記事の内容
Web系のエンジニアになりたいのならば、最初に勉強すべき言語はRubyかPHPのどちらかです。
この記事ではその二つの言語の特徴と、その二つの言語をオススメする理由を説明していきたいと思います。
Web開発に使われれる二大言語
Web系で幅広く使われている言語は、主にPHPかRubyのどちらかです。
正直、どちらから始めても悪いということはありません。
二つの言語は、共にWeb開発で必要な全ての機能を備えています。
また、多くのベテランエンジニアは、両方の言語を使うことができます。
ただし、一応、私はRuby押しです(笑)
二つの言語の特徴を上げておきます。
Rubyの特徴
- Ruby on Railsという10年以上も使われている、世界的に有名なフレームワークがある
- 英語のような文法で、プログラミングを書きやすい
- 日本語のドキュメントが充実している
- RubyとRailsを使えるようになれば、就職しやすい
- クックパッドや食べログで使われています
PHPの特徴
- WordPressという世界的に有名なCMS(簡単にwebサイトを作る機能)がある
- 求人数が多いので、就職しやすい
- 多くのFW(フレームワーク)が乱立しているので、現場ごとにFWを覚え直す必要がある
- Facebookで使われています
Web開発のUI/UXで使われる言語
Web開発では、裏側の仕組みも大事ですが、デザインやUI/UXといった見た目も大事になってきます。
それらを扱う言語は、RubyやPHPではありません。
HTML、CSSといったマークアップ言語と、JavaScriptと呼ばれる言語です。
これらの言語を触る人達は、フロントエンジニアと呼ばれています。
HTML
Webページの構造やコンテンツを作っているのが、HTMLです。
HTMLは、タグと呼ばれるコードを使って記述されています。
CSS
CSSは、デザインやレイアウトを作っています。
JavaScript
JavaScriptは、見た目の動作をブラウザ上で行うために使われています。
その他にWeb開発で必要とされるスキル
Webサービスを作るためには、Linuxやデータベースの知識も必要になってきます。
PHPやRubyに慣れてきたら、この二つも勉強するようにしましょう。
Linux
リナックス、もしくはライナックスと呼ばれるOS(オペレーションシステム)です。
OSとは、コンピュータを動かす基本的なソフトウェアのことで、WindowやMacもOSです。
Web開発の場合には、Linuxと呼ばれるOSを使うことが一般的です。
データベース
データベースとは、データを扱うソフトウェアです。
データベースがよくわからないという方は、最初はAccessやエクセルなどを想像してもらうとわかり易いのかもしれません。
独学でするさいの学習方法
独学で始めるさいの学習方法の入口としては、主にこの二つのサイトを使えばOKです。
そこから先は、自分で何かを作ってみましょう。
いつまでも、サイトの通りに作っていても何も始まりません。
自分でサイトを作って、それを公開するところが、Web開発のスタートです。
ちなみに、お金と時間に余裕がある人は、プログラミングスクールに行くことをオススメします。
無料のプログラミングスクールもあるので、特にそれがいいかもしれません。
Progateのオススメコース
- HTML & CSSコース
- JavaScriptコース
- PHPコース
- Ruby on Railsコース
ドットインストールのオススメコース
- ウェブサイトを作れるようになろう(HTML & CSS)
- JavaScriptから始めるお手軽プログラミング(JavaScript)
- jQueryで一つ上のプログラミング(jQuery)
- PHPでウェブサービスを作れるようになろう(PHP)
- Rubyでウェブサービスを作れるようになろう(Ruby)
まとめ
この記事では、web系の開発でよく使われる2大言語についてまとめました。
記事内でご紹介したように、最近ではRubyやPHPなどの軽量なスクリプト型言語が圧倒的な支持を集めています。
これから、Web系のエンジニアになる人の参考になれば幸いです。
Good luck for your engineer life!