「床屋に髪を切るかどうかを尋ねるな」という言葉を聞いたことはありますか?
これは有名な投資家であるバフェットの台詞です。
なぜならば、髪を切ることが職業である床屋に「髪を切った方がいいですか?」と尋ねたら「勿論だよ」という応えが返ってくるのは当然だからです。
でも、もし親しい友人に「髪を切った方がいいですか?」と聞いたら「まだ、髪を切る必要はないんじゃない」という応えが返ってくるかもしれません。
床屋は、お金を取得する立場です。
お客は、お金を払う立場です。
「お金を取得する立場」と「お金を払う立場」の間での会話は、あまり公平ではないという事がわかります。
逆に言えば、お金が発生している場合の会話は、あまり信頼できないと言うことです。
これを読んだ人は、「そんな事はわかってます」と思うかもしれません。
でも、本当でしょうか?
いくつかの例を考えてみましょう。
- 英語を学ぶ必要はありますか?
- コロナワクチンを打つ必要はありますか?
- 女性は働くことで、本当に輝きますか?
- コーヒーは健康にいいですか?
- お酒は健康にいいですか?
- コオロギを食べる必要はありますか?
英語
メディアやネットで、色々な人達が「英語は重要」と言っています。
でも、そう言っている人達の大半は、英会話学校、英語留学、オンライン英会話などの関係者です。
もちろん、英語力はあるに越したことはありません。
でも、英語を学ぶのには、時間とお金が必要です。
それらを費やした上で、自分にどのようなメリットがあるか考えたことがありますか?
もし、そのメリットが素晴らしいのであれば、英語を勉強をする価値はあります。
でも、そうでなければ、英語を勉強した所で、渋谷などで英語を話せるアルバイトの店員になるだけです。
英語関係者は、お金を取得する立場です。
お客は、お金を払う立場です。
英語関係者の広告やステマには、安易に騙されないようにしましょう。
コロナワクチン
コロナワクチンは、本当に必要だったんでしょうか?
2023年/4月ぐらいになって、コロナワクチンの副作用が、ようやく騒がれ始めています。
でも、そんな情報は、海外のメディアやTwitterでは、かなり前から疑惑がささやかれていました。
では、なぜこんなにもコロナワクチンの必要性が喧伝されていたのでしょうか?
それは、日本政府が製薬会社に大金を払ってコロナワクチンを購入したからです。
そして、日本政府の役人が、アメリカの製薬会社から賄賂を貰っている可能性は、十分にあります。
疑惑ベースですが。。。
日本政府やアメリカの製薬会社は、お金を取得する立場です。
病院も、お金を取得する立場です。
日本国民は、お金を払う立場です。
日本政府や病院関係者の説明は、安易に信じないようにしましょう。
コロナワクチンを打つにしても、もう少し慎重になってもいいはずです。
過去には薬害エイズ事件というものもありました。
厚生労働省が常に正しいわけではありません。
女性の社会進出
女性の社会進出は、ここ40年ぐらい、ずっと喧伝されていました。
それによって、企業は安い労働力を手にして、政府は税収を手にしました。
日本政府や企業は、労働力を取得する立場です。
女性は、労働力を提供する立場です。
それはそれで、いいのかもしれませんが、それによって女性は幸せになれましたか?
女性が働くのは、一向に構いません。
でも安易に働いて、その結果、不幸になっていたとしたら、それはただ利用されただけです。
自分の頭で、シッカリと考えましょう。
コーヒー
コーヒーは、本当に健康にいいのでしょうか?
一定の間隔で、一日一杯のコーヒーは〇〇という記事が出てきます。
でも、その記事には根拠があるのでしょうか?
ただの広告ではないでしょうか?
コーヒーの企業は、お金を取得する立場です。
お客は、お金を払う立場です。
コーヒーを飲むにしても、安全性は、ちゃんと自分の頭で考えましょう。
お酒
お酒は適度な量であれば、百薬の長とも言われていました。
でも、本当に健康にいいのでしょうか?
最近の研究では、少量でも健康に悪いという話が出てきています。
酒造メーカーは、お金を取得する立場です。
お客は、お金を払う立場です。
お酒を飲むにしても、安全性は、ちゃんと自分の頭で考えましょう。
コオロギ
コオロギを食べる必要は、本当にありますか?
タンパク質であれば大豆でもいいし、ブラックバス、ティラピアといった繁殖しやすい魚でもいいはずです。
昆虫食は本当に必要ですか?
もし、今から昆虫食が流行れば、すでに準備している企業は大儲けできます。
昆虫食は、ただのステマなのではないでしょうか?
まとめ
この記事では、いくつかの例を出しながら、「お金を取得する立場」と「お金を払う立場」の話をしました。
繰り返しにはなりますが、お金が発生している場合の会話は、あまり信頼できません。
みんな自分では、ステマだと言いません。
わからないから、ステルス・マーケティングと呼ばれています。
でも探してみれば、世の中はそのような広告で、溢れています。
世の中のステマには、十分に気を付けましょう。