どのように、分類されているのでしょうか?
記事の内容
ネット上には、自分に利益を誘導しようとする人達で溢れています。
そのため、怪しげな情報が多くあります。
この記事では、Webエンジニアになるにあたって、そういった怪しげな情報を避ける方法を紹介します。
私がこの記事を書こうと思った理由は、少しでも多くの人達に、その人達に合った情報が届いて欲しいからです。
Web業界にあるエンジニアの仕事を整理します
まず、最初に以下の図を見て下さい。
これが、Web業界で働く人達の大分類です。
バックエンドエンジニアは、詳細にわけるともっとあるのですが、ここでは省略します。
Web制作エンジニア
特徴
Web制作エンジニアは、主にHP(ホームページ)やワードプレスのカスタマイズをしている人達です。
たまに、jQueryぐらいはさわります。
後はWordPressのカスタマイズで、PHPも少しさわります。
この仕事の大きな特徴は、以下の4点です。
Web制作エンジニアの特徴
- 給与が安い
- リモートワークがしやすい
- 誰でも簡単になれる
- 副業として、お小遣い稼ぎをしやすい
給与の確認
レバテックだと、3年ほどの経験で55万円以下です。
こちらは、40万円/月です。
ランサーズの場合、1件あたりの単価はマチマチです。
ただ、提案数が多いので、かなりの苦戦が予想されます。
フロントエンジニア
特徴
フロントエンジニアは、Web制作もできますが、もっとUI/UXをJavaScriptで表現できる人達です。
そのため、JavaScriptをさわるにしても、jQueryだけでなくES6を使って、ReactやVueといったフレームワークも使います。
フロントエンジニアの特徴
- 給与は意外と高い
- リモートワークがしやすい
- 最近、需要が高まってきている職種
給与の確認
レバテックだと、月額だと50万円弱です。
Reactが使えると、月に80万円です。
バックエンドエンジニア
特徴
デザインはできないものの、JavaScriptから、サーバーサイドで使われるRuby・PHP、データベース、そしてLinuxといったところまで触れるエンジニアです。
私の認識では、バックエンドエンジニアが、Webエンジニアと呼ばれていました。
バックエンドエンジニアの特徴
- 給与は高い
- リモートワークがしづらい
- 最も需要が高い職種(2019年11月では、有効求人倍率が10倍)
給与の確認
レバテックだと、月額で95万円です。
あの有名人はどっち?
ここまで理解したところで、巷にいるインフルエンサーが、どこに属する人達なのか考えてみましょう。
不詳
りゅうけんさん
技術的な発信をしていないので、判断がつきませんでした。
エンジニアではなく、ブロガーなのかもしれません。
Web制作エンジニア
まなぶさん
彼は、発信内容からして、Web制作をメインに行なっていた人です。
そのため、彼の使うIT業界の単語が、時々、間違っていたりします。
バックエンドエンジニア
勝又さん
バックエンドエンジニアの中でも、かなり上位に属するエンジニアです。
メガベンチャーでも働いていた経験があるそうで、これは確かな情報です。
とだこうきさん(東京フリーランス)
本人はフルスタックエンジニアと言っていますし、仕事内容はバックエンドです。
「6ヶ月でリードエンジニアになった」という話を聞いていると、彼は天才肌なのかもしれません。
ただ、ブロックチェーンや機械学習の話はあまりしていないので、どれだけのスキルがあるのかは、よくわかりません。
YouTubeを見ている感じだと、普通のRailsエンジニアです。
営業から転職し、6ヶ月でリードエンジニアになったフルスタックエンジニア。
その後半年でフリーランスとして独立し、ブロックチェーン・機械学習の案件に携わる。
ショーヘーさん(東京フリーランス)
本人はバックエンドエンジニアと言っています。
ただし、スキルはよくわかりません。
ちなみに、30DAYSトライアルで教えている内容は、「Web制作」です。
まとめ
この記事では、主にWebエンジニアとWeb制作エンジニアの違いについて説明しました。
これを読めば、どの職種がどれぐらい稼げる可能性があるのか、よくわかったはずです。
「〜稼いだ」と言うことは、ウソでもつけば、それこそ誰にでもできます。
もし、あなたが天才でもない限りは、稼げるお金はこういった客観的な資料を見て判断しましょう。
また、上記の内容を踏まえた上で、インフルエンサーの話が自分にとって有益なのか、よく考えましょう。
具体的には、以下の内容を確認すべきです。
情報収集をする上で大事なこと
- インフルエンサーの話を素直に聞く
- インフルエンサーの情報が正しいのか、よく確認する
- インフルエンサーは信頼できる人なのか、よく考える
- インフルエンサーのバックグラウンドは確かなのか、よく確認する
- 自分自身がインフルエンサーのようになりたいのか、よく考える
こういった順番で考えていけば、自分のやっていることが、目指している方向から外れるリスクは減るはずです。
最後に当たり前の事実を述べます。
Web制作をやっている人から学べることは、Web制作です。
バックエンドをやっている人から学べることは、バックエンドです。
アフィリエイトをやっている人から学べることは、アフィリエイトです。
自分がどこを目指していて、誰の言葉を聞くべきなのかは、自分の頭でよく考えましょう。
えとみほさんの意見も参考までに載せておきます。
プログラミングスクールは、黎明期は「レベルが低い」といっても「一応Railsやってるし…」という感じだったけど、昨今は昔で言うホームページ作成講座的なものもプログラミングスクールと銘打ってたりするので、ほんとにカオス。わからない人からしたら詐欺に近いものもある。見極め大事。
— えとみほ (@etomiho) October 24, 2019
Good luck with your engineer life!
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