でも、空港のレートは悪いことが多いので、何とかならないでしょうか?
それは私も、常々、思っていました。
この記事では、その問題を解決するためのトラベルプリペイドカードを紹介します。
本記事の内容
- 海外専用トラベルプリペイドカード「MoneyT Global」
- NEO Money
- ATMにクレジットカードが吸い込まれるリスクについて
海外専用トラベルプリペイドカード「MoneyT Global」
このカードを使うのは、メリットしかありません。
MoneyT Globalって何?
新生銀行グループのアプラスが運営している海外専用プリペイドカードです。
入会費・年会費・口座管理手数料、カード発行手数料は全て無料です。
日本国内で入金して、海外で使うことができます。
日本国内では、お金を引き出すことはできません。
ちなみに、以前の運営会社は株式会社JTBでしたが、2018年7月以降にから株式会社アプラスに変更になったようです。
現地の「VISA」マークがついているATMで、お金を引き出すことができる
空港では、多くのATMを目にしたことがあるはずです。
VISAやPLUSのマークのついてATMで、現地通貨を引き出すことができます。
そのATMは、世界200以上の国にあり、約260万台もあります。
ATMの一覧は、このサイトで検索することもできます。
引き出し手数料もかかるのですが、それでも空港レートで両替するよりはマシです。
ただ、当然のことながら、一回に引き出す額が多い方が得なので、まとまった金額を引き出すようにしましょう。
ご利用の都度、ほぼリアルタイムで利用内容と残高の通知が来るので、安心して使うことができます。
ショッピングやレストランでも使うことができる
海外のVisa加盟店で、残高の範囲内ならサインするだけでショッピングやレストランなどでのお支払いができます。
サポート体制
MoneyT Globalでは、海外旅行者に限らず海外に不慣れな人に非常に心強い、JTBの「JTB海外トラベルデスク」によるサポートを享受できます。
日本人旅行者に人気の世界40都市に現地トラベルデスクが立地し、日本語で対応してもらえます。
トラベルデスクには現地事情に詳しいスタッフが常駐しており、緊急時全般の案内サービスを受けることができます。
また、何かトラブルがあった場合には、MoneyT Global会員サイトから利用停止の手続きを行うことができます。
何らかの事情で、トラブルデスクと連絡が取れない場合でも、これならば安心できます。
13歳以上の人なら、誰でも使えます
お申込み者が未成年者の場合、取引目的(利用目的)を含めて親権者の同意が必要なようです。
また、カード利用者と入金をする方が異なる場合は、必ず代理人登録を行う必要があります。
その他
カードの有効期限は5年間なので、そこだけは注意しておきましょう。
もし、そのカードを使わなくなった場合は返金(振込手数料はかかります)にも対応しているので、安心して使うことができます。
NEO Money
NEO Moneyとはセゾングループが運営しているプリペイドカードです。
基本的にはMoney Globalとは変わりません。
VISAやPLUSのマークのついてATMで、現地通貨を引き出すことができます。
サービスの停止もNEO MONEY会員専用サイトで行うことができます。
ただ、NEO Moneyの場合は、国内でも使えるのが大きな特徴です。
ATMにクレジットカードが吸い込まれるリスクについて
途上国で海外のATMを使っていると、クレジットカードが戻ってこないというリスクを経験した人もいるはずです。
そういった時に、メインのクレジットカードでキャッシングをしているとリスキーです。
でも、海外での引き出し専用のプリペイドカードならば、そのサービスを止めるだけで、他の日常生活には影響がありません。
海外に旅行に行く人は、上記のサービスを使うことをオススメします。
ただ、現地のATMで引き出し上限が設定されている場合もあるので、大金を必要とする時は、プリペイドカードでは難しいかもしれません。