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どうやら、今後の日本には移民が大量にやってくることが確定したようです。
それによって、給料面でどういったことが起きるのか、3つの階層にわけて予想したいと思います。
低賃金労働者の給料の推移(予想)
2018年ぐらいになって、都内のコンビニで働く店員の多くは移民になりました。
そして移民の流入 が止まるどころか、右翼政権と呼ばれた安倍政権が移民受け入れの拡大に舵を切りました。
右翼とはいったい、なんなんでしょうか(笑)
個人的にはかなりビックリしましたが、それほど産業界からの移民の要望が強いのでしょう。
これからの人口減社会の中で、低賃金労働者の給料が上がっていく可能性もありましたが、これで完全に希望は断たれました。
そういった状況の中で、これからの移民の推移を予想していきたいと思います。
数字は概数です。
低賃金で働く日本人;3000万人→2500万人
低賃金で働く移民 ; 300万人→800万人
このように、減っていく日本人を移民で補充するようになるのではないでしょうか?
日本人の給料は、300万前後をウロウロしつつ、移民は290万ぐらいを稼ぐようになるはずです。
「日本人の給料が高くなる→移民を追加」という流れがずっと続きます。
移民が来ることによって、日本人の給料は常に下方への圧力を受けます。
この流れは、移民が母国で稼ぐ年収が290万に近づくまで続きます。
「移民が母国で稼ぐ年収」が「移民が日本で稼ぐ年収」と同じになれば、移民は日本に来なくなるでしょう。
ホワイトカラーの給料の推移(予想)
移民は低賃金労働者だけかと思っていましたが、違う気配もでてきました。
ホワイトカラー層の移民も受け入れるかもしれません。
なぜならば、日本の内需が先細りになることは明らかなので、日本企業は英語を話せる人材を欲しているからです。
こちらも予想です。
移民の数は、こちらも800万人程度だと思います。
ただし、ホワイトカラー層として日本に来るのは母国では優秀層です。
英語、日本語、母国語を話せるような能力の高いアジア人が、日本にやってきます。
油断していると、多くの日本人は配置転換という名のリストラにあうかもしれません。
日本人の給料は、500万前後をウロウロしつつ、移民も500万ぐらいを稼ぐようになるはずです。
「日本人の給料が高くなる→移民を追加」という流れが続きます。
この流れは、移民が母国で稼ぐ年収が日本と同じ500万に近づくまで続きます。
「移民が母国で稼ぐ年収」を「移民が日本で稼ぐ年収」を大幅に越えるようになれば、移民は日本に来なくなるかもしれません。
ただし外国人にとって、日本には給料以外の魅力もあります。
優秀な中国人で、「日本の給料は安いし、母国の勝ち組と比べて稼いでいるとは言えないけど、日本は住みやすい」と言っている知人を知っています。
競争社会に疲れている外国人は、多少は給料が下がっても、日本に住みたいと思うかもしれません。
いずれにせよ、優秀なアジア人と競うことになるホワイトカラーの人達は、辛い思いをするはずです。
一部のアジア人は、日本人より稼ぐかもしれませんね。
ITエンジニアの給料の推移(過去の推移と未来の予想)
ITエンジニアの場合に限っていえば、少し事情が異なります。
なぜならば、10年以上前から技術者の移民やアウトソーシングなどが一般的だったからです。
つまり、すでに移民社会になっているのがIT業界と言えます。
下のグラフは2000年ぐらいからの年収状況を示しています。数字は概数です。
日本人エンジニアの年収は400万-500万ぐらいをずっとウロウロとしていました。
中国や韓国から移民が来るし、中国へのアウトソーシングも一般的だったので、日本人の給料が上がるはずもありません。
ところが、2012年頃からアメリカでのITエンジニアの給料が上がり始め、それに続いて中国、韓国、日本といった主要国家のITエンジニアの給料も上がり始めました。
今の状況では、日本はエンジニアをアジアの国から呼びたくても、簡単に呼ぶことはできません。
少なくとも安い賃金で呼ぶことは不可能です。
超優秀な人はアメリカに行きますし、普通に優秀なエンジニアは母国でもチヤホヤされるからです。
わざわざ日本に来ようとは、なかなか思いません。
日本人エンジニアの数は、今は100万人ですが、これから減り続けます。
移民で来るITエンジニアの数は、おそらくは常に3万人前後ぐらいだと思います。
日本では、ITエンジニアはますます、希少になっていきそうですね!
今後もITエンジニアの給料は上がり続けるかもしれません。
Good luck with your engineer life!
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