで、大事な仕事が独身男性や子供のいない男性に流れるだけだろう。
一番の解決方法は、育休を短くすることだ。
そうすれば、女性も大事な仕事をすることができる。
「じゃあ、育児はどうするの?」という質問はあるだろうけど、それは祖父母や親戚、もしくはメイドを雇うしかないだろう。
男女平等の社会を目指すならば、育児と労働は切り離して考えるしかない。

これらの施策を簡単に言えば、日本人女性の男性化、日本人男性の女性化だろう。
日本人女性は強くならねばならない。
社会からあぶれた男性に対して、社会は優しくならねばならない。
これが、私の考えるフィリピン式の男女平等社会だ。
これは、今、日本が目指している男女平等社会と合致しているんだろうか?
合致していないとしたら、日本はこれからどういう男女平等社会を目指していくのだろうか?

男女平等社会とは、具体的にはどういったものなのか。
このテーマについては、男女が共に真剣に考えていくべきだろう。
10年、20年後になって、「こんなはずではなかった!」と言っても、その時には手遅れなのだから。

最後に、フィリピンハーフで有名な秋元才加のセリフを紹介しておきます(笑)

私の母はフィリピン人で、とても強い女性なんですよ。
フィリピンでは男性があまり働かないので、そのぶん、女性がたくましい。
父方の祖母もちゃきちゃきの江戸っ子ですごく自立した女性だったんですね。

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