記事の内容
今回の記事はただのポエムです。
あるツイートを見てハッとしたことを書きます。
ツイートの中身を要約するとこんな感じでした。
それを聞いた上司が、その女性が音大に行くことや、女性が独身であることについてディスる。
このツイートと周りの反応
このツイートに対する周りの反応は、ほとんどが女性に対して好意的でした。
そして上司は完全に悪者扱いです。
私はその場にいなかったので、どちらが正しいかはわかりません。
でも、そのツイートが事実だとすれば、上司の言い方は確かによくありませんでした。
ただ私が思ったことは、言い方云々より、その女性の将来がどうなるかです。
「音楽の世界は大変なはずだけど、これから食べていけるのだろうか?」という疑問が普通に湧いてきました。
お金持ちではなくて、普通に働いている人の多くは、同じことを思うはずです。
でも、フォロワーは誰もそういったことを伝えません。
その女性を延々と褒めまくっています。
それを見て、改めてインターネットは怖い世界だなと感じました。
なぜ、私は怖いと思ったのでしょうか?
私がそのツイートを見て怖いと思った理由
私はその光景を見て、心底、怖くなりました。
なぜならば、真剣にその女性の将来を考えている人ならば、こう言うはずだからです。
「音大にいったあとは、どうやってお金を稼ぐの?」
「音楽は趣味でやればいいんじゃないの?」
「結婚はどうするの?」
「覚悟はできてるの?」
彼女が音楽でお金を稼げる保証はありません。
将来的には、彼女が貧困におちいる可能性も十分にあります。
ちなみに、絶対に彼女がサラリーマンを続けるべきと言うつもりもありません。
彼女が覚悟を決めているならば、音大に行くこともいいと思います。
何歳になっても夢を追うのは素晴らしいことです!
ただ、インターネットでは誰もそういった心配を口にしません。
無責任に彼女を褒めるか、スルーするだけです。
「褒め殺し」という言葉がありますが、まさしくそういった感じでした。
その時にふと思いました。
これは自分にも当てはまっているに違いない。
つまり、私が何か突飛なことをしても、誰も言ってくれないし、スルーされるだけです。
そう思って、改めて自らの態度を省みることにしました。
フリーランスが必ず持つべき心構え
「大人になれば、周りの人は誰も何も言ってくれない」ということは、良識のある人ならば誰でも知っています。
それでも、同じコミュニティに属している社員同士ならば、多少は注意をしてくれます。
ただ、それがフリーランスならどうでしょうか?
まず間違いなく、周りの人は何も言わないはずです。
注意をして揉め事になることは、面倒なだけです。
おそらくは契約期間までは我慢をして、適当な理由をつけて契約を終了するのではないでしょうか?
もちろん、契約を終える時に、本当の理由も言いません。
「ありがうございました。本当はもっと一緒に仕事をしたかったけれども、仕事がなくなったので契約を終わらせて下さい。」
こういった丁寧な言葉と笑顔で契約を終了するはずです。
そう考えると、フリーランスの人は、常に自らを省みて自己否定をするぐらいがちょうどいいのかもしれません。
フリーランスでいる限りは、決してこの心構えを忘れるべきではないと思います。