記事の内容
「プログラミングを始めたいけど、何から手をつければいいのかわからない」という人は多いと思います。
この記事では、初心者の方で、そういった疑問を持つ人へのアドバイスをしたいと思います。
これだけは止めよう!
まず、最初に「絶対にやるべきではないこと」を伝えます。
これだけは、やってはいけない!
- 私が尊敬する〇〇さんが作ってる教材(10万円)だから、購入する
- TV、YouTubeなどの広告でよさそうだったから、プログラミングスクール(30万円)に通う
この2つは、IT業界でよく問題になっている話題です。
「教材の購入」自体はいいのですが、何もわかっていない初心者の状態で、いきなり5万円以上の高額な製品を購入すべきではありません。
購入する前にやるべきことがあります。(後ほど、詳しく説明します)
基本的には誰が何を購入してもいいとは思いますが、詐欺のような話を放置しておくと、業界に自浄作用がないと思われてしまいます。
そういった意味でも、私は警鐘を鳴らしていきたいと思います。
プログラミング学習の流れ
下記のチャートが、私が考える理想のプログラミング学習の流れです。
このチャートは、「初心者がなるべくお金を使わないでいいように」と考えたものです。
では、実際に、このチャートについて、詳しく説明していきたいと思います。
初心者は何もわかっていない
まず、第一に言いたいのですが、「初心者はプログラミングについて、何もわかっていません」。
プログラミングについてわかっていないことは、別に恥ずかしいことでも何でもないのですが、これは事実です。
ですから、最初はあまりお金をかけずに、プログラミングを知ることから始めましょう^^
では、どうやってプログラミングに対する理解を深めればいいのか?
その際にオススメするのが、下記の3つの教材です。
オススメする教材
- Progate(約1,000円/月)
- ドットインストール(約1,000円/月)
- Udemy(セール時だと、約2,000円)
- Recursion(約月額7,000/円)
お手頃価格ですし、どれもわかりやすいことで評判の教材です。
これら3つの教材の優劣に関して、私から特に言えることはありません。
「どれも素晴らしい」の一言です。
しいて言うならば、Progateが一番、やさしい教材かもしれません^^
Udemyの動画教材については、この記事にまとめています。
興味がある方は参考にして下さい。
コンピュータサイエンスを学びたい人には、Recursionがオススメです。
IT業界にも様々なジャンルがあります。
いくつかの教材を勉強した後は、朧げながら、自分がやりたいことや勉強すべきジャンルが見えてくるはずです^^
それがわかってから高額な教材を購入したとしても、決して遅くはありません。
IT業界のジャンル
- PHP、Ruby、Javaエンジニア(バックエンドエンジニア)
- JavaScriptエンジニア(フロントエンジニア)
- iOS、Kotlinエンジニア(アプリエンジニア)
- HTML、CSSのエンジニア(Webデザイナー)
- ネットワーク、サーバー(インフラエンジニア)
IT業界のジャンルについて詳しく知りたい人は、この記事を読んで下さい。
プログラミングかWebデザインのどちらをやるか迷っている人は、これらの記事を読んで下さい。
プログラミングに限らず、業界のことについてあまりわかっていない人は、最初に高いお金を払うことは止めましょう。
それは英語学習や料理の世界でも同じです。
初学者に、いきなり高いお金を払わせようとする人には、十分に気をつけるべきです!
お金を貰いながら勉強する選択肢もあります
プログラミングの勉強をする際には、みんなお金を払うことばかり考えがちです。
でも、実はお金を貰いながら勉強をする方法もあります。
もちろん、これには条件があります。
以前に1年以上?は働いたことがあり、失業給付金を貰える期間である人です。
(ルールは時々、変わるのでハローワークの人に尋ねて下さい)
この条件に当てはまる人は、職業訓練校に行けば、勉強をしながらお金を貰うことができます。
こういった国の制度をうまく利用しましょう^^
無料のプログラミングスクールもあります
あまり知られてはいませんが、無料のプログラミングスクールも、かなりあります。
例えば、「42 Tokyo」というスクールは、かなり人気みたいです。
無料のスクールも有料のスクールも、大して質に変わりはありません。
通える条件が満たされているならば、無料のスクールに行きましょう^^
無料のプログラミングスクールについては、この記事にまとめています。
有料のプログラミングスクール
職業訓練校や無料のプログラミングスクールに通えなくて、最後に考えるべきなのが有料のスクールです。
いまや、多くのスクールや高額教材が乱立しており、どこがいいのか、あまりわかりません。
担当の先生次第なところもあるので、Aさんが「Webキャンプは素晴らしい」と言ったとしても、Bさんは「Webキャンプはクソだった」と言うかもしれません。
ですから、この時点では、自分が尊敬する人を信じてお金を払うのもいいと思います^^
後悔のない選択をして下さい。
オンラインのプログラミングスクールについては、この記事にまとめました。
まとめ
プログラミングに限らず、何かを学習する過程は、大体、似通っています。
おおよそ、このような流れなのではないでしょうか?
何かを学ぶプロセス
- まずは少し体験してみる(少ない費用)
- 自分がやりたいことを勉強する(大きい投資)
- その道のプロを目指す(お金を稼ぐ)
具体的な例でも考えてみます。
英語を学ぶプロセス
- オンライン英会話で勉強する(少ない費用)
- フィリピン留学に行く(大きい投資)
- 欧米留学に行く(さらに大きい投資)
- 通訳者になる(お金を稼ぐ)
料理を学ぶプロセス
- 寿司、和食、洋食、中華の違いを理解した上で、独学で勉強する(少ない費用)
- 自分が極めたい料理学校に通う(大きい投資)
- 寿司屋で働く(お金を稼ぐ)
プログラミングも全く同じです。
プログラミングを学ぶプロセス
- プログラミング、Web制作、デザインの違いを体験しながら勉強する(少ない費用)
- 自分がやりたいプログラミングスクールに通う(大きい投資)
- エンジニアとして就職する(お金を稼ぐ)
この記事を読んだ人が、お金を無駄にすることなく、後悔しないでプログラミング学習を進められることを切に祈っています。
間違っても、「2」のプロセス(大きい投資)からいきなり始めないようにして下さい^^
Good luck with your engineer life!