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成長曲線とお金を稼ぐ話

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俺は大人になってから、正直、自分は何でも、やればできる人間だと気付いた。
料理、テニス、囲碁、水泳、ゴルフ、野球、サッカー、空手、ヨガ、茶道、合気道、フリーダイビング、プログラミング、英語など、やれば何でもできるようになれる。
こう書くと、「お前は自信過剰だ、野球やサッカーのプロになれるのか?」という質問が飛んできそうだ。
その答えは簡単で、俺は今からプロにはなることはできない。
でも、野球やサッカーを楽しめるレベルには到達することができる。

俺が言いたいことは、 それなりの時間をかければ、何でも「それなりのレベル」には到達することができるし、「それなりのレベル」で十分なケースがほとんどだと言うことだ。
それを要約すれば、「自分は何でも、やればできる人間だ」という文章になる。
これを読んだ人は、「なんだ、そんなことなら俺でもできる」と思う人は沢山、いるに違いない。
もしかしたら「え、そんなレベルで、なんでもできる」なんて発言しちゃってもいいの?と疑問に思う人もいるかもしれない。
その辺りの判断は人それぞれでいいけど、こういう話を図で整理して説明したいなと思ったので、この記事を書いている。
ついでに、年収とAIとの関係についても説明したい。
では、実際に図で説明していきたい。

まずは基本的な「時間とスキルの関係」を示した成長曲線のグラフから。
時間軸を大まかに、基礎を積む時間、成長する時間、マスターする時間の3つに分けている。

ポイントは以下の3つだ。

  • 基礎を積んでいる時間は、投下した時間に対して、なかなか成長を感じられない。
  • 成長する時間になると、投下した時間に対して、グングンと成長していく。
  • マスターする時間になると、投下した時間に対して、ほとんど成長しなくなる。

「百里を行く者は九十を半ばとす」という諺があるけど、これは経過時間の最後の方には、あまりスキルの成長を感じられないことを意味している諺だろう。

これまでのグラフを見たところで、「物事を極めるのは何でも難しから、始めからやることは諦めましょう」と思ってしまうのは非常にもったいない。

大体のことは、「それなりのレベル」になれば、それなりにモノになるようになっている。
例を出して説明すると、以下のようなものは全て、「それなりのレベル」だ。
「それなりのレベル」であっても、周りの人からは「あの人はそれが得意なんだ」と思われることは間違いないだろう。

  • 空手や合気道の初段レベル
  • 囲碁や将棋の初段レベル
  • テニスで楽しめるレベル
  • ヨガのインストラクター
  • フリーダイビングで水深40mまで潜る
  • TOEICで800点、英検準1級ぐらい
  • 簿記で2級を取る
  • 草野球を楽しめるレベル
  • エンジニアとして就職して年収600万円ぐらいを稼ぐ

プロレベルの例も書く。
このレベルになるには、どの分野でも大変だ。

  • 空手や合気道で道場を運営する
  • 囲碁や将棋のプロになる
  • テニスのプロになる
  • ヨガでスクールを運営する
  • フリーダイビングで水深100mまで潜る
  • 英語を生業にして仕事をする
  • 簿記で1級を取る
  • プロ野球選手
  • GoogleやAmazonで働くエンジニアになる

次に、このグラフと年収の話も説明する。
エンジニアになれば、数年かけてそれなりのレベルになれば、年収500〜600万円ぐらいには、すぐに到達できる。
でも、そこからさらに勉強してスキルを上げていったとしても、年収1千万円、2千万円には、なかなか到達することができない。

野球選手の場合は、かなり高いレベルに到達できたとしても、それでも年収600万円ぐらいだ。
そこからさらに高いレベルに到達できた人だけが、年収1億、10億円といった報酬を得ることができる。
スキルの差は微差であっても、年収には数倍もの差がある。
例えば、3割のヒットを打つ打者と4割のヒットを打つ打者とでは、素人から見れば大した差はない。
でも、それが微差であっても、年収にすると10倍以上の差がつくことも決して珍しいことではない。

これから、何か新しいことを始めてお金を稼ぎたい人は、始める前に「スキル、経過時間、年収」の関係を示したグラフを作ってみることをオススメする。
年収を考える時のポイントは以下の点だ。

  • 「それなりのレベル」に到達している人は、約何人いるのか?
  • 「それなりのレベル」になれば、どれぐらいの年収を稼ぐことができるようになるか?
  • 「プロレベル」に到達している人は、約何人いるのか?
  • 「プロレベル」になれば、どれぐらいの年収を稼ぐことができるようになるか?

これらの事を考えておけば、きっと今後の助けになるはずだ。
参考までに、俺の好きなフリーダイビングのグラフも紹介したい。
マイナーなスポーツは、かなり辛いことがわかる。

最後にAIについても説明する。
AIが得意なことは、「決まった物事を自分で学習すること」だ。
それをグラフ上で言えば、横の「経過時間」を無限に費やすことができる。
なぜならば、人間の脳は疲れてしまうけど、AIは疲れるということを知らないからだ。
AIは時間をかけて勉強をすることで、どこまでも能力があがっていく。
それを図にすると以下のようになる。

自分が戦っている舞台が、AIに影響を受ける分野か、影響を受けない分野かを知ることは、自分の将来を知る上で重要なことだ。
上で挙げたスキルをAIに影響を受けるか、受けないかで分類してみる。

AIの影響を受ける。

  • 囲碁や将棋のプロになる
  • 英語を生業にして仕事をする
  • 簿記で1級を取る

AIの影響を受けない。

  • 空手や合気道で道場を運営する
  • テニスのプロになる
  • ヨガでスクールを運営する
  • フリーダイビングで水深100mまで潜る
  • プロ野球選手
  • GoogleやAmazonで働くエンジニアになる

この分類は、今後の数十年を生きていく上で、我々の人生に必ず影響を与えるはずだ。
この記事では、スキルと経過時間の関係、そしてこれからの社会でAIがどのようにそれらに影響していくのかを説明した。
誰かしらの将来の助けになってくれたら嬉しい。

 

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