記事の内容
アメリカのウォルマートが、ブロックチェーンを使ったシステムを開発中です。
この記事では、そのシステムを紹介します。
スマートパッケージ
アメリカの小売大手であるウォルマートは、ブロックチェーンを利用した配送システムの特許を出願しています。
ブロックチェーン技術が、「荷物の中身」「荷物の場所」「荷物の周りの環境」などを記録しておくことで、ドローンのような自動配達システムと連携することを可能にするようです。
荷物の配送において、荷物が雑に扱われないかと不安に感じたことは、誰にでもあるはずです。
もしくは、夏の暑い時期には外気温が気になることもあるはずです。
そんな時に、荷物への衝撃や外気温がブロックチェーンに記録されることで、自動的に中身を守るような仕組みがあれば、配送の世界は大きく変わるはずです。
食品流通管理システム
ウォルマートはIBMと組んで、中国市場における豚肉トレーサビリティーの実証実験を開始しました。
中国における食品偽装問題は深刻だったのですが、ブロックチェーンを使うことで、問題の解決をしようと試みています。
サプライチェーンの構成者である畜産農家、処理業者、物流業者、小売業者間で各プロセスの食品情報をブロックチェーンプラットフォーム上に記録して共有します。
それによって、豚肉に付けられた追跡コードを読み取ることで、26時間かかっていた情報の追跡が数秒に短縮されたそうです。
まとめ
この記事では、アメリカの小売大手であるウォルマートのブロックチェーンに関する2つの取り組みを紹介しました。
ブロックチェーンを使うことで、我々が生きる世界は、より良くなりそうですね!
Good luck!
この記事が面白かった人は、こちらの記事も読んでみて下さい。