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IT業界では上司があなたのキャリアを考えてくれません【自分のことは自分で!】

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IT業界では、上司はあなたのキャリアを真剣には考えてくれません。
この記事では、その理由と対応方法を考えていきたいと思います。
なお、「私の上司は真剣に、私のことを考えてくれている」と言う人は、この記事を読む必要はありません。

本記事の内容

  • 私がIT業界に入った頃に言われたこと
  • 上司は転職が一般的なエンジニアのキャリアを考えません
  • 多すぎるキャリアプランで上司も悩んでいます
  • 誰かが雑用的なITの仕事をやらなければいけません
  • 辛い目に合いたくなかったら、メンターをつけましょう

私がIT業界に入った頃に言われたこと

私がIT業界に入ったのは、2007年頃です。
私は営業からの転職組みで、IT派遣の会社(今でいうSES)に正社員として働き始めました。
最初の頃に、上司との評価面談で驚いたことは、上司がキャリアプランを全く考えてくれなかったことです。
上司からは、「ジョージさんは、どういうエンジニアになりたい?」と聞かれるだけでした。
私の方から、「会社としての育成プランはないんですか?」と聞いても、なしのつぶてです。
そうして、キャリアプランがないまま、ただただ派遣社員として別の会社に行って、契約が終わったら、別の会社に派遣社員とし行くということの繰り返しでした。

それも、今、思えば当然です。
会社や上司からしたら、私のキャリアなんてどうでもよくて、ただただ、私が派遣をされれば満足です。
なぜならば、それで会社はお金を儲けることができるからです。

そして、フトした時に、半年、一年でコロコロと働く派遣先が変わるのならば、転職をしても一緒やん!と気付いたのが私のキャリアの始まりだったような気がします。

上司は転職が一般的なエンジニアのキャリアを考えません

伝統的な日本の企業だと、終身雇用の名残があり、当たり前のように社員教育が行われます。
新入社員は、これから先、20年、30年と同じ釜の飯を食う仲間です。
また、年功序列で地位も上がっていきやすく、部下の手柄は上司の手柄になります。
そういった条件が揃えば、教育にも力が入るというものでしょう。

一方でIT業界、特にWeb業界のプログラマは、終身雇用ではありません。
転職は一般的で、待遇やストック・オプションにもよりますが、3年から5年も一つの会社にいれば、エンジニアが転職をするのは当たり前とすら思われています。

そういった常識があると、多くのエンジニアは、他人のキャリアや育成なんて考えてくれません。
勿論、たまには親切なエンジニアもいます。
でも、以下の2つの理由もあるので、積極的に教える動機がありません。
むしろ、あまり部下を育てない方向にインセンティブが働きます。

  • 部下のエンジニアが育つと、給料の高い自分がクビにされる可能性がある
  • 部下が育っても、すぐに転職されてしまう

この問題が解決されない限りは、エンジニア教育が上手くいくはずもありません。
先日も、ツイッターで半年ぐらい前に入社したエンジニアが、すでに転職を考えていました。
ただ、その是非について、私がどうこう言うつもりはありません。

多すぎるキャリアプランで上司も悩んでいます

「エンジニアはもっと他人に優しく教えられないの?」と思う方もいると思います。
でも、実は先輩エンジニアも忙しくて、それどころではないという状況です。

今、IT業界は、技術的にも急激に進化しています。
昔ならば、OS、言語、データベース、ネットワークを使うぐらいがエンジニアの仕事でした。
でも、今は専門分野が幅広くなり、それらを勉強していく必要があります。

昔からあった基本的に知っておくべき技術
  • OS
  • プログラミング言語
  • データベース
  • ミドルウェア
  • ネットワーク
ここ5年から10年ぐらいで一般的になってきた技術
  • css、JavaScriptといったフロント周りの技術
  • Androidアプリのための技術
  • iPhoneアプリのための技術
  • ブロックチェーン
  • 機械学習
  • AWS、GCP、Firebaseといったクラウド周りの技術

上記のような新しい技術をキャッチアップするために、エンジニアは必死で勉強をしています。
なかには、数学や英語を勉強し直しているエンジニアもいるぐらいです。
今のITエンジニアは、過去の技術と新しい技術の両方を勉強しなければいけません。
そのため、時間に余裕がないというのが現状です。

それが、後輩の育成に時間をかけるのが難しい理由の一つです。

誰かが雑用的なITの仕事をやらなければいけません

さらに、もう一つの問題があります。
これは、誰が悪いというわけではないのですが、IT業界の中にも雑用的な仕事というものがあります。
雑用的な仕事の例をあげていきます。

  • データや画像を変更するだけの仕事
  • サーバーやネットワークが物理的に壊れた時に修復する仕事
  • バグを直すだけの仕事
  • 変更したデザインを反映させるだけの仕事
  • ちょっとした機能追加

いわゆる、運用・保守と呼ばれる仕事です。
運用・保守は、ビジネス的には非常に大事な仕事なので、欠かすことはできません。
しかしながら、エンジニアからすれば、退屈この上ない仕事です。
さらに、自分のスキルも大して伸びません。

そして、このような運用・保守が任せられる人達は、大体、決まっています。

  • 東南アジアなどのオフショア先
  • 業務委託
  • 新人エンジニア

オフショアの話は置いておくとして、経験の浅いエンジニアが、こういった保守・運用に回されてしまうのは仕方がないと言えます。
なぜならば、会社は雑用的な仕事をやらせるために、新人エンジニアを雇ったからです。

ただ、エンジニアとして上を目指したいならば、新人エンジニアは運用・保守をあまり長く続けるべきではありません。

辛い目に合いたくなかったら、メンターをつけましょう

ここまで、読んだところで、IT業界の複雑な状況を理解していただけたでしょうか?
要するに、みんな自分の生き残りのために必死です。
そして、シニアエンジニアは、新人エンジニアには多くの雑用をやって欲しいと願っています。

こういった状況で、新人エンジニアがシニアにキャリア相談をしても、あまりいい返答は返ってきません。
「運用・保守だと、あなたが成長できないから、他の仕事を一緒にやろう!」なんて、シニアが言うはずもありません
「運用・保守でも勉強になることは沢山、あるから、しばらくはそれを頑張ろう」と言うはずです。

同様に、転職相談もできません。
もし、新人エンジニアがシニアに転職相談をしたら、本人のキャリアプランに関係なく転職を止められるに決まっているからです。

このように、八方塞がりになりがちなのが、新人エンジニアなのかなと思っています。
ハッキリ言って、周りに信頼がおけて、相談ができそうな人がいません。
もし、「俺の上司はそんな人ではない!」と言う人がいれば、あなたは本当にラッキーです。
今の職場を大切にして下さい。

それで、どうするのがベストなのか考えたのですが、外部のメンターをつけるのが一番なのかなと思いました。

そうすればキャリアに迷った時に、下記のような目線で、冷静に将来を見据えたキャリアプランを立てることができます。

  • 今の職場で得られることは本当にないのか?
  • 今の職場でのメリット、デメリットは何か?
  • よい職場に転職できるだけのスキルが本当にあるのか?
  • スキルが無ければ、どこの職場に行っても辛い想いをする可能性があるけど、大丈夫か?
  • 資格を取得して、まずは自分の武器を増やすのはどうか?
  • 転職をし易くするために、英語力を身につけてから、転職したらどうか?
  • エンジニアにも様々な職種があるけど、どれに興味があるか?
    また、どうやって、その職種を目指したらいいか?

最後に、宣伝にはなってしまいますが、mentaというサービスをメンターの応募を受け付けています。
この記事やブログを見て、私に興味が湧いた方はご相談下さい。
私の経験に基づいて、ポジショントークに左右されないアドバイスができます。

あと、自分の職場環境が良いのか悪いのか、おおよそでいいから知りたいという方は、こちらの記事を読んでみて下さい。

Good luck for your engineer life!

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