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仕事の幸福度をグラフで説明します

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日本では、フリーランスと公務員の幸福度が高いそうです。
それは、なぜでしょうか?

記事の内容


誰しもが漠然ながらも、「公務員は幸せそう」と感じていますが、その理由を説明するのは躊躇するはずです。
この記事では、その理由を図解しながら、わかりやすく説明をします。

公務員の幸福度が高い理由

人間の幸福度は、安心感が高いと高まります。
公務員はその典型です。
公務員は仕事をマニュアル通りにこなすだけで、裁量は特にありません。
そのため、やり甲斐や自己実現を感じることはあまりありませんが、責任もありません。
その変わりに、定年までの収入と生活が保証されています。
定年が65歳、70歳とドンドンと伸びていく中で、その安心感は大きな幸福感に結びついています。

今ですら定年が70歳なのですから、30年後には定年が75歳、80歳ぐらいまで伸びている可能性は多くの国民が感じています。
そんな時でも、公務員だと仕事が保証されている可能性が高いのですから、幸せを感じやすいのは納得です。

フリーランスの幸福度が高い理由

人間の幸福度は、やり甲斐を感じている時にも高まります。
そのため、好きなことを生業にしているフリーランスの幸福度は高くなる傾向にあります。
さらに言えば、フリーランスは働く場所、時、そして人を選ぶことができます。
嫌な人と付き合う必要はありませんし、バカンスを一ヶ月とっても誰にも文句を言われることはありません。
サラリーマンだと、職場でおかしな人に出会ってしまうと、それだけで相当なストレスになります。
また、サラリーマンの長い休みは、せいぜいGWの10日間ぐらいなものです。
そう考えると、フリーランスの幸福度が高い理由もよくわかります。



今の若者が管理職を目指さなくなった理由

幸福度とは別に、せっかくなのでこのグラフを使って、若者が管理職を目指さなくなった理由も考えてみたいと思います。
といっても、その理由は簡単で、昭和に比べて安定感は下がり、自己実現もしづらくなったからです。
グラフで見ると、左下にスライドしています。
大企業も永遠には続かないという事実は、シャープ、東芝、富士通、NECなどを見て、多くの人が知るところとなっています。
また、サラリーマン社長の多い日本企業が、リスクをとって海外に進出するという話も聞きません。
そうして、会社での自己実現を諦めて、プライベートに自己実現を求める若者が多くなりました。
それが、若者が管理職を目指さなくなった理由です。

将来的には、日本企業の沈没と共に、ますます、そういった傾向が強くなっていきそうです。
企業が左下にスライドする傾向は特に変わっていないので、今は大企業でも、10年後には、ブラック企業のゾーンに入っていても何らおかしくはありません。

やり甲斐搾取の構造

やり甲斐搾取の構造についても触れておきます。
グラフを見てもらうとわかりますが、「やり甲斐のあるバイト」は、幸せゾーンに限りなく近いところにいます。
むしろ、バイトをしている本人は普通に「自分は幸せ」と感じているかもしれません。

社員は巧みに「責任感」というキーワードを出したり、感謝の意をバイトに伝えます。
しかし、バイトはいつでもクビを切られるので安定はしていませんし、賃金もあまりよくありません。
人が幸せを感じる仕組みを理解して、やり甲斐搾取にはハマらないように気をつけましょう。

スキルのあるエンジニアは最高かもしれない

自分の職種であるWebエンジニアは、グラフのどこに位置するか考えてみました。
スキルがあれば仕事は安定していますし、仕事にやり甲斐も感じます。
そうすると右上に位置することになります。
そう考えると、仕事に関して言えば、誰よりも幸せなのがWebエンジニアなのかもしれません。

この記事を書くにあたっては、この本を参考にしました。

幸せについてより詳しく知りたい人は、この記事を読んで下さい

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