どういった時に、iPhoneやAndroidのNativeアプリを作るべきかは、悩ましいところです。
この記事では、それについて解説していきたいと思います。
本記事の内容
- Nativeアプリを使いたいケース
- Nativeアプリを使うデメリット
- まとめ
Nativeアプリを使いたいケース
アプリ内で位置情報を頻繁に使う時
位置情報を使うことがそのアプリの価値だった場合に、Nativeアプリの方がよさそうです。
加速度計、湿度センサー、カメラ、気圧計を使う時
モバイル端末を使うことがアプリの価値の場合には、Nativeアプリを使うほかに手段はありません。
ユーザーが、サインインをしながら、そのアプリを頻繁に使うような場合。
例えば、FXの取引やメルカリのような場合を想像してみて下さい。
Nativeアプリを使えば、サインインの手間やブラウザのナビゲーションをさけて、リッチなUI/UXを作ることができます。
Nativeゲーム
最近のゲームはかなり高度なので、そういったゲームを作りたい場合は、Nativeアプリを使うべきです。
Nativeアプリを使うデメリット
開発コストの増大
Nativeアプリ用の開発者を集めるために、お金も時間もかかります。
ReactNativeでiPhoneとAndroidの両方を実装できればよいですが、一つ一つをバラバラに実装すると、2倍のコストがかかります。
配布が面倒
アプリに修正があるたびに、リリースするタイミングでプラットフォームのレビューが必要となるので、時間がかかるようになります。
費用
iPhoneアプリを開発するためには、Apple Storeに年間で99$を払う必要があります。
また、Store内で課金をした場合は、売上の30%をAppleやGoogleに払わなければいけません。
テストの複雑さ
iPhoneやAndroidには、様々な種類とバージョンのアプリがあり、開発者はそれらの全てをテストする必要があります。
それは、多大な労力を必要とします。
まとめ
この記事では、Nativeアプリを使いたいケースとデメリットについて説明しました。
スタートアップ企業では、ほとんどのケースにおいて、通常のブラウザのみの開発で良さそうな気がします。
Nativeアプリを使うデメリットは、重い感じのものが多いですね。。。
Good luck for your engineer life!
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