どちらの方がいいでしょうか?
記事の内容
その選択は、やはり、「本人がどちらをやりたいのか」というところが一番、大事です。
ただ、私の方から、選択するさいの道標を示すことはできます。
この記事では、二つの職種のメリットやデメリットについて話していきたいと思います。
二つの職種の説明と特徴
まずは、Webデザイナーとプログラマが使う言語を簡単に説明したいと思います。
職種 | 技術1 | 技術2 | 技術3 | 技術4 |
デザイナー (Web制作) |
html, css | |||
フロントエンジニア | html, css | JavaScript | ||
バックエンドエンジニア | Linux | JavaScript | Ruby、PHP、Javaなどの プログラミング言語 |
MySQL |
次にそれぞれの特徴です。
職種 | 性別の傾向 | 賃金の高さ | リモートの有無 |
デザイナー (Web制作) |
女性が多い | 低い | リモートに向いてる |
フロントエンジニア | 男女 | 高い | どちらでもない |
バックエンドエンジニア | 男性が多い | 高い | リモートに向いていない |
それを図にすると、このようになります。
ただし、傾向ですので、例外もあります。
男性のデザイナーもいますし、高給を稼いでいるデザイナーもいます。
あくまで、参考程度にとらえて下さい。
Webデザインとプログラミングの価値が持続する時間
次に、Webデザインとプログラミングの価値についても説明します。
今のところ、簡単にサイトやデザインを作れるツールはいくつかあり、WixやBootstrapやMobiriseを利用すれば、デザインは昔に比べて簡単にできるようになっています。
便利なツールは今後も開発されていくので、今後もデザインの価値は下がり続けていきます。
また、Webデザインは、新たに参入する人が多いことも一つの特徴です。
デザインをできる人が増えるほど、残念なことに価値は下がってしまいます。
プログラミングの価値も同様です。
便利なツールが開発さることで、簡単に開発ができるようになり、プログラミングの価値が下がっていく傾向にあります。
ただし、参入してくる人が少ないせいか、デザインほどは価値が落ちません。
ちなみに、WebデザイナーがJavaScriptを覚えればフロントエンジニアとなり、デザイナー程には価値が落ちていきません。
それを図にすると、以下のようになります。
ただし、この図は、デザインやプログラミング自体の価値を示しているもので、お金の単価とは直接的には関係がありません。
なぜならば、エンジニアの人達は、一度学んだら終わりではなく、学び続けることで人材としての価値を積む上げることができるからです。
具体例を出して説明すると、AWSのようなクラウドサービスの普及で、従来のインフラエンジニアの仕事の価値は暴落しましたが、クラウドエンジニアに転身した人は、むしろ給料が上がっています。
経験が豊富なデザイナーやプログラマは、IT業界の変化の早さを理解しています。
そのため、AI、AWS、ブロックチェーンといった技術を常日頃から勉強して、新しい付加価値をつけるように努力しています。
そうして、新しい技術にキャッチアップしていける人の場合は、デザイナーやエンジニアとしての価値が上がっていくので、上の図のようにはなりません。
上の図は、一度、デザイナーやエンジニアになってから、勉強しない人の価値を表しています。
まとめ
この記事では、Webデザイナーとプログラマ(エンジニア)の特徴について説明しました。
お金を稼ぐことを優先したい人達もいれば、働く場所を優先したい人達もいます。
この記事が、「Webデザイナーかプログラマのどちらにしよう?」と迷っている人達の参考になれば幸いです。
Good luck with your engineer life!
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