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ゴルゴ13で学ぶビットコインとブロックチェーン

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記事の内容


この記事ではゴルゴ13に掲載された「最終通貨の攻防」という話を元に通貨とビットコインとブロックチェーンの本質について、話していきたいと思います。
「最終通貨の攻防」は、ロスチャイルド家っぽい人達が「ビットコインは今の貨幣制度と既得権益を揺るがしかねない」ということに気付いて、ビットコインの発明者を殺そうとする話です。
なぜ、権力者がビットコインを嫌うのか気になる人は、この記事を読み進めて下さい。

ドルを刷っているのはアメリカではなく民間の会社

世界中で最も使われている通貨のことを基軸通貨と呼ばれており、今現在はアメリカドルです。
そのアメリカドルは、アメリカ政府が刷ると思っている人もいるかもしれませんが、実はFRBという民間の銀行がドル紙幣を刷っています。
ということは、その民間銀行の株主達は自由にドル紙幣を刷ることができるので、超大金持ちです。
さらに、勝手に刷ったお金を人に貸して、利子や手数料を掠めとるのが彼らのやり方です。
銀行の高い利子や送金手数料の多くは、彼らの懐に入ります。
そして、その基軸通貨を刷る権利を「武力とゴールド(金)」で確保しています。
ポイントをまとめると以下の通りです。

ここがポイント

  • ドル紙幣を自由に刷る権利を持つ人達がいる
  • 勝手に発行したドル紙幣を貸して、人々から利子を掠めとっている
  • 基軸通貨を刷る権利を「武力とゴールド(金)」で確保している

アメリカのケネディ大統領は、ドル紙幣を刷る権利をFRBからアメリカ政府に取り戻そうとしたので、殺されたとも言われています。
また、アメリカがイラクに侵攻した理由は、イラクがドル紙幣と石油の交換を停止して、ユーロを使おうとしたからとも言われています。
真実は藪の中ですが、紙幣の発行権というものは、それほど価値があるものということです。

利子のせいで日本人は疲弊している

我々は、お金を借りたら利子を払うことが常識だと思っています。
むしろ、思い込まされているのかもしれません。
でも、利子を払うことが常識である理由は、明確にはされていません。
例えば、家を購入するために4,000万円のお金を借りたとして、なぜ5,000万円にして返さなければいけないのでしょうか?
その行為に正当性はあるのでしょうか?
手数料が必要だとしても、4,010万円でもいいかもしれません。

1,000万円を貯めるためには、人によっては10年ぐらいかかるケースもあります。
つまり、その人は10年という時間を銀行に奪われているとも考えることができます。
なぜ、そんなにも多くの利子を払わなければいけないのでしょうか?
利子がもっと安ければ、日本人だけではなく、世界中の多くの人達の生活が楽になるはずです。

ビットコインの理想

ここまで読んだところで、ならず者達が自由にお金を刷って、自由に利子や手数料を設定していることが理解してもらえたはずです。
武力的な圧力がなければ、誰もそのような通貨は使いたくありません。
代わりの通貨があれば、そっちを使ってみたいと思うはずです。
そのために発明されたものがビットコインです。
ビットコインは以下の特徴を抑えています。

ここがポイント

  • 紙幣を必要以上に増やすことができない
  • 送金手数料が安い
  • 人々がそれをお金として認識して、物を購入する時に精算することができる

紙幣が必要以上に増えなければ、富が必要以上に偏ることはありません。
また、利子や手数料が安ければ、多くの人達がローンに苦しむこともありません。
その理想が実現されれば、多くの人達の生活が楽になるはずです。

でも、ならず者達にとっては、自分達の商売を邪魔するコインです。
ビットコインを発明した人は、ビットコインがならず者達から疎まれる存在であることを知っていました。
そのため、世界的な発明であるにも関わらず、発明した人は最初から名乗りでていません。

ビットコインの現実と将来

そんなに素晴らしいものなら、すぐにビットコインを使おうと考える人もいるかもしれませんが、現実的には以下のような問題があります。

ここが問題

  • 価格の変動が大きすぎる。(いつかは安定するかも?)
  • 送金手数料が高い。(これは近い内に解決しそう)
  • 盗まれやすい。(新しいセキュリティの仕組みが必要)

ただし、問題は徐々に解決されつつあり、仮想通貨の仕組みは少しづつ前進しています。
10年前までは存在していなかった仮想通貨の価値は、今では20兆円です。
それほどの勢いで成長しているものは、他には存在しないのではないでしょうか?
そう考えると、次の5年後、10年後はさらに仮想通貨の価値が上がって、1,000兆円ぐらいなっているかもしれません。
勿論、0になっているかもしれませんし、20兆円のままかもしれません(笑)

将来、どうなっているかは別にして、ゴルゴ13を読むと「通貨のあり方」「ビットコインの意義」の一端がわかるのでお勧めです。

ゴルゴ13の漫画はこちらです。


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