記事の内容
この記事では、頭山満が言った「一人でいて寂しくない人間になれ」という言葉を紹介したいと思います。
頭山満とは誰なのか?
頭山満とは、戦前では知らない人はいない程の有名人だったそうです。
どちらかと言えば、今でいう右翼の親玉といった感じの人でしょうか?
西郷隆盛の意志を継承して、そして国士として日本のために人生を捧げた人です。
それと同時に、アジアとの交流も図っていて、蒋介石とも交流がありました。
あの蒋介石が、頭山満を尊敬していたそうです。
その頭山満が、晩年になって後進に対して、しばしば言った言葉がこれです。
頭山満も若い時は、人を束ねるために苦労をした時期がありました。
その時の想いが、この言葉に込められていたと言われています。
私がこの言葉を紹介した理由
私なりの、この言葉を解釈を説明します。
「一人でいて寂しくない人間になれ」という言葉は、何も一人になれと言っているわけではありません。
友人や仲間と一緒に、何かをやることは、大いに結構です。
でも、何か大事なことを決める時には、「友達がこう言ってるから、私もそうする」という思考回路で結論を出すべきではありません。
そうではなくて、以下のような手順を踏むべきです。
- 自分の頭でシッカリと物事を考える
- 自分で出した回答に対して、自分なりの理論づけをする
- 自分の回答に自信を持ったならば、周りに何を言われても、それを貫く
国際的に有名なジョークで、日本人に何かをやらせるには、「みんながやっているから、あなたもやりましょう」と言うものがあります。
他の国のパターンは忘れましたが、このジョークは日本人の特徴を端的に表しています。
これは、頭山満の発言とは全く正反対のものです。
投資をやる時の事を考えてみましょう。
みんなが株を買っている時に、買い始める人は、大体、損します。
そして、みんなが興味を持っていない時に「会社の業績を調べて株を買う人」が、株で儲けることができます。
ですから、相場の業界には「人の行く裏に道あり花の山」という格言があります。
コロナでワクチンを接種するかどうかも、同じです。
病気に対する耐性は、人それぞれです。
年配の人、若者、太っている人、痩せている人、基礎疾患を持つ人の免疫力は、人それぞれです。
それなのに、「みんながワクチンを打っているから、あなたも打ちましょう」というのは、おかしな話です。
自分の身体に関する大事なことなのですから、自分の頭でシッカリと考えて打つべきです。
私は、「半年間で有効期限が切れるワクチン」というものに対して、どうしても違和感が拭えないので、ワクチンをまだ摂取していません。
ただし、「2回打てば数年は効果が続くワクチン」が出れば、打とうかなと考えています。
ちなみに、私は肝炎、破傷風、狂犬病、日本脳炎、風疹といったワクチンは打っています。
それでもコロナワクチンを打たないのは、コロナワクチンを打つ理由を、私が納得できないからです。
英語学習についても考えてみましょう。
巷には、「英語学習はキャリアアップのために大事です」という言説であふれています。
でも、それは本当でしょうか?
世界には、英語ができる人はいくらでもいます。
イギリス、アメリカ、オーストラリア、NZ、インド、フィリピンです。
でも、その人達全員の給料が高いかと言えば、そんな事はありません。
インド人やフィリピン人の中には、英語が準ネイティブでも、日本人より給料が安い人は沢山います。
ですから、英語ができるだけでキャリアアップに繋がらない事は明らかです。
英語ができて、さらにそれ以外にもスキルがあることで、キャリアアップに繋がります。
このような当たり前のことを、世間はあまり教えてくれません。
なぜならば、世の中には「英語学習で利益を出している会社」が出稿している広告であふれているからです。
ちなみに、お釈迦様も同じ事を言っていました。
まとめ
この記事では、偉人である頭山満の言葉を紹介しました。
以下のようなタイプに当てはまる人は、改めてジックリと、「一人でいて寂しくない人間になれ」という言葉の意味を考えてみて下さい。
こんな人は要注意
- 「みんながやっているから」が自分の行動原理にある人
- 「みんなが言ってるから」が口癖な人
- 自分がやろうとしている事を、シッカリと理由づけできていない人