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30代からプログラミングを始めることは可能なのか?【頑張ればギリギリセーフ】

更新日:

エンジニアは人気の職種だと聞いていますが、若い人達が多い印象です。
30代から始めても間にあいますか?


私は10年ぐらい前、ITがそこまで流行りではない時期に、20代後半でエンジニアになったので、30代の人が不安になる気持ちはよくわかります。
この記事では、30代からエンジニアになるさいの注意点や、具体的にエンジニアになる方法を説明していきます。

本記事の内容

  • 2030年までは、エンジニアが不足するという大前提
  • 日本は高齢化社会になるので、4、50代の活躍が期待されている状況
  • 30代からの転職の不安材料は杞憂です
  • エンジニアになる具体的な方法
  • プログラマ35歳定年説を知っていますか?

2030年までは、エンジニアが不足するという大前提

記事やニュースなどで知っている人もいるかと思いますが、今、エンジニアは世界的に不足しています。
日本においても、エンジニアの不足数は経済産業省の公的な資料で試算が出されており、2020年には約30万人のエンジニアが不足するそうです。
また、10年後の2030年には最大で約79万人のエンジニアが不足する可能性があります。

日本は高齢化社会になるので、4、50代の活躍が期待されている状況

この図は、2010年、2020年、2030年のエンジニア数の予測も含めた推移です。
2030年を表す黄色のグラフを見て欲しいのですが、50代でも10万人以上のエンジニアが働いています。
一般的な常識だと2010年の青色のグラフなので、エンジニアは2、30代の人の職種だというイメージがついています。
でも、これからの日本社会では、20代から50代まで、幅広い年齢層がエンジニアとして働くことを期待されています!

30代からの転職の不安材料は杞憂です

上記で説明したような状況なので、以前に比べると、間違いなく30代の人でもエンジニアになりやすい状況になっています。
でも、それでも不安に感じている人もいるはずです。
30代からのプログラマーへの転職は、何で不安になるのか、一つ一つ説明していきたいと思います。
よくよく考えると、どれも大した問題ではないので大丈夫です。

  • 転職することで年収が下がる
  • 30代になると記憶力が衰える
  • 30代は即戦力が求められる
  • 30代になると採用が厳しくなる
  • エンジニアになれなかったらどうしよう
転職することで年収が下がる

年収が下がることは残念ながら、避けられないことだと思います。
転職すれば年収は300万台からスタートでしょう。
でも、年収が下がることは一時的なものだと、私ならば考えます。
なぜならば、エンジニアのような職人系の仕事だと、経験が積み上がっていくからです。

その理由を説明するために、介護職と比較してみます。
最初の1、2年は、エンジニアも介護職も、年収は300万円ぐらいだとします。
エンジニアが、そこから5年ぐらいの経験を積めば、500万から600万の年収を目指すことが可能です。
でも介護職の場合だと、5年後でも給料はあまり上がりません。
それは介護職の場合だと、2年の経験と5年の経験を比べた場合に、スキルに大きな違いがないからです。
これが、「経験が積み上がる仕事」と「積み上がらない仕事」の大きな違いです。

また、最初の1、2年の年収が低いからといって、エンジニアを止める人もいますが、むしろ、それはチャンスだと捉えて下さい。
誰でも簡単になれる仕事に対しては、リターンはありません。
諦める人もいるからこそ、そのハードルを乗り越えた人にはご褒美があります。
5年間、働きながら勉強しつつ、転職をしていけば、年収はまず間違いなく上がっていきます。

30代になると記憶力が衰える

私は、30代になってから、記憶力を問題に感じたことはありません。
むしろ、勉強に対するモチベーションが明確になったせいか、記憶力があがった気がします。

学生時代の勉強は、何に使うかわからなかったので、全く楽しくないし、積極的に覚える気になれませんでした。
でも、社会人になってからの勉強は、使う目的が明確になっているからこそ、それに対して勉強をします。
受け身な勉強と積極的な勉強を比較した場合に、どちらの方が物事を覚えやすいかは言うまでもありませんね。

他の側面から見ても、年齢は、記憶力にはあまり関係がないように思えます。
なぜならば、若宮正子さんという80歳のiPadエンジニアもいるからです。
若宮さんは、80歳になってからプログラミングを始めました。
その偉業?が称えられて、AppleのCEOであるティム・クックとも会談しているぐらいです。
彼女の80歳という年齢と比べれば、30代ごときで、記憶力を理由にしてプログラミングを始められないと言うべきではありません(笑)

また、最近はシニア向けのプログラミング事業などもあるそうです。

京都府精華町から依頼を受け、18年末ごろから1月まで、シニア向けプログラミング講座を主催してきた。受講生は60―70代の約20人。アンドロイド向けアプリの開発を進めており、今後随時リリースしていく。

30代は即戦力が求められる

30代は即戦力が求められるというのは、年収が高いケースには、確かに当てはまります。
でも、年収が300万の人の場合は、見習いなので決して即戦力ではありません。
会社によっては、30代の見習いエンジニアのための枠があるので大丈夫です。

30代になると採用が厳しくなる

30代になると採用が厳しくなるという事実は、現実的に存在します。
なぜならば、企業のルールというよりは、自分より年上を雇うことを嫌がるマネージャーがいるからです。
ただし、エンジニア不足の現状を考えると、採用されることは普通にあります。
将来的に見ても、エンジニアは移民などで簡単に増やせる職種ではないので、他業種に比べれば採用されやすいと言えます。

エンジニアになれなかったらどうしよう

30代になって職種を変える人は、そういった不安を持つことは当然です。
今までの経験を捨てて、新しい世界に飛び込むのは誰しもが怖いものです。

私は無責任に、人の適正を考えずに、「エンジニアが最高」と言うつもりはありません。
まずは最初のステップとして、現職で働きながら、Progateやドットインストールなどを使って、プログラミングを始めてみましょう。
そこで、ある程度の向き不向きはわかるはずです。
向いてないと思ったら、エンジニアになることは素直に止めておくべきです。

もう一つの伝えておくべき事実があるのですが、エンジニアは生涯、勉強をしていかなければいけません。
一度、エンジニアになったら、そこで終わりではありません。
エンジニアには、ずっと勉強していく覚悟が求められます。
その代わりに、勉強をやり続ければ、きっとよいエンジニアになれるはずです。

エンジニアであることを辞めていった人達」という記事を書きました。
こちらも合わせて読んでみると、自分がエンジニアとしてやっていけるかどうかが、わかるかもしれません。

エンジニアになる具体的な方法

不安を乗り越えた人は、下記で説明する、エンジニアになる具体的な方法を読んで下さい。

自分のエンジニア適正を判断するために、実際に手を動かしてみよう

まずは学習サイトに沿ってプログラミングを始めてみましょう。
最初は、ProgateやPaizaといったブラウザベースのサイトがいいかもしれません。
これらのサービスを使えば、プログラミングがどういったものなのか理解できます。
実際に手を動かして、プログラミングを書くことが大事です。

就職も斡旋してくれるプログラミングスクールに通おう

独学で勉強してみて、イケるかも?と感じた人は、次にプログラミングスクールに通うことを考えてみましょう。
特に金銭的な負担を考えると、無料のプログラミングスクールがオススメです。
就職斡旋もついてると、なおよしです。
無料のプログラミングスクールは怖いと言う人もいますが、そんなことはありません。
むしろ、無料でプログラミングを学べて、就職もさせて貰えることに感謝すべきです。
ただし、その就職先がよいとは限りませんので、そこは修行だと思って1、2年は耐えましょう。
エンジニアは、なによりも実務経験を持っていることが重宝されます。
その1、2年の間に、資格の勉強をして、確かなスキルと経験を身に着けて、再度、転職をするのが一人前のエンジニアになる近道です。

実務未経験のエンジニアは一年で会社を辞めていいの?【1年で辞めた方が1000万円は得】

Geek Job

Geek Jobの場合は最初に12万円を払って、もし、転職が成功すれば、12万円がキャッシュバックされます。
こういったサービスを利用して、お金を節約するのはアリだと思います。
20代の場合は無料なので、それと比較すると30代にはハンディがあります。
でも、本人の努力次第では、ハンディをカバーできるはずです。

申し訳ございません、「転職コース」につきましては、基本的には20代の方を対象とさせていただいております。
ただ、一旦「学習コース(120,000円(税抜き))」にご参加いただき、その後就 職支援をさせていただくことは可能です。
※もし当社がご紹介する求人で就職がきまりましたら、事前にいただいておりました学習コースの料金を全額キャッシュバックさせていただきます。(実質無料となります)

webcampPro

webcampProを選ぶという選択肢もあります。
「受講完了後、3ヶ月以内に転職・就職できない場合は全額返金しています」とのことなので、安心してスクールに通えます。
転職先がブラックな可能性も0ではありませんが、その場合はさらに転職することをお勧めします。
IT業界では、転職は普通の話です。
ブラックな環境だとしても、経験を積めることはラッキーです。
一年ぐらいたったら、サッサと次の会社にいきましょう。
IT業界では、これぐらいの精神的なタフさが求められます。

ネットビジョンアカデミー

ネットビジョンアカデミーは、未経験からITエンジニアを目指す方にネットワークエンジニアになることをオススメしている学校です。

就職する前提ですが、講座代、テキスト料等は一切無料で受講できます。
最初に保証金などを3万8千円払うだけで、研修、就職活動中の2ヶ月間シェアハウスの賃貸も無料みたいです。

無料で勉強ができて、資格の勉強もできるって最高ですね!
自分が未経験者なら、確実に飛びつきます。
ネットワーク周りやCCNAレベルの知識なら、Webエンジニアにも必要な技術です。
ネットワークは興味がないという人もいるかもしれませんが、IT業界に入るならば、持っていても全く損はない知識です。
ネットワークエンジニアとして知識を得たら、AWSなどを勉強してクラウドエンジニアになるのが、今だと稼げるキャリアパスになると思います。

ProEngineer(プログラマカレッジ)

プログラマカレッジは、東京に通える人限定で、年齢制限も30歳以下なようです。
ただし、その人の能力次第では例外もありえるので、まずは問い合わせてみて下さい。
31歳になったから駄目という区切りを自分でしてしまうと、少しもったいないので。
プログラマカレッジは、卒業後には就職をする必要があります。

このスクールも無料なので、気になる方は、こちらのページから登録してみて下さい。

自分のポートフォリオを作成しよう

プログラミングスクールに通ったあとは、すでに自分では何かを作成できる能力が身に付いているはずです。
自分の能力を会社にアピールするために、自分で作ったプログラミングをQiitaやGithubにアップロードしましょう。
経験年数が豊富な人でも、成果物のアップロードを怠っている人を見かけますが、あまり得策ではありません。
転職時に苦労しないように、常日頃から自分の作品作りを心掛けましょう。

プログラマ35歳定年説を知っていますか?

表題とは直接の関係はないのですが、参考になるかもしれないので、10年以上前にあった「プログラマ35歳定年説」というものをお伝えします。

2006年当時、私がまだ20代のエンジニアだった頃に、当時のマネージャーからよく言われたエンジニアの生存戦略は、「プログラマは35歳になったら、プロジェクトマネージャーにならなければいけない。
そうでないと年収は低いままだろう」という内容でした。
ソースコードを書く作業は(いくらでもいる)若い人達に任せて、もっと難しいプロジェクトマネージャーを目指せということです。
ソースコードを書くことにおいて、なぜ若い人と経験ある人の間で成果に差がつかなかったのかは不思議です。
もしかすると、実際に成果に差があっても人月商売が一般的だったので、区別がつかなかっただけかもしれません。
いずれにせよ、そういった先の見えない不安の中で、私は無我夢中になって設計、プログラミング、インフラ、プロジェクトマネージメントなど、都度、必要とされることをやってきました。
他人との差別化のために英語も勉強しました。

そして、自分が35歳になった頃には、「プログラマ35歳定年説」というものは、もはや一般的では無くなっていました。
むしろマネージメントができる人より、ソースコードを書ける人が重宝されいる節があります。
何が言いたいのかと言えば、「IT業界における価値観の変遷」がいかに大きいかということです。

これから先の10年で、IT業界に起こることは、予測はできたとしても、確実なことは何一つありません。
しかしながら、勉強したことは着実に私達の中に積み上がっていきます。
「10年後はどうしよう?」という不安は、30代の方だけではなく誰もが持っている不安です。
そんな中で私達ができることは、エンジニアになることを止めることではなく、勉強を積み重ねて、どのような未来にも対処できるエンジニアになることだと私は信じています。

Good luck for your engineer life!

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