先日、靖国神社に行って正式参拝をしてきました。
正式参拝は2千円かかるものの、厳かな気持ちになれるので、なかなかオススメです。
(通常の参拝は無料です)
その後に、靖国神社内にある遊就館に行ってきました。
遊就館は歴史博物館みたいなもので、安政の大獄から大東亜戦争(太平洋戦争)の終わりまでに関する説明があります。
ちゃんと見て回ると1時間半以上はかかります。
零戦、回天、大砲、鎧など、様々な戦争に関する遺物があります。
そんな中で、私の心を打ったのは、そういった兵器ではなく、もっと身近なものでした。
兵器は日常生活から外れすぎていて、なかなか現実味を感じられないのかもしれません。
一つ目は、戦後、日本人がシベリアに誘拐された時に、刑務所の中で作った麻雀牌です。
小さな手製の麻雀牌でした。
収容所生活において、麻雀が少しでも慰みになったのでしょう。
2つ目は、兵隊が採集した貝殻です。
紫がかった小さな巻き貝は、私がフィリピンで採集した貝殻と全く同じでした。
拾った時の状況は全く違うものの、「貝殻を見た時に感じた、自然を美しいと想う感情」は同じだったのかと思うと、急に親近感がわいてきました。
時代は違えど、同じ日本人が、戦地に居たことがリアルに伝わってきました。
そして、それと同時に「平和の有り難さ」「疚しさ」「先人への感謝」といった様々な気持ちも浮かんできました。
上の画像は兵隊が採集したもの、下の画像は私が採集したものです。
今の日本の平和の礎は、80年以上前に、先人達が戦った大東亜戦争によって築かれています。
先人達の多くは、人生をまっとうすることなく、道半ばで亡くなりました。
日本人のために戦った先人達の想いを知り、それを将来に繋げることこそが、今の日本を良くするのではないでしょうか?
先人達が、どこからか今の日本人を観ているような気持ち・感覚を大切にして、私は生きていきたいと思います。
最後に、「インドネシアの人々が証言する日本軍政の真実」という本に書かれていた一文を紹介しておきます。
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