記事の内容
「アメリカのグーグルで契約社員が平等な待遇を要求」というニュースを見ました。
これを見て、私が思ったのは、「グーグルにも雑用的な仕事があるんだな」ということです。
それについて、私が思ったことを書きたいと思います。
Googleにも雑用的な仕事がある
このニュースによると、Googleで働く契約社員は、全社員の半分にも上るそうです。
(ここでいう契約社員は、別の会社を通して、Googleで働いているようなので、日本でいう派遣社員のようなものかもしれません。)
そして、仕事内容については、以下のように書かれています。
- 食事の提供
- プログラミング
- 自動運転車のテスト
食事の提供は、業種が異なる仕事な気がするので、契約社員なのは仕方がない気がしますね。
気になったのは、残りの2つです。
プログラミングと自動運転車のテストは、立派にエンジニアの仕事です。
(テストはQAチームかもしれませんが)
でも、これをワザワザ、契約社員に任せているということは、きっと難しい仕事ではないのでしょう。
ただ、難しい仕事ではないにも関わらず、Googleの正社員はその仕事を手掛けないし、自動化もしないというのが興味深いところです。
雑用的な仕事は全力で避けよう!
さて、Googleにすらある、以下に当てはまる仕事には、どう対応したらいいのでしょうか?
- 正社員がやる価値はない
- 自動化することはできない
- 誰かがやらなければいけない
Googleでは、それを契約社員に任せていましたが、契約社員の数が全従業員の半数以上になると、さすがに不満が出てきたようです。
日本の会社では、その仕事を派遣社員、SES、新人エンジニアなどに任せます。
他の記事でも少し触れたのですが、エンジニアは、「やりたくない仕事」とは適度な距離で付き合わなけれないけません。
すなわち、「その仕事をやりたくありません」と言うのではなく、一度は引き受けた上で、後になってから「長くはその仕事を続けたくありません」と言うのがベターです。
もし、その仕事を長く続けてしまうと、思うようにエンジニアとしてのキャリアアップを望むことはできません。
まとめ
何でも自動化しようとするGoogleですら、「つまらないけど大事な仕事」からは逃れられないということがわかりました。
これからエンジニアを目指す人は、その仕事の存在を忘れずに、上手に付き合っていくようにしましょう。
この記事の中で、契約社員の人達は以下のような声明を出しています。
これは、我々にも言えることなのかもしれません。
もし、我々が黙っていたら、扱いはいつまでたっても変わらない
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