記事の内容
この記事では、「お金持ちの教科書」を読んで、感じたことを書いています。
多くの人は漠然と「お金持ち」になりたいと願っていますが、願っているだけでは決して「お金持ち」になることはできません。
でも、この記事を読んで「お金持ちの考え方」を理解すれば、あなたもお金持ちになれるかもしれません^^
お金持ちの定義
そもそも、お金持ちとは、どういった人なのでしょうか?
人によって、その定義は異なるかもしれないので、いくつかの例を出してみます。
- 1億円の資産(現金、土地、不動産)を持っている
- 1億円の現金を持っている
- 3億円の資産(現金、土地、不動産)を持っている
- 3億円の現金を持っている
どれも、お金持ちに見えますが内容は異なります。
なぜならば、土地を持っていても、逆に固定資産税を払うだけかもしれません。
不動産も賃貸収入がなければ、何の意味もありません。
それでは、仮に資産の合計が1億円であっても生活は楽ではありません。
では、どうばればお金持ちとみなされるのでしょうか?
それは、我々の生活費から逆算して計算することができます。
例えば、日本で生活することを考えてみます。
日本での1年間の生活費は、300万円ぐらいです。
その300万円を安全に稼ぐための金融資産は、1億円ぐらだと言われています。
なぜならば、安全にお金を稼ぐことができる利率が3%ぐらいだと言われているからです。
ということは、いつでも動かせる1億円を保持している人を、「お金持ち」だと考えることができます。
ただし、300万円の生活ではリッチに見えないから、1千万円ぐらい欲しいと考える人もいるかもしれません。
その場合だと、お金持ちだとみなされる金融資産は、3億円かもしれません。
お金持ちの定義の導き方
- 日本での1年間の生活費を算出(約300万円)
- 安全にお金を稼ぐための利率を算出(約3%)
- 安全に300万円を稼ぐために必要な額は、1億円
- 「いつでも動かせる1億円」を持っている人がお金持ち
また、住んでいる場所がフィリピンならば、「お金持ち」になるための額は異なります。
日本のお金持ちになるためには1億円が必要でしたが、フィリピンならば5千万円で済みます。
お金持ちの定義の導き方
- フィリピンでの1年間の生活費を算出(約150万円)
- 安全にお金を稼ぐための利率を算出(約3%)
- 安全に150万円を稼ぐために必要な額は、5千万円
- 「いつでも動かせる5千万円」を持っている人がお金持ち
お金持ちの特徴
次に、お金持ちの特徴を見ていきたいと思います。
お金持ちは、友達がいない
お金持ちになると、友達が少なくなると言われています。
その理由は主に二つあります。
会話が合わなくなる
1つ目の理由は、普通の人とお金の使い方が異なるので、会話が合わなくなるからです。
ローンに苦しんでいるサラリーマン同士で、意気投合?している時でも、お金持ちの人には関係がないので、どうしても話が合わなくなります。
他にも、子供への教育費、旅行へ行く回数など、全てが異なります。
それでは、話が合うはずもありません。
時間の使い方が異なる
もう一つは、お金持ちと普通の人とでは時間の使い方が異なるからです。
お金持ちは、常に自分の時間を時給換算して考えています。
1億円を3%で運用する人の時間の価値は、「年間で300万円」です。
10億円を3%で運用する人の時間の価値は、「年間で3千万円」になります。
1日を8時間労働にして換算すると、時給1万5千円です。
友達とお茶をしながら2時間を過ごせば、3万円のお金を失うことになります。
その3万円を失うことを嫌がる人が多いようです。
あと、お金持ちの人いわく、普通の人はいつも会話が同じだそうです。。。
友達と会っても昔話だったり、ワイドショーのネタばかりというのは、確かによくある話ですね。
お金持ちは、全て自分のせいにする
人間は、他人のせいにする天才だと言われています。
何があっても、自分のせいにしたくないのは、人間の性だとも言えます。
でも、「お金持ち」の人は違います。
すべてを自分のせいだと認めることができます。
例えば、以下のような例はどうでしょうか?
これは、誰のせい?
- 他人に10万円を貸したけど、返ってこなかった
- 裏切りにあって、会社を乗っ取られた
- 地震で家が倒壊した
多くの人は、全て相手のせいにしたくなるはずです。
でも、お金持ちの人は以下のようい考えます。
お金持ちの考え方
- 他人に10万円を貸したけど、返ってこなかった → 貸した自分が悪い
- 裏切りにあって、会社を乗っ取られた → 相手を信じすぎた自分が悪い
- 地震で家が倒壊した → 保険をかけていなかった自分が悪い
お金持ちは、モノや仕組みに興味がある
多くの人は「人」に関心を持ちますが、お金持ちは「仕組み」に関心を持ちます。
仕組みに興味を持つということは、相対化をすると言い換えることができます。
そして、類似のパターンを見つけて、普遍化します。
お金持ちになるためには、「お金持ちの人」に対する関心を持つことより、「お金持ちになった人が作った仕組み」に関心を持って模倣する必要があります。
そう考えると、「仕組みに興味を持てる人」は、お金持ちになれるかもしれません。
お金持ちは、若者に説教などしない
お金持ちの人は、わざわざ、若者に説教などしません。
なぜならば、説教などしたところで自分の利益にならないのは勿論のこと、相手に意図が伝わる可能性も低いからです。
「好きなように頑張って」とアドバイスをするのが、お金持ちの人です。
なぜならば、自分が好きなようにやってお金持ちになった人が多いからです。
ちなみに、巷には若者に説教したがる大人が多くいます。
そして、その多くの人は、「お金儲けはよくない」と言います。
それもそのはずで、彼らは、「自分がお金がないこと」に対して不満を持っているからです。
彼らの言うことを聞いていては、決してお金持ちになることはできません。
お金持ちは、貧乏人と付き合わない
お金持ちの人は、貧乏人とは付き合いません。
なぜならば、貧乏人はお金と心に余裕がなく、合理的な考え方ができないからです。
これは、私も経験したことがありますし、世間でもよく聞く話です。
サロンの運用をする時に、あえて有料にして、ユーザーにフィルターをかけるという話もそれと同じです。
なぜならば、無料で誰でもOKとすると、ユーザーの質が悪くなるからです。
利益を目的にした有料ではなく、ユーザーにフィルターをかけるため有料ということです。
また、「安い金額で仕事を依頼してくるクライアント」と「高い金額で仕事を依頼してくるクライアント」では、安い金額で仕事を依頼してくるクライアントの方が要求が厳しいこともあります。
なぜ、こういったことが起きるのかと言えば、お金に余裕がない人は心にも余裕がないからです。
お金持ちの人は、貧乏人というよりは、「心に余裕がない人」と付き合いたいとは思いません。
お金持ちが、言わないNG発言
「その人には才能があったから」
お金持ちの人の話を聞いた時に、「その人には才能があったから成功したんでしょ」と返す人もいます。
でも、この発言をする人は決してお金持ちにはなれません。
確かに、そのお金持ちには才能があったのかもしれません。
でも、そのお金持ちから、凡人である我々が盗める「行動パターン」や「考え方」もあるはずです。
我々はむしろ、そのパターンを見つけて、できるだけ模倣することを考えるべきです。
「それは成功した人の話でしょ」
この発言をする人は、その金持ちは「たまたま成功した人の一人に過ぎない」と言いたいわけです。
これも先程の話と同様です。
そのお金持ちは、たまたま成功したのかもしれませんが、その中に参考にできる「行動パターン」や「考え方」があるはずです。
小金持ちになる方法
ここまで読んできたところで、「具体的には、どうやったらお金持ちになれるのか?」と考えている人もいるかもしれません。
実は、その方法はシンプルです。
「支出」を減らして、「収入」を増やしましょう。
人生の3大出費は、住宅・自動車・保険です。
まずは、これらの出費を見直すことから考えましょう。
住宅は、新築にこだわる必要はないはずです。
また、あなたが都会に住んでいるならば、車は必要ないかもしれません。
次に収入です。
収入は、本業・副業・投資の3つの柱を持つようにしましょう。
お金持ちになる方法
- 本業で成果を出して、お金を稼ぐ
- その成果を元に副業を始める
- 貯まったお金を投資に回す
まとめ
この記事では、「お金持ちの考え方」とお金持ちになる方法について説明しました。
「あれ、こんなことでいいの?」と思った人もいるかもしれませんが、逆に考えると「こんなこと」すらも、多くの人はできていないから貧乏なのかもしれません。
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