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情熱、スキル、市場が重なりあうところを見つけよう【好きな仕事が見つかるかも?】

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将来、何をしたらいいのかわかりません。
どのように、将来の仕事を決めたらいいでしょうか?
できれば、好きな仕事をしながら、生きていきたいと考えています。

記事の内容


将来的な仕事は、情熱、スキル、市場の三つのバランスを考慮して決めたらよいと思います。
「好きな仕事」とは、「自分が情熱を注げる仕事」と同意だと思いますが、それで生きていくとなると、やはり他の要素のことも考える必要があります。
この記事では、その詳細について説明していきたいと思います。

三つのバランスを考えよう

理想の仕事は、以下の図のように、三つが交わるところが理想です。
自分がその仕事に情熱を持てて、スキルも十分にあり、市場規模が大きいことが理想です。
このような状態であれば、仕事は遊びであり、遊びは仕事と似たような感じになってきます。

私の場合はエンジニアがメインの仕事ですが、週末に時間を作って自分のアプリを作成したりもします。
自分ではそれほど、プログラミングに情熱を持っているとは思っていませんでしたが、週末だけの時間でアプリを作れるというのは、他の人に比べれば、かなり情熱がある方なのかもしれません。

では、どうすれば、このような金脈を見つけることが出来るのでしょうか?
それには、時代の流れを読む必要もありますが、自分自身に「自分が情熱を傾けられることは何か?」と問いかける以外に方法がない気がします。

自分の金脈の在り方は様々です。

この三つの関係をいくつかの具体例を交えて見ていきます。

私のプログラミングに関するキャリア

プログラミングは、今でこそ大人気ですが、10年前は人気ではありませんでした。
当時は、プログラマは35歳で定年と言われていましたし、かなり苦しいキャリアでした。
「いつまでもコードを書いていても仕方がないよ」なんてよく言われたものです。
10年前の状況を図に表すと、以下のようになります。
10年前は、私には情熱とそれなりのスキルはありましたが、市場はないという状況でした。
それから10年後に、たまたま市場が育ったので、自分にとっては最初に紹介した図のような金脈ができました。
この経験から、市場規模は、変化するということがよくわかりました。

ある合気道家のキャリア

塩田剛三先生の内弟子で、オーストラリアに渡って大成功している合気道家がいます。
彼がオーストラリアに渡った理由は不明ですが、最初はかなり苦労したと思います。
当時で、戦後60年ぐらいが経っていたとはいえ、日本は敗戦国です。
敗戦国のアジア人から、格闘技を学びたいと思う白人がどれぐらいいるでしょうか?
体格もかなり違うので、色々な工夫をされたことだと思います。
でも、日本という場所から離れたことで、市場を独占することができたのが功を奏しました。
その先生のキャリアを図にすると、このようになるはずです。

市場こそは拡大していませんが、情熱とスキルを拡大して市場を独占することで、自らの金脈を作りあげました。
アスリートの人は、こういった形で金脈を見つける人が多いように思います。

介護や保育士のようなキャリア

介護や保育士のように、政府から補助金が出ている業界は将来的にも成長しません。
つまり、以下の図のような状況がずっと続きます。
これでは、いくら情熱やスキルがあったとしても、残念ながら金脈ができることはありません。
ただし、これらの市場が補助金を貰うことを止めて、会社が独立して運営するようになれば、市場が大きくなる可能性は十分にあります。

出光興産の創業者のキャリア

出光佐三さんが、油関係の仕事を始めた頃は、油の需要は、ほとんどありませんでした。
当時、日本で走っている車は100台ぐらいだったそうです。
でも、10年、20年後には石油産業は急成長して、金脈を作り上げました。
出光さんは、見事に市場の拡大を予見しましたね!

金脈は最初から存在しているわけではない

図を見てわかることは、他人の金脈は、決して自分の金脈ではないということです。
例えば今だと、プログラミングは人気があり市場規模が大きく、これからも市場は拡大する予定です。
そして、情熱とスキルがある人にとっては金脈です。
でも、あなたにプログラミングに関する情熱がなく、またスキルを身に付ける気持ちがなければ、以下の図のように、ただただ市場が大きいだけです。
その市場で頑張るよりは、「自分の情熱を傾けることができる何か」に力を注いだ方がいいかもしれません。

他の重要な点は、誰もが最初から金脈を見つけてはいないということです。
多くの人は、最初は三つの内の何かしらが欠けている状況の中で、10年以上の歳月をかけて、自分の金脈を見つけています。
「10年後に市場が変化した結果、たまたま、それが金脈になった人」や「情熱とスキルで小さな市場を独占している人」のどちらかのパターンです。
最初から金脈を狙って、楽な人生を歩もうとするのは、なかなか難しいのかもしれません。
なぜならば、そんな場所があれば、誰もが殺到して、金脈では無くなってしまうからです。

まとめ

この記事では、自分にとって理想の仕事を見つけるための考え方を説明しました。
自分では仕事だとは思わずに取り組める役割を、社会に中に見つけられたら、それが理想の仕事です。
情熱、スキル、市場が重なり合う場所を見つけられたなら、仕事こそが人生を豊かにしてくれるものに変わります。
「仕事は人生を奪うものではなく、人生を豊かにしてくれるもの」という考え方こそが、今の日本人にとって、一番、必要なことかもしれません。
この記事を読んだ人が、自分の理想の仕事を見つけられることを祈っています!

Good luck!

この記事は、こちらの本を参考にして書きました。

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