共産主義は、失敗をした。
出光佐三が考える、その理由をこの記事で紹介します。
そして、そこから得られる教訓は何だろうか?と私なりに考えました。
共産主義が失敗した理由を一言で言えば、「悪平等」。
共産主義では「全ての人は平等である」とみなして人を扱ったが、それは人の尊重を忘れた人間否定だった。
人間を否定して、上手くいくはずもない。
出光興産では、人を平等に扱うわけではなく、人に対して公平に接して、上手くいった。
出光興産は、悪平等ではなく、機会平等だったということだと思います。
一応、共産主義の功績も認めている所が、興味深いです。
昔の資本主義は、そんなに悪かったのでしょうか?
そして、出光佐三は、キリスト教と共産主義は、人間否定という点で一致していると述べています。
キリスト教では、人間を神様扱いして、人間否定をしている。
共産主義では、人間を平等にあつかって、人間否定をしている。
人間の様々な性質や性格を考慮せずに人を扱っているという点では、確かに両方とも人間否定をしていますね。
そう考えると、最近の男女平等な思想も、人間否定という点では全く同じです。
無理に、能力が異なる男女を平等に扱おうとすることで、人間を否定しています。
アファーマティブ・アクションなどは、悪平等の最たるものです。
男女は、誰がどう見ても別物です。
男女平等思想は、危険なカルトでしょう。
数10年後には、必ず失敗しているはずです。
思想 | 結果 | |
キリスト教 | 人間を神様として扱おうとする | 人間否定 |
共産主義 | 人間を平等に扱おうとする | 人間否定 |
男女平等 | 男女を平等に扱おうとする | 人間否定 |
この記事は、この本を参考にして書きました。
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